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【XYのふたりごとVol.15: XYができるまで⑴- 出会い編 -】

 みなさま、ご無沙汰しております。(なんとか月1更新は死守)今回のふたりごとは、タイトルの通り、弊社「XY」ができるまでのストーリーをご紹介したいと思います。(後半にお知らせもございますので、ぜひ最後までお読みいただければ幸いです)

 なぜ、このタイミングで?と思われる方も多いと思います。理由は、9月28日でXYは創業5周年を迎え、今一度自分たちのゴールイメージまでのロードマップを見直してみたこと。さらにこのタイミングで東京都女性ベンチャー成長促進事業「APT Women」にて、第5期生として私たち「XY」を採択いただいたこと。(APT Womenとは、起業や経営者としての成長をめざす女性に向けた経営者育成プログラムです。)この2つをきっかけに、このままの成長スピードじゃ到底間に合わないジャン!(目が黒いうちに目標とする社会の実現ができない)と気付き、これまで注力してこなかった「組織づくり」に目を向けてみることにしたのです。

 組織づくり・・・はっきり言って苦手です。というのも、個人主義で自由気ままに生きてきた私たちは「チームで何かをする」ということにおいては本当に経験が浅い。織田の場合、部活動はテニス部だったので基本は1対1、多くても2対2のチームプレーで、それ以外に団体で何か真剣に取り組んだことがない。高崎自身も高校卒業後に自分の居場所を求め、たった一人でフランスに飛びたった一匹狼タイプだったというし(笑)
 基本的には"直感勝負"でお互いのマインド共有を感覚的にこなしてきた私たち。週のほとんどはリモートワークで、Slackを通して、タスクシェアや進捗状況、メモ、日常会話をやり取りするのみ。お互いに自分の案件をこなしながら、相手の様子も見つつ、そろそろかな?ってタイミングでどちらともなく経営会議しましょう〜とオフィスに集まる・・・みたいな。恥ずかしながら、特にルールを定めずに"あ・うん"の呼吸頼みで5年間会社を経営してきました。(笑)そんな2人を面白がって一緒に事業を進めてくれる人がいるのだろうか?自分たちの生活維持でいっぱいいっぱいなのに誰かの人生に責任を持つなんて・・・と、あれやこれや考えるうちに億劫になってしまい「組織づくり」を後回しにしてきました。そんな中、顧問税理士さんや、APTでお世話になっている担任のメンターたちからも「新しく人を入れるタイミングだ」というアドバイスをもらい、いよいよ決心することに。私たち自身も、これから先のXYをさらに成長させていくための仲間が欲しい、新しい仲間たちに会社のことを理解してもらえるような仕組み・イメージづくりをしよう!というマインドセットを行い、、弊社の成り立ちや企業理念、目指すべきゴールイメージなどを「ふたりごと」を通して知ってもらう機会にしようと思ったのです。

 これから、ご紹介する「XYができるまで」のストーリーを読んでいただくことで「XYで働いてみたい!面白そう!」と興味を持ってくれる方がいたらとても嬉しいです。さらに「もしかしたらあの子はXYに合うかも?」とお知り合い、ご友人を紹介いただくのもとってもありがたいです。記事の最後にお問い合わせ先、その他募集要項を記載しますので、ぜひご確認の上、お問い合わせください。

 それでは、今夜もゆる〜り、お楽しみください!


◆ -出会い編⑴- 『・・・じゃあ、会社作りましょうか!』

 2015年の1月ごろ。織田が委託先として一緒に仕事をしていたW(後のXYの提携デザイナーであり発起人となる)から「ちょっと会わせてみたい人がいるんです」と都内のカフェに呼ばれ集まることに。この頃、織田自身は大学在学中に友人と起業した会社の経営がうまくいかず、とある理由から辞めフリーランスとして仕事をしていました。当時、女性が自分らしく輝くためのきっかけや情報提供をするWEBメディアの運営がしたいと考えており、様々な構想をWに雑談レベルで話していました。それを聞いたWが時を同じくして、古くからの友人関係であった高崎にも「会わせたい人がいる」と私のことを話してくれていたそうです。そしてすぐに、渋谷の宮下公園近くのカフェで会うことに。

