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ワタシをドキドキさせないで・・・

私にとって、

健康診断とは、、

" スリル満点のアドベンチャー "

....である。


先月、

年に一度の健康診断を受けてきた。

私にとって

健康診断は、

スリルと冒険のアドベンチャーだ。

だって・・

いろんな意味で

ドキドキさせられるからだ。

じゃあ、

いったい・・

私が

健康診断の

どんな検査の時に

どんな

ドキドキを感じるのか?・・

それらを今から

書き連ねていきたいと思う。

ちなみに・・

余談だが...

私は

健康診断の際には

いつも必ず

特別の日のためのランジェリー

を身につけていく。

" フッ....

たかが

健康診断に行くだけだっつーのに... "

...と、男性の皆様方、、

思うことなかれでございます..

女という生き物は

いえ..

少なくとも・・

ユウリという生き物は....

男性とのデート以外の時でも...

何気ない普段の外出時でも...

とっておきのランジェリーを

身につけることで

気分が上がって...

わけもなく

ワクワクドキドキ

してしまうものなのでございます。


だがしかし・・

とっておきのランジェリーを
身につけてる時に感じるドキドキと、

健康診断の際に感じるドキドキとは...

同じドキドキであっても..

まったく別モノの....


ドキドキなのだぁ。。


じゃあ、、

健康診断の際に感じる

ドキドキって?・・・

いったい...

どんなドキドキ?・・・

**********

まずは・・

「採血」の際のドキドキ。

私は 血管が細いようで、、

一発で採血できた試しが

あまりない。

...というわけで・・

毎回いつも

検査スタッフさんが

最適な血管探しに

苦労されている。

そして..

今回も やはり・・

私の血管選びに苦戦され...

一度 針を刺したというのに・・・

場所が悪かったとのことで..

もう一度...

別の場所へ

チクンッ・・泣

とほほほほ.....

二度も痛〜い思いを
強いられたのでした。

スタッフさんからは・・

「ホント、ごめんなさいねぇ..」

...って、

申し訳なさげに謝られた。

私はこの時...

「大丈夫ですよ〜!」

..と、、

穏やかな笑顔で返しつつも...

内心では・・

" もう...一発でキメろやぁ〜っ!"

...って、、

ちょい...
ブチ切れていた 

っていう...

ホントは恐〜い

ユウリ乙女なのでございます。。

おほほほほ。

しかし、、

注射の針を刺す瞬間って、、

ほんと...イヤですよねぇ....

「はいっ...ちょっとチクッといたしますよ〜!」

...って言われて 針を刺される瞬間の...

あのドキドキと言ったら...ないですよねぇ・・

それなのに...

また今回も...

そのドキドキを・・

二度も味わうことになるなんて...(;_;)

" 私にそのドキドキを....一つ返して〜!!"

...と、、

失敗されるたびに・・

そんなことを思う...

ユウリ乙女なのでした(^^ゞ

**********

さてさて、

お次のドキドキは・・?

「胃の検査」で感じるドキドキだ。

胃の検査の前に飲む

バリウムやその他の薬が大嫌い。。

恐怖のバリウムを飲む前に...

まずは

酸味がキツくて

シュワシュワする顆粒を

口の中に流し入れ(←お口の中では唾液と混ざり合いシュワシュワ言ってる状態)

それを口に含んだままの状態で...

ネットリとした白〜い液体を・・(←白い絵の具を極々少量の水で溶いた感じ)

ちっちゃなカップ一杯分....

一気に口の中に流し込んで
飲み込まなくてはならないのだが...

その..飲み込む瞬間と..
飲み込んだ直後の...
喉にへばりついてる感覚が

たまらな〜くイヤで...

すごーくドキドキ・・。。

この超不快なドキドキ感を
味わった直後には

見た目は完全に

" 飲むヨーグルト "

 なんだけど..

でも実際の中身は

" 恐怖のバリウム " を...

コップ一杯分飲み干す

...という

とっても厳しい試練が待ち受けているのだ。

" 飲むヨーグルト" なら...

のど越しサイコーなんだけど・・

この....

バリウムという...

ドロ〜ンとした
無味無臭の白〜い液体は・・

のど越しが最低なのだ......大泣

検査台にのっかっている私に向かって

スタッフさんから、飲み方の指示が飛ぶ。

「はいっ..まずは2口 ゆっくりと飲んでくださ〜い!」

「そうしましたら、あとは一気に飲み干して〜!」

「途中で ゲップしちゃいけませんよ〜!
検査やり直しになっちゃいますからね〜絶対に我慢ですよ〜」

...って、強〜くプレッシャーをかけられると...

