見出し画像

【受講生のリアルな声をヒントに】アカデミア公開セミナー開催リポート

皆さん、こんにちは。今回は6月16日に「自身のリーダーシップを発揮して成果を出す」をテーマにオンライン開催された、アカデミア公開セミナーのリポートをお届けします。

ファンリーシュアカデミアは、経営に深く関り、事業と個人と両方の観点から組織および人材の価値を最大化する「未来のリーダー」を育成するプログラムです。
人事マネジメントの全体像の理解(ベーシック1科目)と、専門・実践(エッセンシャルズ全4科目)で構成されており、ベーシック からスタートし、エッセンシャルズ4科目を完了いただくか、または個人の課題に合わせて各科目をご選択頂くことも可能です。

2021年7月8日からスタートする「エッセンシャルズ4」では、「自社の課題解決と自身のミッション実現に向けて一歩踏み出し行動する」。これをプログラム終了時のゴールとしており、下記の各セッションにて講座が進んでいきます。

無題

学びを成果につなげていくには、様々な機会から知る外の話を、どのようにして自分の所属組織やチームに活かしていくのか?実はこのポイントが疎かになると成果は上がりません。ではどうすれば良いのか?
アカデミアでは、学んだ内容が自分ごとになり、日々の行動に現れるところまで、全4回を通じて実践していきます。

そして今回は、実際に2020年に同講座を受講したファンリーシュアカデミア1期生の7名から【実際の自分の意識・行動がどのように変化したのか?】それぞれの体験談が共有されました。そのリアルな声から、皆さんのリーダーシップ発揮へのヒントにして頂ければ幸いです。

●伴走を通じて等身大の自分へ

【Iさん】
アカデミアを通じて「自分を取り戻すことができた!」というIさんは、参加当初は転職直後ということからの焦りがあったとのこと。そしてアカデミアでの「考えるより感じる」という言葉に刺激を受け、600名規模の組織での15名のリーダーの人事改革にチャレンジされたそうです。
その当初はリーダーらから猛反発にあったものの、アカデミア講師による伴走をチカラに取り組み続けたと言います。そして、初めは出来ない理由を並べていたリーダーらが、自ら「変わりたい」と言葉にしながら変化していく様子を目の当たりにした強い感動を共有してくださいました。

【Sさん】
未経験から着任したHRBPという立場で、「自分の判断軸や芯を磨きたい」という動機からアカデミアに参加したSさん。講座の中で学んだ「制度とは約束の束である」という言葉をキッカケに
・1つ1つの物事に向き合うことで解決に近づける
・会社から受け身なだけでなく、自分から働きかける
・〇〇で なければならぬ ではなく、等身大の自分でいること
・組織内で断絶しがちなところにアプローチしていきたい
といった自分の想いや強みに気付くことができた、と経験を振り返る姿も印象的で、その様子を聞く講師陣からも、当時の変化を振り返るコメントが寄せられました。

開催リポート (2)

●実践から自分と組織の成長につなげる

【Kさん】
講座が「人事を点ではなく面で捉えること」が出来るキッカケになったと振り返るKさん。実はアカデミアでは、実際に変革を牽引した人物にインタビューする課題も含まれています。その実践によって「人事責任者は何を考え、何を悩んでいるのか」について、自ら知って学べたことに大きな価値を感じたそうです。
また、人の変革を支える立場としてのマインドについて、「〇〇してください、というスタンスではなく、一緒にやっていきましょう」という姿勢が大事だとのコメントもあり、アカデミアでの取り組みが今も日々の思考に活かされていることが感じられます。

【Mさん】
自分にとって本当にやりたいこと、会社にとって必要なことから、言葉を徹底的に削ぎ落し、1つに絞り込んでいくことにも取り組むアカデミア。その参加を経て、今回のセミナーに海外からの参加していたのがMさんでした。アカデミアでの取り組みを起点に、海外事業の戦略に関わる仕事をしたい!という想いを自分の言葉にして、組織の各キーマンに伝えていったとのこと。その結果、今では海外でのマーケティング責任者を経て、事業戦略や組織づくり、戦略人事の分野に活動を広げることが出来ているそうです。

●仲間との場所から変化していった自分

【Bさん】
言葉を扱うコーチングに取り組んでいるBさんは、アカデミア参加を経て、リーダーとは? 組織とは? 成長とは? などの問いや言葉について、改めて考えることから変化が起きたと振り返ります。当たり前のように触れてきた問いの正解を考えるにあたり、自ら問い直すことで初めて自分の言葉で語れるようになり、周囲への説得力も増していったそうです。

【Hさん】
アカデミア講座で得たものは、「自分自身を深堀りしていき、自分の弱みを開示していく大事さを実感したこと」だと語るHさん。その理由は、本音で語り合うことで、弱点だと思っていたところが実は強みだったという気付きにあります。それまで自分ひとりでプロジェクトを回し続けた経験から、常に完璧さを求めていた傾向があったものの、自己開示を通して人に頼ることが出来るようになり「一皮むけた」と感じた瞬間があったそうです。その結果、本当にやりたい事が見つかり、最近転職されたとのことでした。

【MUさん】
アカデミア全体を通した自分にとっての価値は、「アウトプットによる壁打ちや、引き続き繋がりがもてる場」。自分がこうしたい、と考え発言すると、経験やバックグラウンドの違う仲間からのフィードバックがある。MUさんにとっては、その内容から自己認識が深まり、覚悟も定着する場にもなっていたそうです。仕事とは違って、壁打ちにおいても「無駄玉を打っても良い場所」という価値も貴重であったという視点がありました。

開催リポート (1)

●想いを実行するには解像度が必要

上記のようなアカデミア生の言葉を受けて、参加者から寄せられた質問に
「変わりたくない人を変えるには、どんな風に影響を与えていけば?」
という内容がありました。

この問いに講師である武井さんからは「変わることが目的ではない」と伝えられ、
・本当の「自分の想い、願い」はどういうものか?
・どのような存在価値でありたいか?
という問いかけや、色々な人の目からの検証や確認していくことで、想いを実行するための【解像度】を上げていくことが大切である、とのアドバイスがありました。これを聞いた参加者からは「自信をもって前に進んでいけそう!」とのコメントも寄せられました。

今回のセミナーでは、「単に知識を知るだけではなく、行動していくためのファンリーシュアカデミア」の一期生の言葉を通して、その実例をお届けしました。皆さんの日々の問いや行動へのヒントになれば幸いです。

▼ファンリーシュアカデミアの詳細な内容やスケジュール・資料ダウンロードは、下記のページよりご確認いただけます。

【2021年 全4回開催スケジュール】
07月08日(木)19:00~22:00
07月24日(土)09:00~12:00
08月11日(水・祝日)19:00~22:00
08月25日(水)19:00~22:00

エッセンシャルズ4の講師である武井さんのプロフィールも、下記から併せてご確認ください。

Report by Mai Todagishi

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?