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すぐに始められる!「一流の頭脳」の鍛え方

アンダース・ハンセン書の「一流の頭脳」の鍛え方を読みました。

本書では脳に良い影響を及ぼすためには、「身体を動かすことほど有効なことはない」と解説しています。

身体を動かすことで、脳にどのような効果を得ることができるのかを知りたい方、パフォーマンスを向上させたい方はぜひ参考にしてください!


「一流の頭脳」はこんな人におすすめ!
・集中力が途切れやすい
・仕事や勉強のパフォーマンスを上げたい
・記憶力を高めたい
・気分が塞ぎがちなのをなんとかしたい
・最近なんだか疲れやすい

「一流の頭脳」とは?

「一流の頭脳」とは、どのような脳なのでしょうか?

本書では、前頭葉や頭頂葉が密接に連携している脳であると、解説しています。

身体を動かせば、前頭葉と頭頂葉の連携を強化することが可能です。脳に有効な効果を、数多く得られると言われています。

運動する時間を作れば、爽快な気分になってストレスが減るだけではなく、仕事の質を向上させます。

たとえば、30分を運動する時間に割り当てれば、残りの時間は仕事が捗ることができますし、ストレスに対する抵抗力も高まります。

つまり、運動をすることで脳の機能が強化できて、ストレスを減らすことが可能ということなんですね。

ストレスにうまく対処するには?

ストレスに対応するには、コルチゾールが脳に及ぼす影響を減らすことが有効と言われています。

コルチゾール(Cortisol)は、副腎皮質ホルモンである糖質コルチコイドの一種であり、ヒドロコルチゾン (hydrocortisone) とも呼ばれる。炭水化物、脂肪、およびタンパク代謝を制御し、生体にとって必須のホルモンである。3種の糖質コルチコイドの中で最も生体内量が多く、糖質コルチコイド活性の約95%はこれによる。ストレスによっても発散される。分泌される量によっては、血圧や血糖レベルを高め、免疫機能の低下や不妊をもたらす。
コルチゾール – Wikipedia

コルチゾールを減らすためには、ランニングが有効です。

ランニングを継続的に続けると、コルチゾールの分泌量が抑えられます。

定期的に運動を続けると、ストレスを抱えているときでもコルチゾールの分泌量が増えにくくなると言われています。

また、海馬(ストレス反応にブレーキをかける脳の部位)の動きも運動することで活発化するそうです。

抗ストレスを培うには

ランニングやスイミング、フィットネスバイクなどの有酸素運動が有効です。


有酸素運動のポイント
・ストレス緩和なら筋力トレーニングより効果がある
・少なくても20分は続ける
・体力に余裕があれば30~45分は続ける
・長く続ければ海馬や前頭葉など脳内の制御が強化される

運動によって身体を動かすと血流の流れがよくなり、前頭葉に大量の血流が供給されて脳機能が促進されます。

運動を長期に渡って続けると、前頭葉に新しい血管が作られて血液や酸素の供給量がさらに増えて老廃物が取り除かれやすいのです。うつ病やパニック発作にも運動は有効。

また、運動はうつ病やパニック発作にも有効とのこと。

心拍数が上がるような運動は動悸が激しくなっても、恐怖からではなくプラスの変化であることを脳は学習します。

運動がもたらす脳の影響まとめ

脳機能を高めて一流の頭脳にするためには、運動が最も効果的であることがわかりました。

こまめに体を動かすことで、さまざまな機能が向上して脳を若返らせることも可能。

仕事の質を向上させたい人、勉強で記憶力を上げたい人などは、こまめに運動する習慣を身につけることをおすすめします。

・運動すれば短期記憶と長期記憶が改善される
・集中力・記憶力・創造性・抵抗力を高められる
・脳トレより身体を動かすほうが効果的で脳も若返る
・加齢による海馬の萎縮を抑制して成長できる
・仕事で集中力が必要なときは「散歩」だけでも有効(最低30分)
・座ってばかりいる人は脳の萎縮の進行が逆に早くなる
・疲労感や気が塞いている場合はとにかく外にでて走る
・心拍数が増える運動を定期的に長く続ける
・ランニングによってコルチゾールを減らせばストレスを抱えにくくなる
・ランニングはうつ病やパニック発作にも効果的

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