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大きい事をしなくても良い


ふらん(@furafran)です。

前記事は誰に対して書いたわけでもないですが、

やや毒が強めの記事でした。


僕は会社に勤めて、少し経った時に

ある上司がこんな事を言っていました。

『募金箱を見かけて、良いなと思ったら募金しておけ』

駅前でやっている、訳の分からない募金活動に対して

理解を示していなかった時期がありました。

中には、本当に悪質な方もいらっしゃいますね。

街でやっているのは、抵抗あるな...。

それならば、企業が(PRも兼ねて)している所から

募金を始めてみようと思いました。

募金の多様化

ネット上で資金を募る

「クラウドファンディング」という方法も出てきました。

リターンが明確な物もありますが、

『これ、ただの募金やん』という物もあります。

実際に何度もクラウドファンディングで支援をした事があります。

『応援したい』『温かい気持ち』みたいな物が

お金に代わるのかと。

言うまでもなく会社にとっても、個人にとっても

『お金』は血液みたいな物で大事な事。

自分も同じことをしたらいい

何度も書いていますが、

僕は約2年前に会社を辞めました。

会社から給料という形で資金が確保されていたので

お金の計算が非常に簡単でした。

今月使っても、来月また入ってくる。


『自分の力で、一体どこまでやれるのか』という事を

試したくて今は自分で活動を行っています。

今までさんざん『CSR活動』というのは見聞きしてきたので、

僕も小さいながら何かしら社会貢献はしたいと考えました。

全く思ってもみなかった、間接的にですが

わんちゃん達と触れ合う人生。

そして保護犬、殺処分の社会問題。

たくさん稼いで、税金を納めるのも社会貢献ですが

その能力は今持っていない。

コンビニに置いている募金箱のような感覚で、

せっかく場所を持ったしと

同じ事をやってみました。

優しい空間を皆で作ろうと思ったキッカケ

1年と3か月ぐらい前の話ですが

久しぶりに『こんなに心の綺麗な人はなかなかいない』と

その相手にもお話した事があります。

ご夫婦で仲が良くて、会社員の為平日は仕事。

その方は、保護犬が多数いる事の事実を知ってもらうと同時に

日本中で殺処分が行われている社会問題を

自分事と捉えていました。

『自分は、保護犬支援団体に対して寄付活動をしたい』

こういうのは、自分が満たされていないとなかなか難しい。


僕がサラリーマン時代の時は

『空いている時間で趣味や遊ぶ人が大半』

だったので、感銘を受けました。

旅行話で盛り上がったり

好きなお酒やお店の話で盛り上がったり

どれも良い時間だと思いました。

その一方で、その方は

自分なりに何かできないかな?という気持ち

ハンドメイド作品を作られていました。

僕は会社員の時に、募金箱にお金を入れるだけに留まっていました。

情けなくて、反省しました。


僕のお店では、

無料で作品を飾ったり置いたり

物販が出来たりします。

もちろん、誰でもという訳ではないですが。

月額いくらと取った方が経営者としては正しいのかもしれませんが。


筋が通っている人が好き

支援活動を行うにしても

避けて通れない『お金』の話。

ハンドメイド作品は結構リーズナブルな価格でした。

原価もかかります。作業時間もある程度かかります。

僕が感動したのは

『お店でも置いて欲しいのですが、お店には委託手数料で

売上の10%、残った利益は寄付活動にあてます』


僕はお店をしている商売人なので

『本当にそれでいいの?』という内容でした。

色んな方がハンドメイド作品を作られていて

欲しい!と思った人に対して商品を届ける。

その方はそれで喜んで、その対価でお金を頂く。


『僕のお店に委託手数料なんか要りません。

間接的にはなりますが、一緒に寄付活動に参加させて下さい』

こういう事がしたかったなと。

会社を辞めてからお店を始めようと思わなかった。

始めると決めた時も

高い事務所を借りているような感覚で始めたけど

『お店やっていて良かった』と思えた時でした。

特別、大きな事をしようと

思わなくても良いと思いました。

GW頃、1年ぐらいの

ご協力いただいた募金を

集計して保護犬支援団体に届ける予定です。

僕のお店で眠っていては意味がない。


今、ほとんどの業界も大変で

僕がやっているのは実業中心で

結構ダメージはあります。

一般的な中小・零細企業と同じ感じかもしれません。

いつから、こんなにお店に愛着を持つようになったのやら。

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