給湯器と死活問題の話。
以前、他の方が書かれた note の記事で、「給湯器が壊れて大変」的なものを読んだ。その時は「そうかぁ。それは大変だろうなぁ」という感想を抱いたに過ぎなかった。
そして先日、職場で打合せしている際、同僚から「実は、家の給湯器が壊れちゃいまして、業者から『今は在庫が無い。次に入荷するのは5月くらいです』と言われたんです」という話を聞いて、いやまさにこれやんけと思った。と同時に、この時期に、もし我が家の給湯器が故障したら、本当に死活問題だろうとゾッとした。
お風呂に入る人がまだ結構居るのか、もうシャワーだけで済ませる人が多いのか、世の中のトレンドとしてさだかではないが、我が家では、ガッツリ風呂に入る。一日の終わりにはちゃんとお湯をたっぷり溜めて、家族全員で入れ代わり立ち代わり入浴する。
しかも、私に至っては、次の日の早朝も、一人で入浴(半身浴+読書)をしている。ちょっと汚い話で大変恐縮だが、夜に風呂に入って、次の日に起きてそのままの状態で生活するとその日のお昼くらいには、身体というか頭がベタベタ脂っぽくなる。ほかの人よりも私は睡眠中に新陳代謝が進んでいる気がする。そういうわけで、私の場合は、翌朝にも一回どっぷり風呂に入る。そうすることで、少しでも清潔な状態を保とうとしている。
だから、もしお湯が使えなくなったら、恐らく生活に支障が出てくるのではないか、と戦慄してしまった。少なくとも私は、ベタベタのギトギトの状態で一日を過ごさねばならない。現在リモートワークになっているとはいえ、テレビ会議をすれば同僚から「あれっ、お前なんか妙に光ってないか」と怪訝な顔をされる様が容易に想像できる。それが気になって業務に集中もできないし、不用意なミスも増えてしまいそうだ。そうすれば評価はガタ落ちして、最悪の場合、人員整理の対象になってしまうかもしれない。
言わば、風呂に入れないということは、まだこの先何十年と残っている私のサラリーマン人生が危ぶまれる可能性があるということだ。文字通り、我が家にとって「死活問題」になってしまうかもしれない。
というわけで、我が家の給湯器はどうだろう。考えてみる。
このサイトには、こんなことが書いてある。
他のサイトなんかも見てみると、使用状況によっては10年より短い、7年というケースもあるらしい。
我が家は、この家に引っ越してきてから約3年。新築だったのできっと給湯器も新品だと仮定すると、残りの給湯器寿命は約7年。でも、前述のとおり、我が家では(恐らく私のせいで)給湯器の稼働率が通常よりも高いと思われるので、それよりも短いだろう。寿命7年としたら、残りは4年。思ったよりも短い。現在小学一年の息子が小学校を卒業するまでに、給湯器について何らかの修理や交換を考えておかねばならない。
それにしても、こういう家のメンテナンス系のタスクは、忘れないようにしておかないと、あるとき突然インフラがストップして大変そうになりそうだ。他にも、火災報知器とか浴室乾燥機とかも、たしか標準使用期間があった気がする。残念ながら忘れてしまったけれど。というわけで後で見直してみよう。
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