見出し画像

Article of the Day! ユニクロ最強説

おはようございます。ジャンルフリーのジャーナリストが国内外の記事から今日の一本を紹介するArticle of the Day! 今日は日本が誇るカジュアルアパレルエンタープライズ「ユニクロ」に関する日経ビジネスの記事です。

画像1

(写真:記事からのキャプチャー)

ユニクロが提案・販売する「ベーシック」、「着心地の良さ」、「低価格」は、このコロナ禍でむしろ追い風になっている。記事の中でも、

コロナ下で広がる在宅ワークや非対面といった新しい生活様式が追い風になっている。

と指摘されているように、追い風が吹いていることもあるが、昨日久々に訪れた店頭で「リモートワーク」や「ステイホーム」という時代を表現する言葉にぴったりの文字がPOPに掲げられていて、「ベーシックなのに時代の今(トレンド)を感じさせる」そんな風潮が店には漂っていた。

ちなみに、この急な寒さで調達しに行ったのは、子どもの下着。これまで「ヒートテック」は「化繊」一辺倒だったのが、今回「綿(コットン)」のものが登場していて迷わずこちらを購入。パチパチがこれで少しでも改善されるといいなぁと思った。なお、早速今朝着用した子どもの体温を測ったら、着ている時と着ていない時で体温が0.4度も違って効果の高さに驚いた。

さて、日経ビジネスの誌面で気になった柳井さんの言葉を書き並べてみる。

「僕が唯一自慢できるのが、失敗しようとも、思っていることを実行してきたことです」

→まさに、商売の現場で実際にできることがすごい。というか柳井さんのお父さんの懐の広さなのかもしれない。

仕入れや品出し、接客から掃除までこなしていると面白さを感じ始めた。「自分で考えて、自分で行動する。これが商売の基本だと体得した」

→全ての流れを知ることはとても大切。自分の得意不得意を把握することももちろんだ。

素早い撤退は損失を最小限に抑えた
まず行動し、間違っていたらすぐに修正する経営の繰り返し。
「失敗は単なる傷ではない。次につながる成功の芽が潜んでいる。実行しながら考えて、修正していけばよい」

→考えてみると、ユニクロは叩かれても、ブラック企業と言われても、その度に間違えを修正して前に進んできたのだと思う。

「何が本当に正しいことなのか、常に考え、これから起きることに対応していきたい」「自らの原点に立ち返り、より正しい経営を行う」

→新型コロナによる大幅な自粛に対しての柳井さんのコメントだそう。未曾有の出来事に対しての反応としては、誰も答えを持っていない中で、トップは厳しい対応を今も求められている。その責任と、プレッシャーは並相当ではない。

ファッションではなく、衣食住の「衣」としての存在に近いユニクロ。それでいて、時代の感覚を失わない。そんな服の存在がここ日本から生まれたこと、そしてこれからもそのプレゼンスを世界に発揮して欲しいと1ファンとしても支持したいと思った。

*よろしければサポートお願いいたします* ご支援を糧に、日本と海外に橋となるような情報発信に励みます!