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WEEK2 未来把握をしよう

「学び」は、インプットだけでなくアウトプットまですることを含めて、初めて「学び」になる。インプットだけでは本当の意味で学んだことになっていないのだ。じぶんと自分の家族を守るために、この本当の学びを通して知識やスキルをつけていくことでしか、この国で生きていくことはできない。それくらいギリギリのところまできていると竹花貴騎さんはいう。そんなわけで、今日も竹花さん主宰のMUPカレッジで学んだことを伝えていきたいと思う。

今回の要点
未来把握をしよう
・ホワイトカラーの大リストラ時代
・外国人人材の受け入れ
・AIという名のライバル


ホワイトカラーの大リストラ時代

国は企業に対して定年雇用努力の義務化をした。雇い主である企業に、「あなたの従業員の将来を国は面倒みれませんよ」と。それに対して企業は、従業員を70歳まで働かせることができるのか。従業員は70歳まで働き、その給料に見合う仕事ができるのか。じぶんがその立場で会社にいたいかを考えると、いたいとは到底思えない。
そして、麻生さんの「老後は年金に頼らないで自分で3000万円ためてくれ」という発言だ。つまりは「たとえ年金をもらえたとしてもそれだけで生活していける額ではない」ということだ。
これら国から民間への押し付けに対して、企業はどう考えているのか。経団連会長やトヨタの社長など経済界のトップの人たちは、「終身雇用は無理だ。」とはっきり言っている。それはイコール、「終身安定」というものが「すでに幻想」だということを証明していることなのだ。

これまでの企業というと、会社にいて8時間、月20日働けば、大抵の人は生きていけた。しかし、日系企業は少しずつ外資企業の「結果をだせなければクビだ」という経営方針になりつつある。
結婚・育児・車・住宅・介護そしてじぶんの老後が待つなかで、本当に3000万円貯めることができるのか。老後に3000万円ないならホームレスになるということがイコールの時代なのだ。
それは、国や企業が「あなたの将来を保証できません」と言っているのである。
国にも企業にも頼らず、じぶんを守るのは、そして自分の家族を守るのは、「自分しかいない」というスタンスを持つ必要がある。
そのために、まずはスキルをつける、それしかないなのだ。

外国人人材の受け入れ

現在は高齢化による肩車時代で、高齢者を次の世代が支えているような状態である。おじいちゃん、おばあちゃんたちがこれから家を買うか、車を買うか。そう考えたとき、少子高齢化が進んで行く日本ではこれまで以上に消費が弱くなっていくことがわかる。そんな消費のない地域に企業はお店を出さない。一方で、海外には経済成長しているところがまだまだあり、そこには消費があふれている。
そこで、企業も海外展開したいと考えるが、なかなか行くことができない。なぜなら、日本にはグローバル人材がいないからだ。グローバル人材とは、英語がしゃべれる、中国語がしゃべれるということではなく、その土地でゼロから仕組みをつくることができる人材のことだ。いってしまえば、言語が喋れなくても、仕組みをつくることができれば、その土地でしっかりと仕事をまわすことはできる。それができる人材が日本には圧倒的に少ないと竹花さんはいう。
その原因は、日本古来の学校教育にある。髪は黒くしろ、髭は剃れ、前髪は目にかけるな、スカートはひざ丈にしろなど、教師から言われたことをすべて鵜呑みにして、疑問を言葉にすることなく洗脳されて今日までぼくらは生きてきた。その教育こそがこの時代を生き抜く力を奪っていた。そして、それに気づかず、ただ日々を生きてきたぼくら自身が原因でもある。
日本にはグローバル人材がいない。
だからこそ現在は、コンビニや工場だけでなく、企業の戦略室などの企業の中枢に優秀な外国人を雇うということが起きている。そういった外国人雇用により日本人の賃金が上がらない上に、日本人価値がどんどん低くなっているのだ。

AIという名のライバル

AIは人間の仕事のほとんどを奪うというのは本当だ。産業革命のとき、布を手で縫っていた従業員たちは、機織り機が登場した瞬間に全員解雇を言い渡された。それは人間の仕事だった手作業が機械に取って代わった瞬間だった。
株式会社というものは、社長ではなく、その会社の株主のものだ。株主は基本、配当だけを求めている。そう考えると、株主というのは、景気の良し悪しに関係なく、配当を高めるためにもっと効率的に生産するものがあれば、従業員をクビにしてでも、新しい機械や新しい何かに入れ替えるものなのだ。
株主は従業員のことをほぼ知らない。だから業務を効率化できる機械化、AI化さがあるのならば、従業員が不要になることはいくらでも起こり得る。どれだけ、会社と従業員に「情」があってもなくても、関係なくクビにされてしまう。会社は株主のものだ。そのことをちゃんと覚えておく必要がある。

こうインプットしたことを書いていると、とてつもない危機感を覚える。今この瞬間からできることを考え、継続して行動していくことで、少しでも早く最悪を回避し、じぶんの目指す自由に向かっていきたいと思った。

つづく!

竹花貴騎さんについてはコチラから↓





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