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91都市に滞在した筆者が選ぶ ワーケーションにおすすめしない世界の都市3選

仕事をしながら国内外の91都市を転々としてきたジュリアです。これまでは滞在してよかった都市をご紹介してきましたが、今回はワーケーションに向かない都市についてご紹介していきたいと思います。ここで紹介する3つは、観光都市としては優れた場所だったりもするので、どうぞ悪いイメージは持たないでくださいね。

3位 クアラルンプール

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第3位はクアラルンプールです。日本人の移住先としても人気だし、住みよいとどこのサイトにも書いてあるのになぜ?と思われるかもしれませんが、他の東南アジアの都市に比べて「寂しい」という気持ちを感じさせずにはいられないのがKLです。

KL国際空港は東南アジアのハブ空港でもあるし、アクセス良し、日本からもお得な便がたくさん出ている。そのためついつい立ち寄ってしまうのですが、いつ訪れてもなんだか寂れていて街に活気がない。中華街に行っても、インド街に行っても、ショッピングモールに行っても、バンコクにあるようなキラキラ感がないのです。モールは照明も少し暗め。

もちろん力強い自然があったり、5つ星ホテルのコスパが最強だったり、マレーシア・イスラム美術館は見事に美しかったり、屋台街のジャランアローには多くの人が集いワイワイしていて楽しい。なので良いところもあります。高層ビルも多く、公園なども美しく整っている。でもね、なんか違和感があるのです。外見は綺麗なのですが、中の質量が・・・というか、コンビニに入ると物が少なかったり、ついつい近くのバンコクと比べてしまう私が悪いのかもしれませんが、「寂しい」気持ちを持って帰ってしまう、それが私のKLのイメージです。

2位 ホーチミン

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ホーチミン!観光地としても人気のホーチミンがなぜ?お気持ちはわかります。美味しいベトナム料理、味のある喫茶店、美しい街並みは東洋のパリとも呼ばれています。

そんなホーチーミンがワーケーションに向いていない理由は "騒音" です。ベトナムといえばバイク天国。四六時中バイクの群れが道路を行き来しています。さらにベトナムのドライビングカルチャーなのか、彼らはクランクションを常に鳴らしながら走る。だから1日中ホーチミンの街にはクランクション音が鳴り響いています。1日、2日は大丈夫だったのですが、1週間もすると激しい頭痛に見舞われ、頭が痛すぎて道端に座り込んでしまいました。夜中は少し落ち着きますが、今度は路上カラオケが始まったりして・・・。とにかくホーチミン滞在は頭痛との戦いでした。

1位 桂林

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そして第1位は中国の桂林です。桂林は水墨画のような美しい景色が広がり、観光地としては本当に魅力的な場所です。また桂林がというより、中国ではGoogleをはじめとする海外のウェブサービスが使えなかったりするので、もともとワーケーションにはむいていません。VPNで接続することはできますが、繋がりが安定しないため、繋ぎ直したりなどの作業が結構面倒です。さらに桂林は湿度がめちゃくちゃ高い。一度洗ってしまった服は乾くことはなく、電子機器にはよくない環境ということが一目瞭然でした。

しかし観光地としては本当に素晴らしい場所なのでワーケーションではなく、ぜひ旅行で訪れてみてください。



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