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 当時、高崎は百貨店の販売員としてアルバイトをしていて、あえて下着の世界から離れた仕事をしていました。女性のために何かをしたい、女性を輝かせる下着を作りたいと志しフランスへ渡ったにもかかわらず、思うようにキャリアを積めなかった経験が、高崎自身を下着業界から遠く引き離してしまったのだと思います。
 それぞれが、そんな身の上話をしているうちに、日は暮れて気づけば夜になっていました。話せば話すほど、「女性のために何かしたい」「日本の女性には性的な自立が必要だと思う」といった共通のワードが飛び交い、どんどん意気投合していったのを今でも覚えています。1杯のアイスティーでよくもあんなに語り合えたなぁと微笑ましい限り。(笑)

 語り合ううち、高崎がふと「下着は女性のマインドを変えられるんです。そんな魔法があるんです。」と織田に言いました。当時、下着はH&Mで買う程度で、レースがどうだとかそんな知識もなかった織田にとっては眼から鱗。新しい性教育の仕組みを作りたいと考えていた織田にとって、下着が女性の性的な自立を促せるのであれば、とその場でどんどん話が進み、挙げ句の果てに、

「・・・じゃあ、会社作りましょうか!」

 と、どちらともなく、今思えば恐ろしく向こう見ずな発言をしていたのです。(笑)


◆ -出会い編⑵- 『 君たちのバリュー(価値)は? 』

 さて、会社を作りましょう!といったものの、織田に限っては一度失敗してるし、高崎は右も左も分からない。Wは発起人としてのみの参加で、業務委託として関わっていくことになり、全員がよくわからないままエンジンをガンガン吹かす日々(笑)
 会社にするといってもいろんな方法がある。100%自己資本で立てる方法もあれば、金融機関に借りる方法もあるし、出資者を探す方法もある。知識のある方に話を聞かねば・・・と、織田の大学時代の先輩にアポを取り相談。公認会計士であり、中小企業診断士の資格も持っていた先輩は自身の仕事とは関係なく、快く設立のサポート(コーチング含)を申し出てくれました。今思うと、本当にこの時、先輩にしていただいたコーチングがあったからこそ、XYという会社の「芯」の部分が形成できたと思います。

 毎週のように恵比寿の貸会議室を借りて、先輩からの投げかけに答える形でそれぞれの想いをブレストし、XYという会社の"核"を作っていきました。

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「せいなさん、めぐさんが普段意識していること、人生において大切なことを4つの項目に集約してそれぞれの割合を教えて」

 先輩にそう言われ、これが会社の設立にどう関係してくるのだろう?不思議に思いながら、それぞれホワイトボードに書き出しました。

 高崎は「影響力を持つこと」「多様性を受け入れること」「選択肢を持てること」「自分の心が喜ぶことをする」の4つを書き出しました。今見ても高崎らしい回答だな〜としみじみ。
 織田は「ファッション(いろんなファッションを知ること)」「刺激(刺激のある生活・人生であること)」「時間(自分で自由に時間を使えること)」「共有(誰かと成功体験を共有すること)」の4つを書き出しました。こちらも今見ても納得。

 それぞれの項目を見た先輩が、共通点を見出し、ホワイトボードに書き足していきました。会社として、どんな価値を提供していくべきなのか。それは会社を経営していくことになる2人の価値観を見出すことで、何ができるか?そして、社会にとって必要な存在となれるかどうか。いろんな形で会社のバリュー(価値)を紡ぎ出す行為が、自分たちが目指すべき価値提供の部分につながっていきました。

<XY創業当初の価値観>
・女性の自立
・男女コミュニケーションの構築(幸せな男女平等)
・新しい女性の生き方、立場を作る
・多様なアイデンティティの肯定
・男性への解放(男性も身につけられるランジェリーや、売り場の開放)
・男女双方の喜び、満足を提供する

