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アジャイルなグロース施策のやり方

株式会社dotbindのWebディレクターの鈴木です。
グロースにおける施策も、小さく素早くリリースして、フィードバックを得て改善していくアジャイルな進め方が求められています。

基本は1施策1仮説

施策は仮説検証です。基本は1施策1仮説としたほうがよい。なぜなら、複数の仮説をひとつの施策に盛り込むと、どの要素が効いたのかの検証が難しいから。

例えば、以下のように施策計画を作成して実施します。

1.要素自体の有り無しの検証
2.訴求内容の検証
3.訴求要素の順番の検証
4.見せ方の検証

検証結果によって、場当たり的に次のことを考えるのでは良くない。あらかじめ、それぞれの結果によってこうする、を考えておけると良いです。

リスクヘッジの良さもある

施策を分けて実施するのはリスクヘッジの良さもあります。上記の1-4をひとつの施策として実施する場合、準備に時間がかかります。時間と工数をかけて実施したものの、効果が無いとダメージが大きい。
上記の例でいうと、まず1で要素自体のプラスマイナスを検証する。効果があれば改善を続け、無ければいったん引き返すことができます。ただ、1を検証するのに訴求内容や見せ方の作り込みも必要であれば、やったほうがよいです。

効果が無かったとき、仮説の効果期待が高いものであれば粘ることも大事。

ボリュームによって柔軟に

施策を分けて実施するには、検証のためのボリュームを確保できることが前提。ボリュームが確保できると、検証を素早く終わらせられる。

ボリュームの確保ができず、検証に時間がかかるものの場合、1-4まである程度マージしたものをガツッと試すほうがよいです。

準備の時間も有効活用

準備をしていてる間も有益に過ごすために、すぐに反映できる施策を実施し、フィードバックを溜める期間にするなどの工夫の余地があります。

以上です!


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