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施策設計の重要な考え方

株式会社dotbindでWebディレクターをしている鈴木です。
ディレクターや、グロースハッカーは施策設計も主業務のひとつのことが多いのではないでしょうか。
施策設計は、目的達成のために、どこで、何を、だれに、どう見せるか、を考えるコミュニケーション設計。
効果のでるサイト・サービスのために必要な、施策設計の重要だと思う考え方をまとめます。

既に成功しているパターンを再現する

これが一番効果的だと思います。ゼロからイチを作ることはコスパが悪いし、そんなことする必要はありません。これまで自分たちや他者が試し、積み上げてきた知見があるので、その成功パターンを再現すればよい。
自社内に成功パターンが無くても、書籍や、上手くいってそう・力をかけてそうなサイト・サービスがあります。
再現性の条件も大事。再現性には、自社サービスとなにかしらの類似性が必要。事業形態、ユーザー属性、画面の目的、取り扱ってる商材etc。

成功パターンだけではなく、失敗パターンもあるはず。失敗を回避する観点も忘れずに。

データに基づいて力を入れるポイントを見極める

アクセス解析などのデータに基づいて、力を入れるポイントを見極めます。例えると、宣伝のポスターを置く場合、人がいない山道より、人がいる街中の方が効果的。これはサイト・サービスでも同じです。多くの人がいる・通るページ、箇所があります。

同一画面内でも同じ。どこまでスクロールしてくれるのか、どこが良く見られる傾向にあるのか、ヒートマープで把握して力の入れるポイントを見極める必要があります。

その場で言うべきか?適しているか?の文脈も考慮すべきです。

文字は極力少なく

ユーザはよほど興味のあることではないと文字を読まない。文字がたくさんある時点で、うわっとおもって読まれないです。興味があっても流し読み。

なので、文字・文章のダイエットは大事。削れるところは極力けずって、少ない言葉で効果的な言葉を見つけます。

なにを言うか?どう見せるか?

以下を整理すると考えやすくなります。

だれが言っているのか?なにを伝えたいのか?だれに対して伝えたいのか?伝えたい相手はどういう心理状態か?本ページ、箇所の役割は? 達成したい目的は?

例えば、不安を取り除くのにも、相手の心理状態、フェーズによってアプローチが異なります。初期段階で、写真やイラストを多用して親しみを表現し好意を抱いてもらって不安を取り除くのか、最後の一歩を踏み出してもらう段階で、お客様の声を見せて信頼感をアピールするのか。

自分はよく、整理した上で影響力の武器の7つのポイントのどれを使うのが効果的か、考えます。

デザイナーさんにも上述の意図を伝えると、効果的な表現へと昇華してもらえることが多いです。

おわりに

以上です!
施策設計はコミュニケーショの設計だ、という考え方で設計すると、結果として効果のある施策、それが連なるサイト・サービスができるはずだと考えていますっ!

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