ポーランド日記・・古都クラクフにて彷徨う
ブダペスト、ウィーン、プラハ、クラクフと駆け足の旅。東欧最後の国となります。旅行記ではなく、その日につけた旅の日記。思い出を綴っています。
前回は・・
プラハからクラクフへ
ポーランドのクラクフに着きました。
プラハから国境の町オストラバまでは鉄道の旅。
またまた、7ユーロでチェコの鉄道の旅、楽しめました。
今回は駅弁にチャレンジ。寿司を頼んでみました。日本のコンビニで売っている寿司と全く同じでした。ご飯の柔らかさから、生姜、わさびまで。醤油も日本のものです。これが300円ほどで食べれるのですから、素晴らしい。
そして、オストラバでクラクフ行きのバスに乗り換え。
8ユーロの国境越えバス。
鉄道と合わせて、15ユーロでプラハからクラクフまで移動です。
破格の料金です。
REGIOJET様さまです。ただ、乗り換えが10分ほどしかなく、急いでバス停まで行ったのですが、なかなかバスは現れず、ちょっと乗り継ぎトラブりました。
さて、このバス。バックパッカー御用達というか・・乗客のほとんど全員が大きなリュックで旅行しています。ほとんどというのは、私たちはスーツケースなもので、つまり、私たち以外みんなバックパッカーです。当然、年齢も若く、その中でちょっと浮いてました。
さて、到着したクラクフ。
ワルシャワに移るまで、ポーランドの首都でした。まぁ、日本で言えば京都みたいなところです。当然、京都と同様、観光客で沸いています。しかし、イタリアなどの観光地と違って、落ち着いています。
治安も良さそうだし、物価も安い。
ちょっと疲れ気味なので、のんびりするつもりです。
ハンガリー、オーストリア、チェコ、ポーランド比較
ハンガリー、オーストリア、チェコ、ポーランドと駆け足で旅行して来ました。隣同士の国なのですが、少しずつ違いがあって面白いです。
ハンガリーは地味な国。
ですが、ブダペストの風景は一級品。
食べ物が豊富なので、生活に余裕が感じられます。ただ、観光客の質が悪いのか、ゴミの多い町でした。歩きタバコをする人が多く、当たり前のようにゴミを捨てます。
そして、浮浪者の多い街でもありました。雰囲気は、ホームレスというより、汚い格好をしているバックパッカーという感じです。色々なところで野宿しています。ひょっとして、本格的バックパッカーだったりして・・
オーストリアは豊かな国。
食事のレベルが上がりました。当然、値段も上がりますが、味は他の国に比べて一段上。ファストフードを食べても、満足のいく味です。
バリアフリーが徹底していて、当たり前のようにベビーカーが電車に乗り込んで来ます。地下鉄はエレベーターが完備していて、路面電車は段差がありません。子育てするにはいい街だと思います。あと、体が不自由な人も暮らしやすそうです。まさに、福祉国家でした。
そして、チェコ。風景の美しい国です。
田舎も街も、どこも絵になる風景が続きます。
かといって、積極的に観光地化している訳でもなく・・そのため、観光客にとって不自由なところもあります。町歩きのための情報が少なく、どのように行けばいいのかわかりにくい。まずは、行ってみてからという感じです。プラハ駅すら情報が少なく、色々苦労しました。
その反面、行列のない街でした。どんな有名なところもするっと入れます。そんな点から考えると、またまだ他の国に比べて観光客が少ないのかもしれません。
それと気になったのがドイツ人らしき観光客。マナー悪いです。大声で騒ぐ若者グループが多く、サイクリストグルーブなど、道端で演奏している人の邪魔をして喜んでいました。なんか、チェコの国を見下しているような感じを受けました。
そしてこの街、韓国の人に人気があるようで、珍しく中国人団体より韓国人団体を多く見かけました。まぁ、どの街に行っても、中国人団体は沸いていますが、ここだけは韓国パワー満載でした。
さて、ポーランド。
まだ、一日ちらっと観光しただけ。なんか、まだ社会主義を引きずっている感じです。道路などの社会資本はよく整備されています。ただ、サービスという点からするとまだまだです。でも、見方を変えると素朴な雰囲気。
さて、ポーランドでどんな思い出が残るのか・・
ちょっとつぶやいてみました。
ポーランド料理
