駆け出しライターにおすすめしたい!『書いて稼ぐ技術』の紹介
「書いて稼ぐ」それは簡単なようで難しいということは、Webライターしている身としても痛いほどに感じています。
しかもクラウドソーシングの登場以来、ライター業への参入が容易となり、その気になれば誰でもライターを名乗れるようになりました。
ライターへ仕事を依頼したいクライアントも、同様に増えた結果ライターの案件は増加しました。
しかし、その分目を疑いたくなるような単価の低い案件ばかり…。
実際に「書いて稼ぐ」のは非常に難しい状況になっています。
ライバルが増えた分、ライターとして「書いて稼ぐ」ためには何をしなければいけないか?
それはいうまでもなく、質の高い文章が書ける書き手になること。
文章を書くのもそれなりに技術が必要です。
この記事では、永江朗書、『書いて稼ぐ技術』(平凡社新書)を読んだ感想を紹介します。
2009年発売とやや古い本ですが、今でも十分参考になります。
本書に書かれている内容を実践すれば、数多くいるライターの中でも頭ひとつ抜きん出た存在になれるかもしれません。
「やりたいこと」より「できること」
「やれること」をやったほうが効率がよく、少しずつレパートリーを増やしていくやり方が確実ではないでしょうか。
その過程で得られるものも多いと思います。
得意分野を伸ばす
確かにこれは経験上ありますね。
ひとつの仕事が実績となって、次の仕事につながることって実際よくあります。
得意分野をひとつ作っておけば、その過程で得たもので次の仕事に生かすことができると本書では解説しています。
書店の棚は企画をひねり出すための刺激剤
書店は大きく分けて2種類あり、平台と棚があります。
新刊を集めた平台を眺めれば、今の流行がわかります。
棚の本をじっと眺めていれば、こんな本があったのかと新たな発見がありますよね。
他の著者の本でも同じようなことを解説していましたが、確かに書店はアイデアの宝庫ではないでしょうか?
ネタに悩んでいるようなら、本屋に出向いてみてもよいかもしれませんね。
検索エンジンでは下位にあるのもに注意する
検索エンジンの上位にあるものは、すでに知っている人が多い情報だということ。
その分、面白みもなく情報の希少性は薄れます。
ライターにとってはおいしくないので、下位にあるものにも目を通すようにすれば違った希少性のある情報が得られる可能性があります。
ただ、ネットの情報は鵜呑みにしないこと。正確性を求めるのならば合わせて書籍でも調べるほうが確実です。
質問術
とにかくたくさん質問を考えることが重要であると述べています。
百個くらい考えておけばそこから三十個、十個に絞り込むことができます。
最初から十個しか考えてなければ、つまらない質問ばかりになるとのこと。
批評術
確かに批評を書くときは、読者の代行業であるという前提は基本ですね。
書評を例に例えると、読者はその本がどのような内容なのか分かりません。
フィクションなのかノンフィクションなのか。短編集なのか長編なのか。どのような経歴の作家なのか。
そういった予備知識を読者に提供するとともに、本の内容も興味を持ってもらえるように書くことが重要であると述べています。
著作は本当の名刺
なるほど〜。著作をだしておけば確かに信用度は大幅に増すと思いますね。
営業する上で、著作の有無では印象も大きく違ってくるのではないでしょうか。
今は電子書籍を出版するという手もありますので、チャレンジしてみても良いかもしれません。
おわりに
永江朗書、『書いて稼ぐ技術』(平凡社新書)を読んで、とくに参考になった箇所を一部紹介しました。
本書には実例も多く載っていますので「書いて稼ぎたい」方は一読することをおすすめします。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
私のnoteでは、今までの経験で培ったノウハウを
随時公開しています。
今後も頑張って更新していきますので、
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