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一人暮らしトライアスリートの食事事情

皆さんこんばんは!
本日は割と真面目にブログ書く日です。
なので、本日はアスリートにとって重要な食事について書こうかと思います。

…と言っても今日書くのは、あくまでも私が一人暮らしで自分で食事を準備していく中で、注意している点、気をつけている点についてです。大学でスポーツ栄養学は基礎の基礎くらいしかかじっていないので、その辺をご理解いただいた上でどうぞ…。

その①大前提

一人暮らしで競技もして、という生活の中で私の食事準備に於ける考え方の大前提はです。

食事は毎日するもの。当然食事の準備も毎日行います。そんな中で、例えば毎日1時間準備に時間をかけていたらどうでしょう。特別料理が好きだとか、誰かのために作っているとかでない限り、練習をしてヘトヘトになって帰ってきたあとの1時間はかなりきついものがある筈です。それに練習後はなるべく早く食事を摂ったほうが疲労回復的にも良いです。なので私の食事においては大前提として「簡単に準備できること」が条件としてついてきます。

その②タイミング

運動をされる皆さん、プロテインは飲んでますか?そのプロテインはいつ飲んでいますか?よく言われるのが「トレーニング終了後1時間以内」ですよね。この1時間は破壊された筋繊維を修復するために、体内では筋肉へ優先的に栄養素が回されていると言います。その間に外部から栄養素を投与してやることで、疲労回復や超回復をさらに促してやるという事ですね。

これはプロテインなどの補食だけでなく普通の食事に関しても同じことが言えます。 まあ、練習終わって着替えて帰って〜などしてると普通は1時間超えてしまうので、「練習直後に補食を摂り帰宅後なるべく早く食事を摂る。」というのがベストな流れですが。トレーニング終了後1時間のいわゆるゴールデンタイムは、1時間過ぎたからと言ってすぐに失われるわけではありません。そこからさらに時間をかけて緩やかに通常の吸収状態に戻っていきます。

つまり、1番吸収率の高い練習直後には直ぐに摘めるもので最低限補っておき、帰宅してから本格的に栄養摂取って感じですね。そうそう、余談ですが。皆さんプリテインはあくまで栄養補助食品ですからね!詳しい研究などはまだ無いようですが、それでも現在の人類の叡智を持ってしても「サプリメントだけで事足りる」食事には辿り着けてないようです。しっかりと食材から栄養を摂取しましょう。

その③栄養素

いくら簡単で、練習後すぐに食べられるからといってジャンクフードばかりでは強い体はできません。せっかく鍛えた体が成長するには良質な栄養が必要です。

ここで私が気をつけていること。それは「五大栄養素をしっかり摂る事」です。

五大栄養素、わかりますか?炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルの五つです。

栄養学の「基本のキ」ですが、正直に言うと、私これ以上深く栄養について考えてないです! 最近はナントカに含まれる何とかが〜とか、〇〇に効く奇跡の栄養!とかビタミンでも数え切れないほど種類がありますよね…。もしかしたらそれら一つ一つに対して、理解して、試して、実用性を考えて…とかするのがプロアスリートとしてあるべき姿なのかもですが、1番初めに書いた通り簡単であることが私の中では大前提です。「近所のスーパーで手に入るもの」このラインを超える食材に関しては余程興味を惹かれない限りまず採用しません。

逆に言うと私はアスリートの取るべき栄養についてはこう考えています。

「アスリートの食事は、通常のバランスの良い食事を極限まで突き詰めて行けば良い。」

もちろん、減量増量、試合前、オフシーズン…など食事から改善すべきものはありますが、ベースの考え方はこれです。 究極的にバランスの良い食事それを突き詰めて、そこから削ったり増やしたり、調整すべきだと思います。

その④個人差

ここまで偉そうに色々書いてきましたが、私はこの個人差というのが最終的に大きな弊害になるのではないかと思います。そう、私たち人間はそれぞれの個体で微妙な差があります。脚が長い人、手が短い人、頭が大きい人、背が低い人…。そんな外見の差と同じように栄養の吸収に関しても個人差がかなり出ると思っています。

私の話になるのですが、私は学生時代食事は毎日決まったものを食べていました。

朝「ご飯1合、納豆、鯖缶、卵」昼「ご飯1合、カレー(レトルト)、バナナ、牛乳」夜「ご飯1合、鍋[味噌汁の素](豚もも肉、キャベツ、ほうれん草)、ミニトマト」

今見返すと、よくこれで練習もして、体調も崩さず生き残れたなと思います。栄養士の人がみたら、お叱りどころじゃ済まないような内容ですね…。一応5大栄養素は網羅しているはずですが、、多分私以外の人がやったら間違いなく体調を崩しているでしょう。逆に私も誰かがやっている食生活をそのまま取り入れたら体調を崩すでしょう。つまりそういう事なのです。

世間では非常に多くの食事方法や栄養素、食材なんかが紹介されています。ではなぜあんなにも沢山の情報が「食事」というただ一つの行為なのにも関わらず溢れているのでしょうか。私はその答えは「答えがないから」だと思ってます。

トレーニングと同じです。「誰でも必ずこのタイムで走れるようになる練習」がないのと同じ様に「誰でも必ず健康になれる食事」はないんだと思います。

だからこそ!私は、食事について悩んでいる方にはこう言いたいです。

「研究してみてください」

入り口は世間に溢れる情報の一つでも良いと思います。ですがそこから、量を変えたり、ものを変えたり、自分の体調に十分注意しながら自分にとって最高の食事方法を探してみてください。私も学生時代は、色々試して色々失敗して、時にはお金を使い過ぎたり、時には食材を削り過ぎたりして今の形に近づいてきました。

なかなか難しい話かもしれませんが、これもまた美味しい食事を食べるのとは別のベクトルで「食事を楽しめている」と思います。

アスリートだからではなく、人として生きていく限り食事はずっと続いていくものです。飽食の時代と言われる今だからこそ、自分にとって何が必要で何が要らないのか、見極めてみるのも面白いと思います。

というわけで今日はここまで。

それでは!

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