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カジノはいらん!住吉の会 市政チェックニュース 万博特集

1. メタンガスが爆発したところはここ!!

3月28日に夢洲1区のトイレ建設現場でメタンガスが爆発しました。みなさんも驚きはったでしょ?日本国際博覧会協会は万博で使う区域でガス抜き管の排出口の付け替えを行っていますが、今回の爆発は土壌から発生し地下空間にたまっていたガスが火花に引火して起きたんです。しかもその際一 酸化炭素が4 0 Oppm も発生していたんですって。工事をしていた人は本当に大丈夫だったんかな?
1区だけでなく2区、3区でもメタンガスは発生しています。万博会場ではメタンガスの発生量が増え、昨年の夏は通常の2倍、一日2トンにもなったそうです。
また、硫化水素の発生も報道されうっすらウンコ臭いとか。ヒエー !
もともと浚渫土砂や産業廃棄物を埋め立てている訳ですから有毒なものがあるのは当たり前、こんなところに会場を作るのがどうかしてますわ。

2. 万博遠足で子どもを900 万人動員

学校単位で子どもを万博に連れて行く、いわゆる「万博遠足」ですけど、メタンガス爆発が報じられて、いっきに不安が広がってますね。遠足に万博を選ぶかどうか大阪府市がアンケー トをとったところ、回答欄には「参加する」と「検討する」の2択しかない。「参加しない」はないんです。これは強制や「踏み絵」やと間題になっています。しかも、子どもたちの休憩処は、メタンガスが爆発した区域に作るんですよ。 一 度あることは二度ある。メタンガスは毎日発生しているから心配です。それだけやなくて一 酸化炭素も硫化水素も出てます。2025EXPOのHPで検知回数や数値が発表されてるので見てみてね。

万博会場内(建物内)におけるメタンガスの検知状況

行きたいパビリオンを選べるならまだしも、それもできへんし、事前の下調べもできないしで、学校現場ば悩んでます。
仮に行くとして、どうやって安全に子どもたちを引率するのか。安全に行 って帰ってくるのが学校の使命です。
電車は絶対無理。だって中央線は通常の乗客に加えて観光客が乗るので、ギュウギュウのすし詰めが予想されるからです。
教育庁が確保する観光バスの台数は1日あたり1 0台。大阪府市の学校から行くとなると到底足りません。学校の行事の関係で多くの学校が5月に集中するだろうということですが、そうなると自前で観光バスをチャ ー ター しないといけません。
「学校単位で行かない」と表明している交野市長の試算では交野市から行く場合、保護者負担は1人5千円くらいになるそうです。
そう、無料招待といっても、それは入場料のみ。あとは保護者負担です。遠足なのに下見もできず、行きたいパビリオンも選べない、何を学習するのか分からない。これは遠足ではありません。ただの人数を稼ぐための動員です。
住吉の会で区内の学校に、遠足で行かないようお願いに行きました。学校は参加を強制できないと言いました。吉村知事も強制はできないと言っています。
学校の遠足ではなく「個人で行きたい人は行く」にしたらええんちゃいますか?
小、中、高校生の保護者のみなさん、申し入れしてみては?

3. 火気厳禁の工リアも!

3月28日にあった爆発事故を受けて日本国際博覧会協会は6月2 4日、
1区に建設する予定の建物全26棟にメタンガスなどを排出する換気設備を設置すると発表しました。 1区では屋外イベントでの火気使用を禁止するそうです。飲食店はどうするのかな?
隣接するパビリオンが建つエリアでも5地点で低濃度のガスが測定されているので、会期中はこの地点を中心に毎日、ガス濃度をホームページなどで公表するんだとか。
しかし、なんでガス濃度を気にしなあかん場所で、わざわざ開催しますかね?参加国も呆れてるのでは?

4. 新たに76億円負担も!

6月27日、万博協会は、海外パビリオンの建設が遅れている影響で、協会が最大7 6億円程度の負担を見込んでいるということを明らかにしました。
当初独自デザインのタイプAを希望していたのは60カ国。現在は51カ国です。その内11カ国は建設業者が決まっていないんですわ。
この11カ国には土地の返却を促すそう。タイプAからタイプX (9棟建設 )に移行した国は4カ国。タイプCに移行したのは1カ国。
タイプAの空いた土地の整備やタイプXの活用されなかった棟の費用を協会が負担するんだって。無駄ばっかり!

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