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武田監査役からみたフューチャースピリッツ

こんにちは!広報部 石丸です。
フューチャースピリッツには、社外役員の立場から貴重なご経験を活かしてフューチャースピリッツの成長に協力いただいている方が複数名いらっしゃいます。社外役員の方々と接する機会は多くありませんが、その豊かな経験を私たちが学ぶことに大きな意味があると考えます。
今回は数々の企業のIPO(Initial Public Offering:新規公開株式)実現へ導いてきた武田監査役にCEO室室長兼広報部部長の多田よりインタビューします!


武田監査役について色々きいてみました!

監査役の役割

多田
武田監査役のご経歴について簡単に教えていただけないでしょうか。

武田監査役
証券会社で個人・法人の営業を経験したのち、IPOの公開引受の業務を担うようになりました。それ以降は公開引受業務のキャリアを重ねており、現在はフューチャースピリッツの監査役、他社では取締役監査等委員等を兼務しています。キャリアとしては、証券会社在籍時を含めるとIPOの実現関与社数は38社になります。

多田
ありがとうございます。それでは「監査役」という役割について教えてください。

武田監査役
取締役の職務執行監督というのが監査役の役割になります。細かく見ていくと主に2つ、内部統制に関する事項、法令違反の該当性確認等を行う「業務監査」、計算書類、附属明細書、営業報告書の検証を行う「会計監査」というところになります。

多田
改めてその専門性の高さを感じます。経営会議でも、たくさんの助言をいただいていたり、就任いただいた直後より、気さくにお声がけいただいたりして、いつも勉強させていただけるのが非常にありがたいです!
どのようなきっかけで現在のキャリアが始まったのでしょうか。また、現在も企業のIPOに携わり続ける魅力はどのようなところなのでしょうか?

監査役という役割への想い

武田監査役
きっかけは、証券会社在籍時の知り合いからのお声がけで始まりました。魅力は、これまでの経験を活かして人の役に立つことだと考えています。IPO実現を目標に、良い会社が良い方向へ成長できるように、経験を活かしたアドバイスでIPOを実現したり、IPOに至らないまでも企業として成長していく過程を目にすることができたりすると、自分のことのように嬉しいです。関西出身で関西在住なので、関西から優良企業へ成長なさるのを見届けたい、という想いです。
ベンチャー企業は「社内の仕組みがシンプルなので、適切なものを用意していくだけで体制が整備できる」、かたや歴史を持つ企業は「独自ルールや価値観が定着しており、IPOに向けてそれらを整えるのに時間を要する」といった企業ごとの特色があります。これまでの経験を活かしつつ、その企業に馴染む方法を考えながら成長をサポートしていきます。立場的には、陰ながら応援するサポーターをイメージいただければと思います。

多田
多くの企業に携わってこられたからこそ、特色をとらえ、サポートに落とし込めるのですね。深堀したいところですが、フューチャースピリッツについても、お話を聞いていきたいと思います。

監査役からみたフューチャースピリッツについて色々きいてみました!

フューチャースピリッツとの出会い

多田
フューチャースピリッツへの監査役就任のきっかけをうかがいます。

武田監査役
きっかけは、IPOに関するコンサルタントをその頃に在籍していた証券会社に相談されており、私のマネージメントしている部署がフューチャースピリッツを顧客として担当していたことでした。当時は、フューチャースピリッツという企業を認知していたのみなのですが、証券会社を離れて外部パートナーとしてIPO支援を開始後に、知人を通じ、私に改めて相談があったことがきっかけになります。

多田
2度の出会いがあって今の監査役ご就任があったのですね。監査役へのオファーは多いのではないかなと思います。フューチャースピリッツを選ばれた決め手はどこだったのでしょうか?

武田監査役
社長である谷孝さんの人柄です。相談いただき直接お会いして、前向きなことはもちろんですが、柔らかく人当たりも良いことに加え、高い倫理観を持たれていたので協力したいと感じたとからです。気軽にお受けできる役割ではないので、熟慮の上、監査役へ就任しました。

多田
“人柄”が決め手になったということには少し驚きましたが、同時に谷孝さんと日常的に接している身としては、納得できます。
次は、フューチャースピリッツの印象を伺ってみたいのですが、就任前後でフューチャースピリッツの印象に変化はありましたか?

武田監査役
当初はベンチャー企業のような「若くて勢いのある企業」なのかなと考えていたのですが、少し関わり始めると「落ち着いた中堅企業」と感じるようになりました。というのは、「あり方」に重きを置いた経営を大事にしていたり、風通しの良い組織になっていたり、と落ち着きを感じたからです。社員の皆様もお人柄の良い方が多く、誠実さもあり、信用できる方が多いなという点にも良い「中堅企業」なものを感じました。
一方で、企業としてトップライン(売上高)を大きく伸ばしていくことによって安定的な利益を確保することを目標に、もう少し積極的に挑戦してみても良いのではと考えたことも「中堅企業」のような保守的な印象をもった一因でした。

フューチャースピリッツの「伸び代」

多田
フューチャースピリッツのさらなる成長のために深堀してお伺いしたいのですが、先ほど「企業としてのトップラインを伸ばしていく成長を目標」と話されましたが、これまで多くの企業に携われたご経験から、フューチャースピリッツがその成長を実現するためにはどのような取り組みが大事になるとお考えでしょうか?

武田監査役
今、目指すところとしては、既にいらっしゃるお客様へのクロスセルを積極的に取り組むことではないでしょうか。それらを通じ営業のトップラインを増やすアプローチを目指します。各業界を代表するようなお客様が既に顧客としていらっしゃるので、そこで培ったノウハウを横展開で活用できればさらに伸ばせると信じています。
社風のような堅実で高い技術力をお持ちの企業だと思いますので、それを営業活動に積極活用して集客力を高めていくのが良いと考えます。

多田
フューチャースピリッツだけを見て考えていると当たり前で見逃していたり、気づけなかったりしたことにも目を向ける機会をいただけるのは非常にありがたいです。監査役としては、フューチャースピリッツには今後どのようなことを期待されていますでしょうか?

武田監査役
「トップラインの成長を追いかけ続けること」だと思います。これまで売上を支えてきた安定的な収益に満足することなく、自社の強みをどん欲にアピールし売り込む姿勢への強いシフトチェンジが必要なことを継続して伝えていきたいです。そのことによって、安定的な利益を確保出来るようになり、新たな投資にも資金を振り向ける事が可能となります。
それ以外にもまだ取り組むべき課題が山積していることを常々お伝えしていますが、それはフューチャースピリッツが多くの「伸び代」を持っているということです。売り上げを伸ばして、企業が成長し、安定的な利益を確保できるようになり、皆で幸せになっていきたいですね!

多田
フューチャースピリッツが成長するためのご助言、ありがとうございます。これからも武田監査役からたくさんのことを学ばせていただき、行動していきたいと思います!最後に、この記事を読む社内外の方に向けて一言いただけると嬉しいです!

武田監査役
まず社外に向けて、「伸び代」がたくさんのフューチャースピリッツにこれからも期待してください!
社内に向けては、「監査役」という役割は法的に監査することだけではありません。過去の経歴から、様々な方との交流もありますためもっと私を活用してもらいたいと考えています。アプローチしてみたい企業とのコネクションづくりに是非とも私を利用してください。営業アクションに携わるメンバーから気軽なご相談、お待ちしております!繰り返しになりますが、皆で幸せになっていきましょう。

広報部メンバー
この度のインタビューへのご協力、誠にありがとうございました!


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