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FUSIONの社風をつくる?ピアボーナスとは

「他の人を思いやる方が多い、良い会社ですね」
と、先日セミナー講師に言われて嬉しい気持ちの管理部ワタナベです。

2018年7月に入社し、総務・広報を担当し約3年半。
ありがたいことに、取材でご来社されたテレビ局の方など多くの企業を知る方にも、当社の社風を褒めていただくことが多いと感じます。

主観ではありますが、それにはピアボーナスが大きく関わっているのではないかと思います。

社内アンケートでもおすすめ制度の上位に挙げられ、アクティブメンバー率(※)は9割越えをキープし、ほぼ全社員が活用しているピアボーナス。

▲当社リクルートサイトに掲載していた社内アンケートより

今回は、その当社のピアボーナスについてご紹介します!

※アクティブメンバー率・・・1ヶ月に1回以上、ピアボーナスのプラットフォーム「Unipos」にアクセスした人の割合

1.ピアボーナス とは


ピアボーナスとは、仲間や同僚を意味する「peer」と、報酬を意味する「bonus」を組み合わせた言葉。
同僚への感謝の気持ちを少額のボーナスとして、従業員同士が報酬を贈り合うことができる仕組みです。

2.ピアボーナス 当社の運用


■導入のきっかけは?
代表の佐々木がピアボーナスの仕組みを知り、当社の文化に合うと感じ、2018年4月に導入しました。
当社は、戦略策定から購買データ分析、クリエイティブ制作企画、効果測定まで、マーケティングに関わる業務のサポートをワンストップでご提供しているため、全く職種が異なるメンバー同士の理解・連携は欠かせません。
部署・拠点間を超えたコミュニケーション手段としてもピアボーナスは最適でした。

■どのように運用されている?
当社では、Uniposという専用のプラットフォームを使っています。
基本給やボーナスとは別に、会社から毎週社員一人につき400ポイントを支給し、感謝のメッセージを添えたポイントを社員同士でいつでも気軽に送受できることとしています。

▲新入社員入社の際は、初日にUnipos顔写真を設定します。顔写真があることで、メッセージ・ポイントを送受する際、相手をイメージしやすくなり、より身近に感じます。

導入後は、Unipos様より取材していただきました。
ありがとうございました!

1ポイント=1円として年1回の賞与(利益還元金)支給時にもらったポイントを合計し、賞与に加算して支給します。

また、当社では「SDGsプラン」を利用しているため、会社が指定した寄付先の中から一人ひとりが支援したい団体を選び、もらったポイントを寄付することもできます。

■投稿される内容は?
「システム障害の対応ありがとう」という大変な業務に対する仕事ぶりを評価するものや、「ゴミ捨てありがとう」という、評価されにくい日々の些細な感謝、新入社員に対して「入社してくれてありがとう」という心温まるものなど、様々です。

3.ここが良い!ピアボーナス 3選


実際にピアボーナスを活用している中で、私自身がピアボーナスのここが良いなと思ったこと3点をご紹介します。

①   感謝・賞賛する風土が根付いた
②   社内のメンバーを身近に感じることができた
③   仕事へのモチベーションが上がった

この3点が、冒頭でお伝えしたピアボーナスが褒められる社風醸成に大きく関わっているのではないかと感じていることにも繋がります。

それぞれについて、もう少し詳しくお話ししていきます。

①  感謝・賞賛する風土が根付いた

私はピアボーナス導入後に当社に入社しましたが、まず驚いたのが、
感謝・賞賛を伝え合う方が多い!ということです。

自分が言われて嬉しいのはもちろんですが、他のメンバー同士がそういう言葉でコミュニケーションをとっている場面を見かけると、気持ちよく働けますよね。

代表の佐々木によると、もともと感謝・賞賛を伝え合う文化はあったのですが、この仕組みによってさらに良い影響が生まれていったようです。

社員同士がお互いの行動を承認し、感謝を伝え合う機会が増えることにより「良い行動をしよう」「それを評価していこう」という流れが加速していったのですね。

この風土は大量のアイデア出しが求められる職種にとってもメリットで、賞賛の文化があるから意見を出しやすくなり、よりよいアイデアが生まれるという良いスパイラルができあがっているのではないかなと思います。

②  社内のメンバーを身近に感じることができた

Uniposで送ったメッセージは全社員が見ることができるため、メンバー同士の関わり合いや、今、どのようなことが起きているかをリアルタイムで知ることができます。
普段はあまり接点のない部署のメンバーのことも見えてきます。

「○○さん、社会人になってから初受注おめでとう!」という投稿があれば親心のように嬉しくなり、「▲▲さん、急なトラブルで深夜対応ありがとう!」という投稿があれば、心から感謝の気持ちが沸き上がります。
思わず、「拍手」ボタンを連打してしまいます。

▲Facebookの「いいね!」のように、共感したら「拍手」しています。
1拍手で1ポイントずつ、送信者と受信者に贈られます。

リモートワークで、社員同士の直接の関わりは少なくなったこの約2年間も、ポジティブな感情とともに会社のメンバーを身近に感じることができています。

③  仕事へのモチベーションが上がった

「ありがとう」というメッセージをいただくと、やっぱり素直に嬉しいですよね。
管理部門(特に総務)は、消耗品補充、ちょっとした掃除、水やりなど名も無き仕事が多かったり、ミスなく安定稼働することが当然と思われがちなところがあったりしますが、そういったところを見て評価してもらえていることを知ると、モチベーションが上がります。

また、周りの人の頑張りをリアルタイムで知ることで、自分も頑張ろうという気持ちになったりもします。

さいごに


当社の社風をつくっているといっても過言ではないピアボーナス。
リモートワーク中心の今、気軽にポジティブなコミュニケーションができるこの制度の良さを改めて感じています。
(そして、あと約1か月半後のポイント金額の支給も楽しみです・・・!)

「BestUnipos表彰」や「コアバリューハッシュタグ」など、当社こだわりのピアボーナス制度に関する取り組みもご紹介したいですが、それはまた別の機会にお話しします。

みなさんに心の中でピアボーナスをお贈りします!