逆になんだか.....

したくなっちゃうというか....

でも

もし万が一・・

途中でゲップが出てしまった場合は、

正確な胃の検査ができなくなるため

一から再度..

薬の飲み直しになってしまうわけで...

だから・・

どうかどうか..

ゲップを催さないように...

...って、、

いつもドキドキハラハラしながら ...

もぅ..すでにシュワッシュワに熱〜くなってる胃袋クンに..
ココロの中で優しく優〜しく語りかけてお願いするのだ。

そして検査台の上では・・・
恐怖のバリウムを頑張って飲み干したユウリ本体が...
上下左右にくるんくるんに回されて、
胃カメラを何枚も撮られていくという....

こんな検査は

やはり好きになれない。。

胃の検査が終了する頃には

もうかなり..

心身共に..

ヘットヘトになっちゃってる
かよわいユウリ乙女なのでございます....

なんとか無事に検査を終えて

ホッと ひと安心〜・・・

...なんて..してる場合じゃないの〜〜!

ドキドキな検査は

まだまだ続く・・


***********

続いては・・

「胸のエコー検査」のドキドキだっ。

細心の注意を払っていないと

つい思わず...

変な気分になっちゃう....

この..

ちょっとイケナイ感じの

胸のエコー検査。。

検査時・・

まずは

上半身の衣類をすべて脱ぎ捨てて

真っ裸となり...

ベッドに仰向けに横たわるよう指示される。(←もちろんスタッフは女性)

そして、

左右の胸、

順番に片方ずつ

エコーしていくのだが...

胸まわりをまんべんなく
エコー検査しやすいように...

エコーする片方の胸側の...

片方の腕を...

まっすぐ上に
上げた状態でいるよう指示される。

私は

この時点で

もうすでに..

だいぶ 恥ずかしい気持ちになっている。

...であるのにも関わらず、、

このあと・・

さらに恥ずかしい気持ちにさせられるのだ。

エコーがスムーズに
胸の上をなぞれるように..

ちょっと熱めで..
ヌルッとしたローションを

胸の上にササーッとふりかけられる。

まるで気分は・・

鉄板の上で
仕上げにソースをふりかけられてる
お好み焼き状態...

そして..

ローションで
しっとりと潤った私の胸の上を・・

スタッフさんが

スイスイ〜っと

滑らか〜に

エコーでなぞりながら

検査をしていくのだが、、

これがまた...

非常に耐えがたいものがあるのだ。

乳首以外の部分なら

私もまだ我慢できる。

のだが...

問題は・・


乳首の最先端部分だ。

その部分を

エコーが

行ったり来たりと通過するたびに...

私は

非常に戸惑い、困惑するのだ。

だって・・

そんなことされたら・・

誰だって....

感じないワケが....

....ないでしょう?・・・

入念に検査をして頂けるのは

とってもありがたいことだ。

だがしかし・・

エコーが

乳首の最先端部分を通過するたびに..

私は・・

思わず ビクン....

...ってならないよう..

お腹にかけてあるバスタオルを..

上に上げてない
もう片方の手で..

ギューって握りしめて...

必死に耐えなくてはならないのだから・・


表情だってもそう...

エコーが乳首の最先端部分を通過時、、

つい一瞬...

イケナイ表情に なりそうになるので...

それを避けるべく...

思いきり歯を食いしばって、、

なんとか
無表情を貫き通そうと....

必死に努めなくてはならないわけで・・


「あのー....すみません.....

乳首の最先端部分だけは・・

エコーなぞるの....一身上の都合により...

ちょっと....避けては頂けませんでしょうか.....?」

....なんていう

お願いをするのも・・

ちょっとおかしな話で....

いや..

だいぶおかしいワケで・・・

" 私以外の女性は

いったいどうやって

この耐えがたい行為に耐えているのだろうか... "

" エコーが乳首の最先端部分を通過する際・・

私以外の女性たちは

いったい...

何を思っているのだろうか...

感じてしまわないのだろうか...

いったい...

どうやって感じることから
意識を逸らしているのだろうか... "


私はエコーされてる最中・・

ひたすら目をつむり、

懸命に平静を装いながらも....


頭の中では

ずーっと

そんなようなことを
思っちゃってたりなんかする。

エコーが

乳首の最先端部分を通過するのは

1回や2回ではない。

数えたわけではないが..

おそらく10回以上は・・

通過するのだ。。

通過する回数が増すほどに

より一層....体の感度が高まってくる。


そこで私は・・

感じてしまって

変な気分にならないようにと...

