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ほぼスペシャリティコーヒーばかり飲む理由

大阪で小さいお店をしているふらん(@furafran)です。

前記事でカフェについて書いたので、関連した事を書こうと思います。あなたは、日常的にコーヒーを飲みますか?飲む人は、コーヒー店のコーヒーを飲みますか?市販で安く手に入るコーヒーを飲みますか?

大学生時代に初めて一人暮らしを始め、カフェも特に行かない生活だったので市販の1ℓ100円ぐらいで買えるコーヒーを愛用していました。学生には有難い。

それから2015年頃までは市販のコーヒーを買っていましたが、2016年にカフェに行き始めたと同時に市販のコーヒーは全く買わなくなりました。

今はなおさら、いつでもスペシャリティコーヒーが飲める環境にあるので買っていません。コーヒーに価値を感じたり、コモディティと呼ばれる豆と比較しても全然味が違うとか理由はあるのですが、こんな理由もあってスペシャリティコーヒーを飲むようにしています。

素晴らしい生産者に間接的に対価を支払いたいから

意識高い系が好きそうな言葉になりますが、『生産者あってこそ、美味しいコーヒー飲めるよね』と気付いたのが大阪・心斎橋にある『タソガレコーヒースタンド』というお店での話。

当時モーニングをしていたのですが『このお店がある南船場エリアで出勤前にコンビニで缶コーヒーを買う人も多い。その100円の缶コーヒーより、うちのコーヒーのが美味しいと思う。生産者の顔は分からない、何の豆が混在しているか分からないコーヒーより、同じ値段で出すので『本来のコーヒーの味を知って欲しい

ええ、そんな事していたら赤字じゃないですかと突っ込んだら『母体は貿易会社で、そちらで利益を出しているからこういう事が出来る』と説明がありました。

この考え方は今もあって、何か目標があったり成し遂げたい事があるならば赤字だろうがし続ける。一方で、利益が出ないと存続は出来ないので別で利益が出る基盤を作っておく。

で、最近はスペシャリティコーヒーを楽しめる場所は大阪市内には結構増えてきました。最近出来るコーヒースタンドは自家焙煎する所も多いですね。新しく焙煎所を作る方もいらっしゃいます。

もちろん全員とは言えませんが、『生産者にしっかり還元したい』という想いがあってスペシャリティコーヒー1杯に最低400円前後の値段をつけています。

コーヒー好きとしては、農園が減り続けると嫌です。自分でもコーヒーを淹れて"最低限"の基準を少しずつ上げていきたいです。

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