美点凝視
「なんでこの人はこんなこともできないんだろうか…」
「どうして悪いところばかり目についてしまうんだろう…」
こんなことでヤキモキしたことはありませんか?
人は不完全なところに目がいく生き物なのです。
パッと目につくのは、左の円の欠けている部分ですよね。
足りていないところ、不完全なところを脳が補おうと働いてしまうのです。
これは対人にも言えることです。
人間は危険察知の為に、欠点に目が向くようにできています。
心理学で「引き下げの心理」という言葉があります。
良い人でも、どこか悪いところがあるのではないか。
あぁ、やっぱり駄目なところもあるんだ、というのを見つけたい生き物なのです。
人間には「目の前の人を助けたい」という感情と「蹴落としたい」という感情が混在しています。
発想を変えてほしいです。
上の図を見た時に、右の円に目が向くような人になりましょう。
綺麗な円、美点には、なかなか意識がいきません。
人間の本能に抗うように、人の良いところを見つけていきましょう。
やがて随意反応が性格に変わり、人格となります。
良いところをちゃんと見つけられて、それを相手に気持ちよく伝えられる人なら、この人と一緒にいたいと思われるでしょう。
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