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【IB子育て・日々悶々】任せてみて分かったこと

こんにちは!

知り合いの先輩ママが、素敵なnoteを共有してくれた。読んですぐに、今日車の中で突然長男が「この間テストで悪い点とった」という事件を遅ればせながら共有してくれたことを思い出した。

昨年8月、6年生に進学した長男。国際バカロレアの世界では、MYP(中学生)になった。

PYP時代は、学校からメールやSeesawで、学習進度や何かのお知らせがほぼ毎日届いていた。それが中学校に入った途端、パタっとなくなった。

母は焦った。おいおい、極端だって、というレベル。周りの親たちも同様だが、

学校曰く

中学生になったので、子どもたちは自分でスケジュールや課題の管理をします。ですからお知らせは出しません

とのこと。

とはいえ、学校と家庭を繋ぐポータルサイトには、授業のスケジュールや課題の締め切り、テストのお知らせなどが書かれている。子どもたちはリマインダーを教師たちからメールをもらったりしているそうだが、親は自分でこまめにそれをフォローしない限り、子どもに聞かざるを得ない。

とはいえあまりにも成績が悪かったり、非常によくできていると、突然メールがはいることもある。

一部の保護者は、子どものメールアカウントを自分のスマホやiPadに同期させて確認しているようで、私も一瞬そうしようかなと思った。

でもあえてやめてみたのだ。

そして今日、突然車に乗った時。私にスペイン語の言葉を教え出した長男。そして

「実は春休み入る直前のスペイン語のテストで初めてひどい点数を取って、悔しくて泣いたんだ」

と言い出した。

彼によると、すごく疲れていて、さらに一日の最後の授業で、集中できなかったせいだという。でも本人としてはすっごく悔しかったそう。テストの結果は見せてもらっていないなーっと言ったところ「忘れてた」だそう。でもきっと出したくなかったのだと思う。

「間違っちゃったところのレビューはしたの?」

「うん、なんで間違えたか分かってる。一部知らないことが載ってて、それに引っ張られて勘違いしたせいで、その設問をまるっと間違えたせいだから」

PYPを経験し、IBのプログラムで学ぶ子どもたちと並走してきて丸5年。最近「テストの良し悪し」に一喜一憂しているのが無駄のように感じている。

理由の一つが、成績を「優劣」で評価している部分が微塵もないから。そこにあるのは、子どもの知識レベルをできるだけ客観的に「説明」してあるだけ。どんな状況でも「ダメ」という言葉が書いていない。

だから語学のように、暗記が必須となる教科のテストについても、「確認作業」だと思えば、今この瞬間できが悪くても、来週できるようになればいいじゃんって思える余裕が親の私自身についてきたのは大きい。

もちろん、これがDPに進み、進学を目前にディプロマのテスト受けるタイミングになったら、どうしても「評価」されるようになっていくのだと思う。その時は短い間だけれど、競走もするし、優劣の意識するのだと思う。

そんな状況を迎えるタイミングで、一番子どもたちに身につけておいて欲しい能力は、勉強できるできないということそのもの以上に、「時間管理能力」と「自己判断能力」だ。

だって、成績が悪くて困るのは私ではなく彼らだから。

ブログで紹介されていた目隠しをした親と共に歩く子どもたちのように、私も「将来いかに自活してもらわないと困るか」を意識させるようになった。その方が本人の能力を最大に引き出すきっかけになるかもしれないと思うようになったからだ。

それでここ半年ほど、学校の授業についていちいち心配するのをやめ、代わりに面白い授業や出来事をひたすら聞くようになった。

やってることはそもそも羨ましいくらい楽しそうなので、母はいつも話しを聞くのが楽しい。

人間とは不思議なもので、うまくやれなくて困っている人を見ると、「あそこをああやればいいのに」と考え、何なら「貸してみろ」と言いたくなる衝動が生まれる。立派な見本を見せるより、うまくできないで困っていると、それを解決したくなる気持ちが湧く。どうしたらよいのか、脳みそが活発に動く。
https://note.com/shinshinohara/n/n9c4ae550a6b6

まさに、母分からないから教えてモードをさらに強めて、引き続きIBキッズたちに色々教えてもらおうと改めて思った。

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