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謙虚、素直

ある僧侶の苦行の話。
高低差1300m、片道24キロの山道を往復するなど、全て終えるのに9年間かかる。
最初は力任せに歩いてしまっていたが、続けるうちに肩の力が抜け、いつしか「謙虚、素直、謙虚、素直」と心の中で唱えながら軽やかに歩いてた。
自分も大自然の一部だと気づき、自然に逆らわず、受け入れることが大切だと理解したとのこと。

”自然体であること”はとても大事だと感じます。
その状態になるためにも心の状態が落ち着いてないといけないのかなと。
落ち着いて自分を見て、周りを見れるように。
”曇りなき眼”とは澄んだ心だからなれる。謙虚さ、素直さ、が必要に感じます。
自然体であれることが、自分自身の出せるパフォーマンスも高くなる。よさが100%以上生かされるためにもそうあるべきだと思う。

でも僕らはなぜか逆をいく。不自然体をとる。
目の前のこと、相手のことを受け入れず、自分を主張する。
波に強引に逆らうように。

慣れない時、加減がわからない時は、なんでも変に力が入ってしまう。
スポーツとか何かの修練は、繰り返し慣れていくことで、
うまくできなかったこともいつしかできるようになる。
慣れることで、自然な流れを作れるようになる感じがする。

目に見える技術的な修練はがんばりやすいが、”心を鍛える”ことには意識がなかなか届きにくい。
心も同じように鍛錬を繰り返し、自分の自然体を持てるようになりたい。

そのためにも、謙虚、素直、という言葉を常に心の中に置いておきたいこと、忘れちゃダメなやつですね。

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