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Article of the Day! 結局は本人の「健康」が決めて

おはようございます

今日も自称スーパージェネラリストのライターが国内外の記事から気になる一本を選出するArticle of the Day! 今朝は東洋経済に掲載された台東区の町医者さんの記事。

https://toyokeizai.net/articles/-/361424?display=b

まずこの記事の中で、医療現場における新型コロナのまつわる患者に対する「暗黙知」が存在することが書かれています。暗黙知とはかっこいい言い方ですが、私の印象ですと「長年の勘」とか「第六感」とかいう言葉で、表現されてきたことに近い感じをもちました。

暗黙知とは、マイケル・ポランニーが著書『暗黙知の次元』で命名した「経験的に使っている知識ながら簡単に言葉で説明できない知識」のことである。

知識とは、経験が全て。読み聞きした情報全てが知識になるわけですが、大量の情報を私たち人間の頭にあるスーパーコンピュータが、しっかり分析して、そこから勘や暗黙知に繋がるわけです。

さて、原田医師はやはり各人の生活習慣によって、新型コロナ対策は微妙に違ってくるとおっしゃっています。

我が家はまだ小さい子どもたちが家庭にいるぼで、学校の先生や親の言うことをきっちり聞いて、場合によっては親である私や夫より、「プロトコル」を守って手洗いやうがいをしっかりやっています。

3、4月と現在で、少しずつ生活の習慣化として変わってきた部分としては、自粛生活をしていた頃は、買い物の際に「ゴム手袋」をはめ、買ってきたものを全てワイプで拭いたりしていました。

しかし数ヶ月の生活を送る中で、徐々に「ここまでやる必要なさそう」と感じ、最近では買い物時には「除菌ジェル」を買い物カゴを持つ前に行うことと、買い物を終えて店を出たらすぐ、「除菌ワイプ」で手を拭く習慣だけにしています。

また外出は、今も徒歩、自転車、自家用車のみの生活を続けていますが、なによりも睡眠時間や食事の部分で、「きもちの余裕」を持てるように心がけています。

また運動不足になりがちですが、今は週1で米国のフィットネスインストラクターである友人が開催しているオンラインレッスンを受講しています。LA時間の夕方と、東京の午前中という時間帯で、どっぷり汗をかいて筋トレをするだけで、1週間充実した生活が送れるのは幸せです。(さらにワンレッスン10ドル!)

幸い家族みんな体調良好ですが、やはりそれには笑顔でお食事をとれる時間と場所があることかなとつくづく思う今日この頃です。

新型コロナウイルス感染対策は、結局、本人の「健康」が決め手になる。個別指導が必要である前提なら、持続可能な感染制御は、かかりつけ医にしかできない仕事となる。
行政も感染者数ばかりをアナウンスするのではなく、性別、年齢、市中感染と施設内感染を「分類」して発表したほうが有益だろう。重症入院につながる気配を察知することで、医療体制を整えることができるからだ。

逆にこれまでなぜそれをしてこなかったのかが不思議になる。おそらく現場感覚がないからであろう。感染症は社会風俗と密接に関係している。キレイなところで生活しているだけでは想像力が働かない。それだけは、政治家にも官僚にも声を大にして伝えたい。現場の医師からの「フィードバック」も「フィードフォーワード」もどちらも大切だ。

公衆衛生という点の情報共有がメディアも行政も全くない」と公衆衛生を大学で学んだ妹がプンプンしていたが、まさに原田医師も言うように、ただ藪から棒に数字を発表して恐怖を煽るのではなく、もう少し「生産性のある」情報を共有してほしいと思った朝でした。

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