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月間600名、年間8,000名を動員する『相川の個サル』に学ぶ、『個サル』運営ノウハウ

突然ですが、『個サル』(※)を始めることにしました。

個サル・・・個人参加型フットサルの略。その日、集まったメンバーでチーム分けして、ゲームを楽しむプログラム。

タイムズの個サルのロゴ

http://futsal-times.com/kojin/times/

毎週月曜、大阪府高槻市の『屋内フットサル場ペラディッソ』で、21~23時、集まったメンバーで楽しく『フットサル』をしたいと思います!

◆屋内フットサル場ペラディッソ
http://www.peladiso.com/

お近くの方は是非遊びに来てください。一緒にボールを蹴りましょう!


さて、『個サル』の運営は実は2度目なのですが・・・、個サルを始める(再開する)にあたって、大阪で大人気の個サル『相川の個サル』を運営する、相川 慧さんに、その成功の秘訣や、個サルを始める、運営するにあたってのポイントをお伺いしてきました。

ともすれば"ライバル関係"になるかもしれない私に対しても、相川さんはオープンに、どんな質問にも答えてくれました。ありがとうございました。

繁盛期には8日間で500名動員も!圧倒的な『相川の個サル』の実績

まずは『相川の個サル』の"実績"から、見てみましょう!

・これまでの、1週間の過去最多動員は、約300名!
・通常の月間(繁忙期除く)は約600名動員!
・年間約8,000名動員!
・繁忙期はGW、年末年始で、年末年始は8日間で500名動員!

お話を伺った日の夜は当初、『個サル開催日』では無かったのですが、お客さんからのご要望を受けて、急きょ開催することに。

「前日から募集を始めた」ということでしたが、お話を伺って、私が自宅に戻る夕方前には、20名募集の枠が「あと1人」まで埋まっていました!

うらやましいっ!相川の個サル、おそるべしっ

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8回目の大会開催には、24チーム200名が参加

『個サル屋さんが大会開いたら盛り上がる説』を証明するために、最近力入れてるのは『フットサル大会』だそうで、3ヶ月に1回、(男女)ミックス大会を開催。

3月の2周年記念となる、第8回大会では、24チーム200名規模を動員。ブース出店やYouTuberも撮影で特別参加し、本田圭佑公認系YouTuberのマキヒカさんらも参加しました。

協賛には『duelo』さんがつき、景品を80点近く協賛。トータル140点のアイテムが集まり、最後はじゃんけん大会でみんなで景品をシェア。大盛り上がりの大会となったようです。

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運営法①チーム分けにこだわって、みんなが楽しく対戦できるマッチメイクをしよう

さっそく、当時の運営の仕方について、お聞きしました。

まず、レベル分け、チーム分けについて。

今は「来た時にわかる感じでしたら独断でレベル分けをしますが・・・」「最初に『お願いします』と挨拶をして、『今日は"ガチめ"で行きたい方と、"ゆるめ"で行きたい方?』とヒアリングをした後、チーム分けや、対戦の仕方について、説明するという。

うまく行けば、『ガチめ』と『ゆるめ』で10人ずつ、交互に試合が組める。

その後は1~2試合、実際に試合を観て、そのままのチーム分けで行くか、レベルが高いチームに初心者の方が混じっているときは、チーム替えをして、総当り戦にしてもらう。

『相川の個サル』のレベルは「高いと思います!」と、相川氏は言う。

施設の『個サル』などの場合は「運動不足解消に・・・」と参加されるライトな方が多いが、『相川の個サル』はリピーター率も高いこともあって、「運動不足は解消できてしまっているメンバーが多い」と言う。

その分、初心者の方が来られた場合、チーム分けが難しそうだが・・・「レベル分けはしっかりしている」と自信を見せる。

その秘策のひとつは、「6対5にしてしまう」こと。

「本当に初めての参加者で全く蹴れない。5対5で試合をしたときに、ほぼ5対4になってしまうような時があるんですが・・・」

「そうなった時は片方のチームを6人にして、6対5でやります」「その人(初心者の方)のせいで負ける、と言う状況にはしたくないので」

あとは「20人の内訳で、ガチめの人が多い場合・・・」「例えば15人がガチめで、後の5人が初心者やゆるめの方の場合」は、「「総当り戦にする」

「ガチ×ゆる」の試合はそのままのメンバーで試合をするのではなく、2チームをごちゃ混ぜにして試合を行うことで、対戦チーム同士のレベルの均一化を図る。

こうした細かい配慮、「できている個サルは少ないと思う」と相川氏は断言する。

関東の方が参加してくれることも多いが、「関東の個サルはゴリゴリが居るか、全然蹴れない人が居るか、パスも全然来ない・・・」という話を聞くそうだが、相川氏は「ゲームごとにしっかりレベル分けできていないのが一因」と考える。

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