これまで生きてきた中で起こった

辛かったことや悲しかったことなどを

必死に思い起こしながら・・

意識がよからぬ方向へ

行ってしまわないように...と

最善を尽くし、

この..拷問とも言える

厳しい試練と必死に戦うのだ。。

でもしかし、、


" 絶対に反応しないぞ 〜!"

...って、、

どんなに

心では そう強く思っていても・・

体ってゆーのは

とっても正直なもので...

乳首の最先端部分が

刺激されてしまうと・・

意図せず...

つい..

ピクンって反応しちゃったり...

つい...

イケナイ表情に

なってしまいそうになるのだから・・

人間のカラダって、

非常に厄介でミステリアスだなって思う・・

『痛み』なら...

まだなんとか我慢できるのに・・

『感じる』ことを

抑制するというのは、

なかなか難しいものなんだなと...


そういった意味で...

胸のエコー検査というのは、

私にとっては

健康診断の検査の中で

最大の試練なのかもしれない。

***********

そして....

さぁ...いよいよ・・

健康診断の

最後のドキドキ。

ラストを飾るのは、、

「子宮検診」のドキドキだ。

毎年、診察する医師が異なるのだが、

まずは男性医師なのか...女性医師なのか...

そこで一度、ドキドキをあじわうことになる。

昨年は

女性医師だったのだが..

今年は

男性医師だった。

診察する医師が男性だと

ものすごーくドキドキしてしまう。

だってだって...

いくら「診察」であるとはいえ・・

見ず知らずの男性に向かって

いきなり「開脚する」...

などという行為は・・

やはり抵抗があるものだ。

ただ..

診察時、

上半身はカーテンで仕切られているので

医師とはお互いに顔を合わせずに済む。


だがしかし....

いくらカーテン越しで

相手の顔が見えないとはいえ・・

やはり..

見ず知らずの男性の前で

開脚することには

抵抗があるというもの.....

ちなみに・・

私はこれまで、

3回ほど出産を経験している。

しかも...

そのいずれの3回とも

切迫早産というものにかかり、

約1ヶ月ずつの
絶対安静入院を強いられた。

入院中は 朝晩の合計1日2回

子宮内の診察があったため、

私は きっとおそらく..

通算100回以上は....

当時お世話になっていたクリニックの...

所ジョージ似の...
あの..50代男性医師の前で...

開脚を繰り返してきたことになる。

それだけの回数...

同じ男性医師の前で

開脚を繰り返してみても・・

やはり...

恥じらいと躊躇いを

捨て去れず・・

毎回、診察の際...

開脚してる最中は

すごーくドキドキしてしまう

なかなか健気な...

ユウリ乙女なのであった。。


だがしかし・・

これまた不思議なもので...

男性との素敵な行為の際においては・・

極度の興奮状態に陥っているため...

いつもの理性を完全に失って...

お相手の前で開脚することに

何の躊躇いも恥じらいも....

なくなっている自分がいるワケで...。。


ちなみに・・

子宮検診における開脚時の...

私の恥じらい度を決めるのは・・

男性医師の

『声』....

なにせ...

カーテン越しで

医師の顔は見えないわけで・・

だから..

声のトーン、声色などによって、、

私の恥じらいの度合いが決まってくるのだ。

「はい、今からちょっと指が入りますよ〜」

..と

話しかけられた際の
男性医師の声が

自分好みの声だと..

なんだか..

ものすごーく

ドキドキしてしまうのだが・・

たとえば...

70過ぎくらいの男性医師の声で

同じことを言われても..

さほどドキドキしないものだ。

もちろん、

ドキドキ...

するには 

するのだが...

男性医師が

ちょっと お年を召されていたり..

あるいは

それより若くても..

自分好みの声でないと...

一気に緊張感が緩むのだ。


で、さてさて・・・

気になる今回の男性医師の声だが、

非常に若くてフレッシュな声・・

濁りのない透明感溢れるステキなお声・・・

福山雅治のような

渋くって深みのある声も好きだけど・・

そんな明るいトーンのフレッシュな声も好き。

...というわけで・・

私の開脚時の恥じらい度は

もぅマックスに....

そして...

ふと...

カーテンから覗く

男性医師の足元を見てみたら...

履いている靴は

アディダスのスニーカー・・

お足元も

しっかりとお若い感じ・・

" あぁ...

私は今...

この..若い男性医師に向けて...

開脚してるのね..." 

...って、

思うと...

もうドキドキが

止まらない・・・・

男性医師は

とても優しい語りかけ口調で..


「ちょっと今から...指..入れていきますね...」

....そう言いながら..

