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【Fリーグ】元J浦和社長の藤口光紀リーグ理事長「フットサルは日本が世界を引っ張れる競技」

 Fリーグは、5月9日にプレスカンファレンスを都内で行い、J1の浦和レッドダイヤモンズの元社長であり、現在は一般社団法人日本フットサルトップリーグの初代理事長を務める藤口光紀氏は、「これは日本が世界を取ることができる競技」と日本フットサルの可能性に言及した。

 広島経済大学の教授で現在は広島に居住を置く藤口氏は、2022年4月に一般社団法人日本フットサルトップリーグ初代代表理事に就任。今回、プレスカンファレンスに出席した藤口氏は、冒頭で以下のように挨拶をしている。

「この1年間、皆さんが大いに頑張っているなと思って見ていました。私は、11人制のサッカーをずっとしていまして、やはりサッカーは世界のどこに行ってもやっているし、いろんなところで人と人のコミュニケーションが取れるのでいいなと思っていました。そして、フットサルをこの1年間、見させてもらいまして、これは日本が世界を引っ張れる。そういう種目だと確信しました」

「そこで、皆さん頑張っていますけれど、これはJリーグを立ち上げた時の話になりますが、サッカーをしている人たちだけが頑張ればいいか。それだけじゃないですよね。Jリーグは地域とともに、そのクラブがあるホームタウンの人たちと一緒に、皆さんで盛り上げようとやってきた。これが非常に大事なことで、フットサルの(Fリーグの)クラブも全国のいろんなところにあります。その地域、地域で、クラブと地域の人が一緒になる(ことが必要)。それは、なぜかと言いますと、やはりプレーをするからには場所が大事ですよね。フットサルの場合は、室内の施設が必要です。そうなると地域の自治体との関係がすごく重要です」

「私はスポンサーではなく、パートナーと呼ばせていただいているのですが、今日もたくさんのパートナーが来てくださっています。パートナーと一緒にやっていこうと。そういう人たちもいらっしゃるので、みんなで一緒に盛り上げて、本当に世界トップを目指してもいいんじゃないかなと思います。今日のキックオフカンファレンス、よろしくお願いします」

 選手だけではなく、リーグ、スポンサーを含めた周囲が盛り上がることで、世界トップに近づくと語った藤口氏。Fリーグは、国のトップリーグとして、世界トップを目指せるリーグになっているだろうか。

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