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弱者が生き残るためにすべきこと、考えるべきこと

この世には70億人の人類が生きています。
そして、多くの人が苦しい生き方を強いられています。

GDP世界第2位とされている中国でも10億人の人は年収50万円で働かされ搾取されています。ウイグル、チベット、内モンゴルでは多くの人が強制労働に従事させられ、逆らう者には壮絶なリンチが課せられています。さらに親子が引き離され、子供には中国語を強制される地獄の日々の中を生きざるを得なくなっています。

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強制労働を強いられるウイグルの子供たち。

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毎日無給で17時間も働かされるウイグルの人たち。彼らが作った安価な商品を仕入れて儲けているユニクロ、無印良品、アシックス、ナイキなどの非人道的企業。

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苛烈な拷問を受け続けるウイグルの人たち。

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さらには、生きたまま臓器を切り取られて売買される膨大な数の人たちが存在します。

シリア、パレスチナ、アフガンなどでは多くの人が劣悪な環境下で爆撃やテロリストたちの攻撃に怯えて暮らしています。

一方、日本では「親ガチャ」などと自分の不幸の責任を他人に押し付ける風潮があります。子育ての苦労も考えない自己中な考え方とも言えるでしょう。

実際は、「日本に生まれただけで幸運」なのです。
しかし、その日本においても弱者の方はおられます。

(1)不登校で毎日学校に行けなかった。
これはあり得る話です。
病気というより体質です。

ある人は6時間しか活動できず、6時間起きて3時間寝るという日々を送っています。売れっ子の歌手です。子供時代は辛かったけど大学生になってからは「6時間活動と3時間睡眠」を死守しています。

当然、歌手活動にも支障をきたし、リハの最中に抜け出して寝るとか、多くの人に迷惑をかけていますが、「6と3のサイクル」は守り通しています。そのような体質なので仕方がないわけです。

(2)8時間連続業務が無理。
だから、一生、正社員にはなれない。
これは甘えでも怠慢でもない。
気合いや根性が足りないという話でもありません。
体質です。

なので、8時間勤務が無理なら「4時間と4時間」に分けて考えればいいわけです。そのような環境は自然とは与えられないので、自分で掴み取ってゆくより他はないわけです。

(3)正規に働けない、在宅副業もスキルがない。
収入は最低。
慎ましやかにさえ生きていけない。
全てにおいて非活動的です。
良いとか悪いとかの話ではなく、ただ非活動的というだけです。

ここまで極端ではなくても、「頑張っても社会に適応できない、適応が苦しい」という人は少なくないと思います。

対処法は決してイージーではありません。
弱者なのに「イージーではない戦いとはこれ如何に」と思うでしょうね。

しかし、辛い、苦しいと思うのは周りの常識や周りの人のペースに合わせようとするからなのです。

自分一人だけの世界では苦も楽もないわけです。

但し、「孤独枠」はある種の「狂気枠」であり、「変人奇人枠」でもある。

4本足で走るのを得意としている少年がいた。もちろん、両親はウンザリして彼の将来を危惧していた。その彼が渡米し、帰ってきた。母親は「何かを得てきたかも」と期待していたら、ニューヨークでも4本足で街中を走り回っていたという。それを聞いた母親は、「まだそれかい」と肩を落とした。

それでも彼は4本足競技を提唱し続け、遂にはギネスに乗った。最終的にはボルダリングを教えて食を得ているが、「孤独枠」が開花する期間は長い。最低3年、通常10年。

YouTuberだって孤独枠、狂気枠、変人奇人枠に属する。

成功者は、ほぼ先駆者であり、かつ、俳優、芸人、著名人が多数参画してくるレッドオーシャンと化している。つまり、ほとんどは食べてゆけない。たまに変人奇人枠でバズっても、所詮は流行物廃り物の世界なので没落も早い。

YouTubeをやるぐらいなら、スキルを身につけた方が勝ち目がある。
孤独枠は厳しい。

例えば、太平洋横断一人ぽっちなんかもそうですね。
誰が考えても苦しい話です。
でも、一人ぽっちが苦にならない人にとっては、それほど問題ではない。

だったら答えは見えてきますね。
それは「1人でできることをやる!」です。

これなら、3時間しか持続できなくても、誰にも文句は言われない。
このような職業はたくさんあります。

ただし、スキル勝負なのでプロかセミプロ程度にはならないといけない。
職人さんの多くは、このようなタイプですね。

漫画家にも多いタイプです。
『グラップラー刃牙』の作者である板垣恵介さんもその一人です。

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彼は、絵が好きで子供の時から描き続けていた。自衛隊に入ってからも描き続けていた。怪我をして自衛隊を辞めてからは本格的に漫画家の道を歩みだしたけど、3年、4年かけても全く芽が出なかった。そして、思いつめたあげく小池一夫氏が運営する塾の門を叩いた。ここが彼の登竜門になった。