現在のクラクフの天気は雨。珍しいことである。私たち夫婦は晴れ男、晴れ女である。旅行で傘を使うことは滅多にない。今回の旅行でも傘が使った日はなかった。そして、傘も旅行には持って来ていない。
それくらい、雨に会うことはないのだが、昨夜は雨のため夕食に出かけることができなかった。仕方ないので、ホテルのレストランで取ることにした。
せっかくクラクフに来ているのだから、食事は極力ポーランド料理を食べることにしている。これが簡単なようで難しい。街にあるレストランの多くはイタリアレストランが主である。
ポーランド料理を出している店でも、メニューを見ると、ハンガリー料理だったり、ロシア料理が混じっている。この中から、ポーランド料理を見つけ出すのは難しい。
スープは大体ポーランド料理が多い。
こんなものを食べて来た。
全て美味しかった。
そして、餃子に似たものも皆さん食べている。
これも美味しい。
さらに、何よりも美味しいのは野菜。
さすがの平原の国である。
しかし、肉料理となると微妙である。豚肉料理が有名らしいが、昼に食べたレストランではハズレを引いてしまった。まずいというのではなく、味が濃すぎで食べれなかった。煮込み料理なのだが、大量に一度に作っているのか、煮込み過ぎ。煮詰まってしまって味が濃くなったようである。トリップアドバイザーでは上位にくるレストランであっただけに残念であった。
そして、夜、泊まっているホテルでの夕食。なんと、これが大当たり。今まで食べて来たレストランで一番美味しい。これなら、最初からここで食べておけばよかった。まさに、灯台下暗しであった。
昨夜は、食事をしながらサッカー観戦。ポーランドの人もサッカーは好きなようで、みんな試合終了までレストランにいた。
さて、今日も雨が続くようである。これはゆっくり休養せよとのことか・・
これはこれで悩ましい・・
ホテル内引っ越し
昨日は疲れた1日でした。
まず、夜中に残念なメールが・・
この対応に午前中一杯かかりました。
このことについては後ほど詳しく・・
そして、昼前にホテル移動。と言っても、泊まっていたホテルのアパートメントスタイルに移動するだけなのですが。
ホテルの部屋を二日分しか予約しておらず、延泊希望したところ、満室。ということで、こちらならありまっせということで、引っ越ししました。料金が半額になる上に、部屋が広くなり、さらに、キッチンまでついています。
最初から、こちらの方でよかったのですが・・
引っ越してすぐ、備え付きの洗濯機を使おうとすると、洗濯機、珍しい形。さらに、乾燥機付きではありません。
使い方わからないので、コインランドリーへ。
30分ほど歩いて行きました。
途中、市場にお邪魔したり・・
洗濯が終わったのが3時。それからお出かけです。この段階でかなり疲れていたのですが、頑張ろうということでヴィエリチカ岩塩坑というところに行きました。
ヴィエリチカ岩塩坑
クラクフの観光名所ということで、列車に乗って30分。
着くと、たくさんの観光客。賑わってます。後で調べると、世界で最初に世界遺産に指定されたとか。さらに、その時には今いるクラクフも世界遺産に登録。なるほど通りで観光客が多いわけです。
単独では見学できないようで、英語ツアーに参加。40人ほどのグループで坑内を移動します。
まず、100メーターほどを階段で潜ります。おいおい、エレベーター使わないのかと、焦りました。ひょっとして、帰りも階段・・まさかね。
その後、ぐるぐる歩かされること、2時間。
もうやめてくれぇというくらい、トンネルの中歩かされました。最初の1時間は見所がそれなりにあったのですが、塩の最後の晩餐があったりして・・
後の1時間は無意味なトンネル散歩。
いじめとしか考えられない1時間でした。
見所もないし・・
最後はエレベーターで一気に130メーター登って終了。
出たところは、入り口から500メートル離れたところ。
おいおい、どこかわからんし・・
案内板もありません。
ホテルにたどり着いたのが10時。
ヘロヘロでした。
ホテルのレストラン食事は終わってるし・・
カップヌードル食べて寝ました。
なんとも言えない1日でした。
この記事は日記「どこかに行きたいなぁ」からの抜粋・補筆です
詳しい旅行記はこちら
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