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コロナで判明!サラリーマンにとって満員電車は無駄なストレスだった

そろそろ緊急事態宣言解除の兆しがみえてきましたね。みなさんいかがでしょうか?解除とともにリモートワークが終わってしまう!という人もいますよね。今回初めてリモートワークされた方、感想はいかがでしたか?

今回はアフターコロナもリモートワークをやめるべきではない理由について書いていきたいと思います。

2016年、会社にかけ合いリモートワークが始まった

2015年の秋、その時休暇でひとり訪れていたスリランカで「世界中を巡りながら仕事がしたい!」と思い立ちました。帰国した週にすぐに直属の上司に相談しました。もともとリモートワークなどに関係した媒体を運営していたため、直属の上司も賛成してくださって、トップを説得してくれました。よく年から私のリモートワーク人生が始まりました。

さらっと書いてしまいましたが、会社にリモートワークをかけあうなんていう人は私の周りにいなかったため、上司に相談する前はかなり緊張しました。

通勤時間 往復2時間✖️260日=520時間=約21日間を無駄にしている

私がリモートワークをかけあったひとつの理由は時間です。特に自分の人生に通勤時間という無駄な時間があることが許せなかったから。

朝は始発だったため座っていけたものの、電車は満員で乗車している人々は無表情or辛そうな顔。なんかねその光景がすごーくバカバカしく思えたんです。なんだこの国民総参加のM我慢大会は?と。帰りもだいたい満員電車。私はほんとーに満員電車がいやで、それを紛らわすためにほとんど毎日お酒を飲んで帰っていました。こんな生活を変えたかったんですよね。ちなみに毎日少しでも飲酒をしているとガンのリスクが5%上がるらしいので、過去の私のようなみなさん、どうぞご注意を!

通勤時間をフライト時間に変えた

私の場合はリモートワークに切り替わった日の朝には空港にいました。そこから会社員としては1年ちょっとリモートワークを行い、2018年には海外のクライアントと出会い、フリーランスとしてのリモートワークが始まりました。


【2016年渡航歴】1月 マレーシア(クアラルンプール,ランカウイ島)タイ(リペ島、ハジャイ、バンコク)3月 スペイン(バルセロナ、バレンシア、マラガ、ミハス、グラナダ、マドリッド)4月 スイス(ジュネーブ)フランス(アヌシー)イギリス(ロンドン、ウィンブルドン)5月 台湾(台北・九份)6月 タイ (バンコク、チェンマイ、プーケット)8月 スイス(ジュネーブ)フランス(アヌシー)イギリス(ロンドン、ウィンブルドン)イタリア(ローマ)12月 中国 (北京) メキシコ (メキシコシティ,カンクン、イスラムヘーレス) キューバ(ハバナ)【2017年渡航歴】1月 メキシコ(メキシコシティ、サンミゲルデアジェンデ、グアナファト)4月 タイ(バンコク)5月 タイ(タオ島、パンガン島、サムイ島)6月 バリ(ウブド)8月 香港10月 フランス(パリ)11月 ポルトガル(リスボン、ポルト、コインブラ)スペイン(サマドリッド)12月 沖縄、石垣島【2018年渡航歴】1月 タイ(ラヨーン、シラチャー、パタヤ)2月 ベトナム(ホーチミン)3月 カンボジア(シェムリアップ、シアヌークビル、プノンペン、ロン島)5月 バリ(ウブド、チャングー、クタ)7月 ギリシャ(アテネ、サントリーニ島)8月 トルコ(イスタンブール、アンカラ、ギョレメ、エディルネ、デニズリ、コンヤ、アンタルヤ、パムッカレ、カラハユット)9月 トルコ(イスパルタ、イズミール)ブルガリア(ソフィア、プロウディフ)マレーシア(クアラルンプール)10月 北海道、タイ(バンコク)11月 オーストラリア(パース)、マレーシア(マラッカ)【2019年渡航歴】1月 タイ(ホアヒン、バンコク)2月 シンガポール、マレーシア(コタキナバル、ラブアン、ジョホールバル)、ブルネイ、タイ(バンコク)3月 タイ(パタヤ)4月 中国(広州、深セン、中山、珠海、桂林)、マカオ、香港6月 タイ(タオ島、チェンマイ)7月 タイ(メーサロン、チェンライ)8月 台湾(高雄、墾丁)9月 台湾(台南)、バンコク、スウェーデン(ストックホルム)10月 スウェーデン(ストックホルム)、ハンガリー(ブダペスト)、スロバキア(ブラチスラバ)、オーストリア(ウィーン)、スロベニア(マリボル)、クロアチア(ザグレブ)、セルビア(ベオグラード)11月 タイ(バンコク)12月 ミャンマー(ヤンゴン)【2020年渡航歴】1月 タイ(バンコク)

