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ミシュラン巡り ガストロノミー・ジョエル・ロブション

言わずと知れた世界最高クラスのレストラン。名前のジョエル・ロブション氏は2018年に亡くなりましたがフランス料理界の巨匠。
料理の腕だけでなく高い経営手腕を持ちフランス以外にもアメリカ、日本、香港など約10軒あり合計の星の数は32個になります。
日本にはガストロノミーの他ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブションが六本木と銀座にあります。渋谷のヒカリエには名前を冠したパン屋がありますね。

恵比寿ガーデンプレイスのシャトー・ジョエル・ロブションという一戸建ての城のような建物の中にあります。

料理は小皿に多数出る形式でデセールまで入れると16皿になります。

猗窩座エビのホットサンドイッチ


エビとウニの濃厚な味わい。

キャビア・アンペリアル



このお店の名物ですね。よくメディアにも出てきます。キャビアとエビの上品な味わい。コンソメのジュレが後味を引く。

ビーツ
北海道ボタンエビのタルタル
スモークサーモンのプリヴォリテ


ビーツの上にはグリーンマスタードのシャーベットが。グリーンマスタードの刺激と細かいビーツの食感がマッチ

ボタンエビのタルタルはざっくりとした生地と一緒に。

スモークサーモンの中にサーモンのムース
スモークされたサーモンの味の深みに柔らかいソースがプラスアルファの味わいを。
食べた後しばらく口の中にサーモンの味わいが残る

カボチャのヴルーテ。
グルヌイユのフリット。
写真撮り忘れました😢

カボチャのスープ。中にフォワグラ。
フォワグラは底にムース状に。スープはよくできたポタージュ。まろやかな味わい。

カエルのフリット
飛び出している骨を摘んで一口で。ニンニクがよく効いています。カエルは人生で3回目。

蝦夷鮑のスチーム。
リゾット。
未利用魚のスープ。


蒸した鮑は肝のソースと。
鮑が柔らかく肝のソースの芳醇な香り。

スペイン産小麦粉のリゾット。上には北海道産ウニを。
リゾットは少し歯応えがあり普通のリゾットとはイメージが違う。ウニと共に食べると潮の香りを感じます。

未利用魚とはキズや形が悪い、大きさが揃ってないなど。それをスープとして頂く。
ブイヤベースですね。
濃厚な魚の味わい。多分青魚が入っている。

伊勢海老のポワレ。
金目鯛のスチームにソースをかけてモン・サン・ミッシェルで取れたムール貝と共に。


伊勢海老がしっかりある。しなやかなかみごたえ。海の風味がしっかりと。

こちらも金目鯛がしっかり。ソースもスープのよう。すごいコクがある。

フランス産子牛のロースト


500グラムはあるような信じられない大きさ。ですが、これから数切れ食べる分だけ切り分けます。残りはなんと出汁とかに再利用するそうです。1番美味しいところだけを食べる贅沢🥣付け合わせはカンデーレのグラチネ。大きなマカロニ。ジロンド茸が中と上に。
ジャガイモのピューレ。

柔らかい子牛です。綺麗なピンク色。パリの二つ星で食べた子牛は臭くてフランスの牛はダメなんだなと思いましたが全然違う。日本の黒毛和牛とは違う味わい。赤身とは言わないかもしれませんが、いわゆるサシの多いピンクとは全く違います。

ここまででお腹いっぱいです。かなり限界にきてる。

フロマージュはパス。

デセール


キャンディ。中にはアイスとムース。周囲にはパイナップルのコンフォート。

デセール2

ワゴンから取り放題。カプチーノのシューとアイス。
なんとか入りました😥

デセール3

チョコとマカロン。もはや助けてほしいぐらい苦しい😖

デセールまで入れて総勢16皿。量は多すぎですがとにかく美味しい。前菜からポワソン、ヴィアンドまで新鮮な経験でした。ポワソンなど多いのが真鯛などですが産地や火入れ、ソースなど違うとは思いますが時間を開けて食べるのでちょっとしか違わない。ここは伊勢海老、金目鯛など全く違うものが出てきます。フランス産子牛のローストなど全く新しい食べ物です!
やはり世界のロブションは圧倒的でした。
コースで55000円と高価格ですが、他とは頭ひとつ違うと思います。また皿数も多いので創作活動も調理もコストがかかって当然だと思います。
次はランチできます。すごいゴージャスな体験でした♡






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