 こうして、このような作業を何度も何度も繰り返し行い、固めていくことで自分たちが提供できる価値は「XYが作る下着を通して女性が自分らしく生きる選択肢を得ていくこと」同時に「男性としなやかに共存していく女性を増やすこと」であると決まっていきました。


◆ -出会い編⑶- 『 君たちには、覚悟が見えない 』

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 いよいよ、会社設立のための手続きの準備をしようというところで、やはりネックになったのは資金面でした。25歳で満足に働けていたわけでもない私たちに下着を工場で作るほどの自己資金があるはずもなく、さてどうしたものか?と悩んでいると協力者が現れました。アパレル関係の会社を経営する社長さんで織田が普段から親しくしていた方でした。色々と話すうちに、会社への出資、または社長の会社で新事業部を立ち上げる形でやってみるか?というお誘いだったのです。自分たちには、工場とのパイプラインもないし、資材調達においてもコネクションがあるわけではない。0から自分たちで探さなきゃいけない状況で、思うように進まない。資金面においての問題も、製造の問題も社長に協力いただけばクリアできるかもしれない。あらゆるジレンマのなかで、社長からの声がけがとても魅力的に見えました。それから何度も社長の会社に足を運んで、話し合いの場を持たせてもらううちに、だんだんと新事業部(下着ブランド)を立ち上げてもらう可能性についても真剣に考えていくようになりました。

そして、とある日のこと・・・。


(つづく)

本日はここまで・・・。近日中に続きをお届けいたします!

【求人募集】
XYでは事業拡大に伴い、一緒に働く仲間(インターン)を募集しています。

・女性に様々な選択肢を提供し、誰もが輝ける社会を実現させたい方
・枠にとらわれず自分らしく働きたい方
・様々なアイデアをカタチにするのが好きな方
・ファッションが好きな方
・フェムテックまたは性教育について興味・関心のある方
・都内近郊にお住まいで、原宿近辺まで通える方

を基本として、下記の募集要項を参考に興味のある方はぜひお問い合わせください。

<就業時間>
11:00〜19:00のうち、お好きな時間帯(最低5時間〜)
月曜日〜金曜日(シフト制:最低週2回〜)
※デザインインターンのみ、NuLingerie講師として土日いずれか出勤の可能性あり→時給とは別途手当支給
時給:能力により応相談

<WEB・販売企画スタッフ>
織田のアシスタントとして、各業務のサポートをお願いいたします。
◉インターン
・ブランドSNS運用
・EC管理業務(商品登録・管理や棚卸し、顧客問い合わせ対応など)
・出荷作業
・その他案件のサポート業務(メール対応、リサーチ業務など)
【必須条件】
・Illustlator / Photoshopでのデザイン作業、
・Word / Excelデータ作成(Word / Excelデータ作成(基本的な作業のみ)
・ファッションが好き
・SNSアカウント所有(instagram)

◉WEBセールス、マーケティングスタッフ ※セールスマネジャー登用有
・販売促進企画や市場分析
・カスタマーコミュニケーション
・MDなど
【必須条件】
・Illustlator / Photoshopでのデザイン作業、
・Word / Excelデータ作成(基本的な作業のみ)
・ファッションが好き
・SNSアカウント所有(instagram)

<デザイン企画スタッフ>
高崎のアシスタントとして、各業務のサポートをお願いいたします。
デザイナー・ブランド設立志望の方はお仕事を通して0からお教えします。
※下着縫製経験者優遇
◉インターン
・コレクションのサンプル制作
・生産管理サポート
【必須条件】
・Illustlator / Photoshopでのデザイン作業、
・Word / Excelデータ作成(Word / Excelデータ作成(基本的な作業のみ)
・ファッションが好き
・要縫製経験(縫製能力については、工場勤務経験は問いません ※応相談)

<問い合わせ先>
info@xy18.jp / 採用担当:織田

件名に「採用について」と記載ください。
メール本文には、下記を必ずご明記ください。
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都内で「Albage Lingerie」「Algesso Underwear」を運営する株式会社XYのブログ。何者でもない「ワタシ」を生きるアラサー経営者2人の独り言のぶつかり合いのような会話を「ふたりごと」として、つらつらと書き連ねています。
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