見出し画像

コロナが憎い

※ほとんどコメントです

ビッグサイトの今後

恐らく何もなければ東京オリンピックで盛り上がっており、ようやくオリンピックというものから開放される…って思っているころだったのだろう(オリンピック興味なし勢)。

でも現実はコロナウィルスによって延期、ほかのイベントも軒並み中止となった。

最近こんなニュースを見た。

まあうん…そうなるよねって話なのだが、コロナウィルスによって東京ビッグサイトが1年間借りっぱなしとなったという話だが、元々予約は入っていたはずなのに全ての場所は問題なく使える、といったのはどういうことなんだろうか?保障とかしたのかな…と疑問に思う

とはいえオリンピックがなくてもこんな状況下ではイベントなど到底無理な話なのでオリンピック運営やビッグサイト側にどうこう言っても仕方のないことだ。天災なのだから誰も悪くない。言ってしまえばコロナウィルスが憎いの一言に尽きる。

コロナ渦の同人活動はどうなるのか?

と、なんでこんな事を言っているのかについてだが、自分はかつて同人誌を作り、コミックマーケット等のビッグサイト(それ以外の場所での活動もしていたが)で頒布していた。ここ1,2年はコミケに当選できず(よく分からない人のために説明すると、用意できる場所以上の申し込みが毎回殺到するため、申し込めば頒布参加できるというものではない)、ようやく当選、となったのが5月に行われるはずだった98回コミックマーケットだった。

しかしながら中止となり、新刊を出すモチベーションが下がった結果(出す場所がないのだから)、今全く現行は進んでいない。恐らく次にイベントに参加するまで出すことはないだろう。

次の開催はいつになるのだろうか、コロナウィルスの影響で今まで通りの開催が難しくなっている中(現在イベントは開催されてはいるが、スペースが広く取られている、時間制にしているなど以前と同じように開催はできていない)、コミックマーケットのような三密の権化の中で多くの人が参加するイベントは難しくなっているのではないだろうか。

もちろん、他の中小規模イベントや委託などで活動を続ける…ということも出来なくはないし、自分もBoothというサイトで販売はしている…が値段を大幅に下げても(電子ファイルだからね)売り上げは紙の時の10分の1~20分の1に下がっている。

あのイベントだからこそ衝動買いするが、通販などでは本当に買っていいのかと迷い、買わなくなると消費者がまともになってしまうからだ。言い換えるとコミケとは狂った消費者と生産者達の祭典、とも言えるのかもしれない。

ぶっちゃけ、自分の時間を割いて、1万円近い参加費を払い(1万円あったらいろんなことできるよね)、需要があるかどうかわからない、下手したら1冊も売れないような自身の推し本を書く製作者もどうかしている。自分もその一人だが。

もちろん、コミケ以外でもそう感じさせるイベントも多くはあるが、コミケほど狂ったイベントはないと思う。そんな狂ったイベントの参加者になれるから血反吐を吐きながら本を作るなんて面倒なことができるのだ。

コロナが終わるのは…

本を見てもらうたびに喜び、一冊買われるごとに感謝していたあの時に戻りたい、と思ってしまう。そう思うのは通販では消費者と生産者のやり取りが省略されているかと感じている。赤字だろうが、一冊も売れなかろうがやりたいと思うのはそのやり取りに楽しみが凝縮されているからではないだろうか?

自分はコロナ渦が終わるのはコミックマーケットで、自身の配置されたスペースの中で開幕の拍手をした瞬間だと思っている。それまでは自身の研鑽や体の維持、社会人生活への慣れに時間を割いていきたい。

<補足>

コミケにサークル参加している人すべてこのような人ではありません。自身がかなりのニッチ本を書いているせいで、大多数の人のエゴサに引っかからない→見つからないというのが通販で売れない大きな原因だと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?