中指と人差し指の二本を同時に

私の中に

ゆっくりと挿入してきたのだった。

私は この瞬間、、

超最大限に恥ずかしい気持ちになる。

胸のエコー検査時と同様に..

絶対に、、

変なことを考えないようにと..


意識をそっち方面から逸らすことに

超必死になるのだ。

触診のあとは・・

子宮の粘膜を
器具で擦り取る検査がある。

これもまた...

器具の挿入時に

いつもドキドキさせられる。

「今度はちょっと器具が入りまーす。

ちょっと痛いかもですが..少し我慢しててくださいね...」

...と、男性医師に言われ..

硬くて ひんやりと冷た〜い器具の挿入を...

ドキドキしながら

自分の中に受け入れる。


その最中、

私の心の中では...

恥ずかしいという気持ちと

痛いという気持ちとが

複雑に交互に絡み合うのだった。


あぁ....

恥じらいと躊躇いの子宮検診...

男性医師に向けての開脚...


どんなに経験を重ねたとて...

やっぱり積極的になれないわ...私...

...と、

開脚中に...

そんなことを..

一人しんみり思う...

恥ずかしがりやの

乙女ユウリなのであった。

***********

さてさて...

検査が全て終了し、

帰る頃には

もう正午を過ぎていた。

人もまばらで

静か〜な雰囲気の渡り廊下を

一人でトボトボと 歩いていたところ・・

前方から

白いTシャツ姿の若い男性が

スタスタとこちらに向かって
歩いてくるのをしっかりとアイキャッチ。

ふと..

その男性の足元を見ると・・

なんと..アディダスのスニーカー・・。

つい先ほどの子宮検診で

私が思いきり開脚した....

そのお相手である
男性医師だったのだ。

あのカーテン越しに聴こえてきた

フレッシュな声に似つかわしい感じの..

20代前半っぽい...

とても爽やかなイケメンくんだった。

" 私は さっき..

この爽やかイケメンくんに向けて

開脚していたんだな.. "

...って思うと・・

ドキドキが

再び急上昇してきた。

カーテン越しだったので

向こうは私の顔を知らない。

でも..

こっちとしては...

とっても恥ずかしいものがある。

すれ違う瞬間、私...

きっときっと

最高潮に恥ずかしいに違いない・・

私は

彼とのすれ違いざまに....

" もう..今日はこれ以上、

ワタシをドキドキさせないで〜! "

...って、

心の中で 

そうつぶやきながら・・

とっても俯き加減で・・

そのステキなお若い男性医師と

何事もな〜く.....(←トホホ..)

すれ違うのだった・・・。。

最後の最後まで....

スリル満点、、

ドキドキが止まらない

2020年の健康診断となりました〜(*^^*)


私にとって・・

やはり...

健康診断は、

スリルと冒険のアドベンチャーなのだ!


...で、

気になる検査結果ですが・・

貧血気味で要注意

以外は良好でございました。

ほーーーっ...

検査結果の入った封筒を

開封する時の

ドキドキも、、

けっこうスリル...

あるんですよねぇ...(^^ゞ

心臓に悪いドキドキは

ノーサンキューですが..

乙女心を刺激するドキドキは

いつでもウエルカムな
ユウリ乙女でございます。

おほほほほ....


*******************************

本日はお知らせがございます。

『第2回THE NEW COOL NOTER賞』が
本日12月1日(火曜日)より開催されました。

わたくしは前回に引き続き、
お菓子部門の審査に携わらせて頂くことになりました。

クリスマスケーキのコピー

                      ユウリ乙女作(*^^*)

今回もまた、
どんなに甘くってスイートな作品が寄せられるのか・・
今からと〜ってもワクワクドキドキしております。

こんな楽しいドキドキなら大歓迎ですね。

コンテストといっても
全員参加型のお祭りのようなもの(*^^*)

主催側も、創作を楽しみ、作品を持ち寄ります。
作品を応募される方、応募作品を読んで愉しまれる方、
クリエイター同士の交流を広げたい方、より深めたい方・・

それぞれがそれぞれの目的で楽しめる
全員参加型のこれまでにない多目的スタイルのコンテストです。

ぜひお気軽に参加していただいて
お祭りを楽しんで頂きたいと思います。

これもある意味...
スリルと冒険のアドベンチャーですね(*^▽^*)

お祭りのドキドキワクワクを
ぜひ一緒に楽しめたら嬉しいです。

アナタ様のご参加を
心よりお待ちしております!


*このnoteは【共同マガジン】これが私のイチオシnoteだ!寄稿作品です。
*マガジンの内容は充実して参ります。フォロー頂けると嬉しいです。


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