ちなみに、小池一夫氏は名言の達人でもあります。『孤独が人を育てる』というタイトルの書物も出版しているように、「1人」を重視している人物でもあります。

彼の名言を幾つか紹介させていただきます。
『人のペースに巻き込まれない』ことは、大事。自分のペースでやることが、いちばん充実していて、雑にならず、結局はいいパフォーマンスに繋がる」
これは私の考え方と同じですね。

「自分の気持ちは自分で決める」
「自分の嫌いなところ沢山ある。駄目なところも沢山ある。でも、その嫌いなところ、駄目なところは、僕の一部であって、全部ではない」
『最強の自分をイメージする』他人と比べてではなく、自分自身の最強。弱っている時にこそ、最強の自分をイメージすることが、一歩前に進むための原動力になる」
「自分ってダメなやつだなあ、って落ち込むのは良いことなんだよ。自分に期待しているからこそ、落ち込むのだから

そう、私の著書『自分と人をコントロールする23のセオリー』にも書いているけど、「自分に期待する」というのがそもそもの間違いです。

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「もう、何もかもめんどくさくて、何もかもから逃げ出したいときがある。そういうとき、僕は、ほんとうに逃げます
このセオリーも私は著書で書いています。

「『ありがとう』と、『ニコッ』って、タダじゃん。簡単じゃん。気持ちいいじゃん」
このセオリーもね。

こうしてみると、小池一夫氏と私の発想は似ている。

「深く深く考えて答えが得られない時は、深いところに答えは無いんだよ」
嫌な人や嫌な事に悩んだりとか時間の無駄だよ。好きな人や好きな事に 時間も感情も使ったほうがいいよ」
「もうすぐ83歳になるのですが、年老いていちばんの敵は『無気力』でした。無気力は怖いよ」
「やりたいことがあるのに出来ない悩みよりも、やりたいことすら自分で分からない悩みの方がしんどい

幾つかの名言が突き刺さっていると思います。
これらは正しいというより「正常な感覚、感性」です。

さて、プロになるといっても独学では厳しく、師事できる人を見つけ出すのが近道になります。一般論としてビジネスの成功の秘訣は「分母」にあると言って過言ではないでしょう。

(1)成功の鉄則は人脈である。
家に閉じこもっていても何も得られない。
何かを得たいのであれば外に出て人と話をするべきです。

いろんな所に顔を出して、
いろんな所に飛び込んで行って、
いろんな人と出会う。
これが鉄則です。

私はツイッターもやっています。
フォロワー数400と超弱小です。

でも、最初のアカウントでは4千を超えていました。
そのためには、フォローしまくった。
いいねもRTもしまくった。
DMに挨拶にも行った。
もうやらないですけどね。
やらないと増えない。

著名人やトップレベルの研究者などでないと無理。組織に属しているとか、仲間がいるとかでないと無理。或いは、相互フォローやフォロワーを買って無意味な飾りにするとか。

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50台以上のスマホを操る工作員。中国には1万人以上もいる。電通の下請け会社にもこのような工作員はいる・・・という噂。彼らに頼めば万単位のフォロワーも簡単に作られます。昔レディガガ、今BTS。フォロワー数ゼロのフォロワーが半数以上という話もあります。フォロワーが多いとインフルエンサー?もう、通用しなくなりつつあります。

触れ合う機会が多ければ多いほどフォロワー数は増えます。

(2)営業の成功の鉄則は分母。
営業で成功するための話術。
最短で成功をもたらす営業力。
営業成功の秘訣:価値の見える化、集める仕組み。

などなど、相変わらずこの種の書籍が花盛りですが、このような論理系は厳しい。なぜなら、営業の秘訣は凄くシンプルだからです。

それは「出会う人の数による」です。
見込み客も潜在顧客も関係ない。
出会う人の数、すなわち分母の数が問題になる。
多ければ多いほど勝ちが見込めます。

トップの営業マンでも、分母が小さくなってくると成果も落ちてきます。
分母あっての話なのです。

ひとつの仕事に打ち込むか。
多くの出会いを求めるか。
この二者択一なのです。

自分自身の最強を見つける。
自分の気持ちは自分で決める。

このふたつさえ死守すれば、誰にだって勝つ道は見つかるはずです。
そして、自分のペースで自分の道を歩む。
これができれば幸せにならないわけがありません。

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