会社員時代の私は、毎日変わらぬオフィスを目にするたびに、「私の人生こんなはずじゃなかった」と思っていたんですよね。ここに監禁しているこの瞬間にも、世界のXXには美しい光景があって……。私はオフィスに通うために生まれてきたわけじゃなくて、美しい地球をみるために人生の時間を使いたいんだ!って本気で思っていたんです。

毎朝出社前に会社近くのスターバックスに入って、怨念のように書いていました。通勤をやめたい。通勤をやめたい。世界中の美しい景色を見ながら仕事がしたい・・・って。携帯のメモも見返すとそればかり。

通勤をやめて海外を転々とすると、圧倒的に生活の質と人生の満足度がかわりました。世界の様々な地で新しい景色、食べ物、人に出会い、毎日新たな情報と刺激を得ることができました。生きる意味を感じることができました。「私の人生はこんなはずだった」と幸せでいっぱいでした。

通勤をやめると人生の可能性が広がる

つまりはですね、会社に縛られる通勤というものをやめるとその時間を自分のやりたいこと、趣味に使うことができるのです。家、会社、居酒屋という同じ風景の繰り返しではなく、自分が過ごしたい場所を選ぶこともできます。定住しなくてよくなるんですよね。

人生で初めてストレスが0になった

もうひとつリモートワークになってから激変したこと。それはストレスです。それまではね、毎日何かしらのストレスがありました。会社で仕事していると、集中している時に電話がきたり、話しかけられたり。自分の仕事じゃない仕事がふってきたり。同僚とランチに行っても、ランチタイムは愚痴のオンパレード。会社帰りの飲み屋でも。パートナーは当時のことを振り返って、私はいつも怒っていたと言っています。

それがね、リモートになって毎日同じ人達と顔を付き合わせる必要がなくなったら、ストレスがぱちっと消えたのです。生まれてこの方どこかに通わされて、煩わしい人間関係がいつもすぐそばにあった私にはストレスが0になるというのは、人生初の経験でした。パートナーには、昔と比べて全然怒らなくなったと評価されています。

考えてみれば、家族でもない人と毎日同じ顔をつきあわせるって精神的に不衛生ですよね!気があって集まった仲間でもないし。とにかく私は学校も会社も同じメンバーが毎日集まるというのは、精神衛生上よくないと思っています。

リモートワークに向かない人

でもね、経験上リモートワークが向かない人がいるということも知っています。私は会社に通った方がいい、という人も少なからずいると思うのです。

○会社帰りの一杯のビールが恋しい人

こういう方は少なくないんじゃないかと思います。私は7年前に1度フリーランスになった経験があって、ほとんど自宅で仕事をしていたのですが、その時仕事後のビールが美味しくないという現象に見舞われたんです。これは多分、通勤というストレスがなかったからじゃないかと思っています。会社員の生活って緊張と弛緩がうまくできているなと思っていまして、その緊張の部分に通勤が結構幅をきかせているんです。対して仕事をしてなくても通勤後のお酒は美味しいと言いますか、通勤は免罪符でもあるんですよね。

○ひとりで仕事が寂しい人

いつでも話しかけられる人がいないのが寂しい、ひとりだとモチベーションが湧かないという人はリモートに向いていないかなと思います。様々なリモートワーカーと会った結果分かったのは、2年以上リモートのワークスタイルが続いている人って孤独を愛する・孤独に強い人です。仲間と励ましあいながら達成することにやりがいを感じるという人には、逆にストレスになることもあると思います。

ビフォアコロナの生活スタイルを繰り返したいか?

もちろん従来のように会社に通って、帰りには仲間達とワイワイ飲みたいという人もいると思います。それは好みですが、私はリモートになって人生や生活の質が格段に上がり、飲酒量が劇的に減りました。身近にThe ビフォアコロナで病気になった人がいるので、このライフスタイルを続けてはいけない!と教訓になったこともあります。

経営陣は月給を廃止して、タスク給でリモートを容認

経営者の立場からすると気になるのは生産性だと思います。生産性に関しては、月給制でタスクがはっきりしていなければ下がるでしょう。だからこそリモートワークには管理が大事と言われますね。いつかはそこの管理もAIがやってくれるでしょうが、それまでは月給制ではなくそこはタスク給にすれば解決すると思います。時間で縛るよりも成果で報酬を与えた方が効率的です。働く側もタスク給の方がフレキシブル。クリエイティブワークなら深夜の方が捗るということもありますし、タスクと締め切りがはっきりしていれば、仕事以外の計画も立てやすくなります。

リモートワークで人生の質をあげ、経営側も労働者も満足する働き方、暮らし方を見つけていくことが、ポストコロナのMust do ではないでしょうか?


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