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三体を読んだ

三体という中国人作家が発表したSF作品。三部作のうち邦訳版第一部が2019年7月に発売された。で、周りで読んだ人がで始めていたりネットを見ている限り中国にまででかけて本国で発売されている中国語版の三体を手に入れるなど面白そうだな〜という雰囲気がネットを通じて流れてきた。SF小説を久しぶりに読みたくなった気分になったのでKindle版をぽちって、三連休を使って読みふけった。

時代背景は過去と現代をいったりきたりしている。過去は文化大革命時代のとある大学で発生した暴徒のくだりがでてくる。文化大革命について時代背景とか本として書いても大丈夫なの?と思いながら読んだ。中国で発売された本では、文化大革命のくだりは中間にもってこられたようであるが実際にかかれたものであるらしい。

出てくる科学的根拠に基づいているとおもわれる世界の構成・原理・公理について読んでいて引き込まれる。最初不思議な雰囲気があるし「ほんと?」って思いながら読んでいるのだけど作品内の世界にある常識に取り込まれてしまった。

三部作ということを読んでいる当初しらず、二部、三部があること。邦訳版の第二部は2020年に出ることが本の終わりに明記されており、生きる理由が発生した。本当に面白い作品だ。続きが早く読みたい。

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