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リクルートが社内で行ったエレベーター混雑対策

東京のオフィスでは出社時間になると
エレベーターは大混雑だったが、総務部の
"ある取り組み"を経て混雑が一気に解消された。

今日はその取り組みを紹介したい。


この記事は3分で読み終わります


みんなが出社したい時間は同じ


僕の会社では出社時間が決まっており、
部署によって異なるが9:30か10:00である。

ギリギリに来たい人が多いので、
9:00〜10:00はエレベーターが大混雑する。

6台のエレベーターがあるものの、
ピークだと10分近く待たないと乗れる
エレベーターが来ないほどひどかった。


混雑の原因と対策


そこで混雑解消のために総務部が立ち上がった。

総務部はエレベーター混雑の原因を

①同じ時間帯に人が集中する
②エレベーターの往復時間が長い
③定員まで人が乗っていない

の3つであることを突き止めた。

①は過去に分散出社を呼びかけたが
効果がなかったので諦めた。

②、③に関しては
②→エレベーターの止まる階を減らす
③→定員まで乗るように案内する

という打ち手を考えた。

③に関しては案内する人を置けば解決するが
②に関しては、エレベーターをある時間帯だけ
止まる階を変更するには何百万円もの
費用がかかってしまう。

では、総務部はどうやってエレベーターの
止まる階を減らしたのか考えてみてほしい。




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総務部が行った超アナログな工夫


総務部はエレベーターのボタンにこのような
シールを貼ったのである。

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半分のエレベーターが偶数階、もう半分が
奇数階に止まるようにしたかった。

そこで、システム側を変えるのではなく
単純に利用者に押されないようにボタン
にシールを貼ったのである。

僕も利用していて分かったのがこのシールは


効果抜群!!!


たまーにめちゃくちゃ急いでる人が
押すことはあるが90%以上の人は罰を押さない。

このことによって、止まる階の数が減った
ので往復時間が短くなり混雑が一気に
解消されたのである。


課題設定が全て


僕はこのことを通じて、「正しい課題を
おければあとはアイディア勝負」なんだと感じた。

例えば、リクルート総務部が解決すべき課題を
同じ時間帯に人が来すぎる」という
ところに置いたとする。

すると、対策は早期出社を促すとか、
部署によって出社時間を変えるなどとなり、
実現可能性が一気に下がってしまう。

言い換えると、総務部が凄かったのは
シールを貼ることを考えついたことではなく、
「往復時間が長い」ことを課題設定したことである。

シールを貼るのを思いついたのはたまたまで、
もしこれが思いつかなくても似たような
手段で解決していたと思う。


僕も仕事でコンサル的なこともしたりするので、
本当にそれって解決すべき課題なんだっけ」
という視点は大事にしたいと思う。


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