
初詣に間に合う? 神社での正しい願掛けの仕方はこれです。
令和三年、新年あけましておめでとうございます。
もう初詣には出かけられましたか?
年が明けてしまってからで申し訳ないのですが、、、これから初詣に出かけるよという方のために、初詣で神社に行った際の正しい願掛け(お願いごと)の仕方をお伝えしたいと思います。
今から出かけるところなんですけど、という方もいらっしゃるでしょうから、余談や前置きなしで要点のみを駆け足でお伝えしますね。
体裁も整えず、誤字脱字は後で直す覚悟で書き綴ってまいります。
はい、帽子を脱いで手水舎で手と口を清めて、二礼二拍手で、、、は割愛。
そのあと、皆さん心のなかでどのようにお願い事をしていますか? ここが最も大切なんです!!
※この記事の内容は、あくまでも私個人の意見です。皆さんの考えや信仰を否定したり卑下するものではありません。
まずは、あなたの住所・氏名・年齢を伝える。
それから、「昨年も無事に過ごすことができ、今年もこうやって、参拝にくることができました。」というように感謝の意を述べる。
そして、お願い事をする。
、、、ここまでは常識ですよね。
ですが、それだけではダメです。 なにか足りません。
では、ポイントをお伝えします。
まず、住所・氏名・年齢を伝えた際、参拝に来ている神社があなたの住まいの近所だったり、パワースポットとして高名だったりして、初詣以外にも足しげく通っているような神社だったら、神様も「おお、〇〇ちゃん、いつも来てくれてありがとうね。」とおっしゃることでしょう。
ですが、年に一度、初詣のタイミングでしか参拝しないような方については、「お前誰だよ、、、へぇ、△△市の〇〇さんね、で、急に何しに来たの?」と神様の第一印象は最悪です。
そこで、名乗って、「昨年も無事に過ごすことができ、今年もこうやって、参拝にくることができました。」という謝意を伝えてから、「年に一度だけの参拝という不義理をお許しください。これからは折りを見て参じたいと思います」と謝罪します。
これだけで、「お!? なになに!? 珍しくしっかり分をわきまえてるいい人じゃん」と、神様に対してツカミはオッケー♪です。
さて、ここからが本題中の本題、秘中の秘、初詣で神社に行った際の正しい願掛け(お願いごと)の仕方です。
「お金が溜まりますように」「高校受験がうまくいきますように」「素敵な恋人ができますように」「家族みんな健康で過ごせますように」と、みなさん、ストレートにお願い事を伝えていますよね?
でも、神様って、万能ではないんです。
日本古来のやおよろずの神様だったり、後世の人々によって神格化されたり、神社のご祭神様の成り立ちは様々ですが、正直、
「いや俺、お金稼いだことないし」「いや俺、高校受験したことないし」「いや俺、女の人と付き合ったことないし」「いや俺、神様だからそもそも病気とかしないし」
と、「そんなお願いされても、経験もノウハウもないし、どうやったら力になれるものか」と、神様も困り果ててしまうんです。
千里眼で試験に出る問題を未来に行って見てきて夢の中で伝えるとか、ラブロマンス映画のような出会いをセッティングするとか、そんなの無理です。
しかも、同じようなお願い事を次から次へと参拝者が伝えていくので、最後には、
「そもそも、なんでお前らの願い事聞いてあげなきゃいけないわけ? そもそも、お前らは俺に対して何かしてくれるわけ?」
と、神様に逆ギレされかねません。
では、どうするか?
最後の神様のセリフに答えが隠されています。
ギブアンドテイクって言いますよね。
そうです。あなたの願いを叶えることによって神様が何を得られるか、それが重要です。
え? 神様って見返りを求めるの? と驚いたあなた。
何言ってるんですか、当たり前じゃないですか。
神様が無条件に人間を愛しているとは思わないでください。
愛していないと言うと語弊があるかも知れませんが、、、やはり、この人は気に掛けてあげたい、こいつは知らん、という依怙贔屓はあるものです。
では、神様に気に掛けてもらえるにはどうしたらいいか?
はい、見返りです。ギブアンドテイクのギブ。
お賽銭のことではありませんよ。
あなたが神様に対して、なにをしてあげられるか、です。
それを参拝のときの願い事の中に盛り込まなければいけません。
先述の例の「お金が溜まりますように」「高校受験がうまくいきますように」「素敵な恋人ができますように」「家族みんな健康で過ごせますように」という願い事の正しい伝え方は、次のようになります。
×「お金が溜まりますように」
〇「お金をしっかり稼いで、より多くの税金を納め、この土地ひいては日本国全体を盛り立てていきたいと思います」
×「高校受験がうまくいきますように」
〇「進学してしっかりと日本国民としての知識を学び、いずれはしっかりとした職に就き、しっかりと税金を納め、この土地ひいては日本国全体を盛り立てていきたいと思います」
×「素敵な恋人ができますように」
〇「健康でしっかりとした生活を送っている男性と結婚して家庭を築き、健康で丈夫な子供を産み育て、今後の日本をしっかりと支えていく人間に育てあげます」
×「家族みんな健康で過ごせますように」
〇「家族みんながしっかりとした日本国民として生活し、しっかりと税金を納め、この土地を愛し栄えさせるように、日々精進してまいります」
、、、というように、願いではなく、宣誓することです。
わかりますか?
税金とか何言ってるんだ?と思われるかも知れませんが、神様は、それぞれの神社の神様は神社が建立されている土地を愛しています。だって、自分がそこに祀られているわけですから。
だから、その土地が栄えれば、人が増え参拝者が増え、自分を信仰してくれる人が増え、賽銭や布施が集まれば自分の住まいである寺社がキレイに保たれて、立派な建物にしてもらえる。
そんな、神様の「欲」を狙い撃ちした願い事、それが本当に正しい願い事の伝え方です。
「え? そうかそうか、だったら世話してやらんでもないよ」と神様にそう思わせることができればしめたもの。
「将来この土地を繁栄させてくれるってことなら、もっとしっかり学んでもらわないとね。じゃあ、試験ってやつの時に力を発揮できるようにしてあげようかな。あ、あと、体調も整えさせておかないと」と、力を貸してあげるに足る人間であると、神様が認識してくれるのです。
なんだか、物販のセールストークみたいですが、これが正しいお願いの仕方です。
要点だけのつもりが、つい長文になってしまいました。
これから初詣に出かけられる方の参考になれば何よりの幸いです。
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