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ソフトウェア開発

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ソフトウェア開発に関わるノートをまとめたマガジン。
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2018年10月の記事一覧

開発者体験 -DX- を読んで

Developer Experienceは、gfxさんが提唱している開発者(Developer)が受ける開発そのものの体験に関する指標である。その話が流れてきたので、今年いつか見かけたな、と思ったので元の投稿であるブログ記事を改めて見た。 DX: Developer Experience (開発体験)とは、あるシステムを「気持ちよく開発・保守できるかどうか」を示すもの開発体験 開発をしていて心地よいとは何か私の体験を書いてみる ・私の所属する集団に於いて未知であ

データ保存用のDocker Containerをdocker-composeで管理する

Docker Containerが立ち上げ済みのとき、すでにデータが用意されているDocker Containerがあると便利だ、と思う場面がある。例えば - テスト用のデータをテスト開始時に用意するコストを避けたい - とりあえずアプリを立ち上げて試す状態にしたい など。手順として以下の流れを踏む。 1. データをインポートした状態のDocker Imageを作成 2. Docker Hubにアップロードを行う 3. Docker Hubから取得したDocker Im

技術書典5 振り返り

技術書典に参加した感想池袋サンシャインシティで開かれ、会場がとても広かった。サークル参加者数が800を超え、来場者数は1万人を超えた。買いに来る人が多く、立ち止まる人も多かった。熱気がすごいし、皆笑顔であった。次回も参加したい。できればサークル側で。 サークル参加の感想今回参加したサークル 自分が出した本 バッド・パフォーマンス まずかった点 - 表紙がダサい - 中身が特定の用途過ぎて、入り口が狭い内容であった - レビュー必須 表紙がダサい 表紙が小中学校で

技術書典5でバッド・パフォーマンス本を頒布します。

技術書典5で、バッド・パフォーマンス本を頒布します。2017年4月の技術書典2で頒布したアプリケーションパフォーマンスTipsの内容を大幅に書き直し、サンプルアプリケーションに関して、WebFrameworkのアップデート、Vue.jsを利用したfront-endとserver-sideの通信分離/役割分離など実装の改善を行いました。 特筆すべき点として、今回 docker-compose up のコマンドでアプリケーションを立ち上げることで、Railsアプリにありがちなデ