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図書館をめぐる旅2022

2022年は図書館をめぐる計画がある。

東京都内の離島を除いた市区町村から1ヶ所だけ良さそうな図書館を選び、制圧したら色を塗る。信長の野望方式だ。なぜそんな無駄なことを?と思われるかもしれないが、いくつかの理由がある。

図書館をめぐる理由

  1. 図書館が大好き

  2. 図書館によって新しさ古さに違いがあり、2010年以降の図書館は市民に開いた図書館が多い。

  3. 開いた図書館とは市民の社会活動の場の提供(サードプレイス)が充実している。

  4. 図書館によって本のセレクトの仕方が違う。

  5. 地域によって風土の推し方が違う。

  6. 何かに理由をつけて東京中を周りたい。

などが挙げられる。

県外にも行きたい図書館はあり、それは時間がある時に旅行がてら制覇していくつもりだ。栃木にある「みるる」は是非行きたい。

図書館で得られるもの

図書館にあるものは希望そのもの。明日生きるのが楽しみになる、そんな本との偶然の出会いがある。これは Amzonや本屋とは趣が多少変わってくる。本屋に行けば売れている本には出会えるけど、売れている本が自分にとってその時読みたい本である可能性は高いとは思わない。一方図書館に売上がどうのという指標はなさそうだ。

図書館に行くと、図書棚という森で本を浴びる、図書館浴というリラックス効果が作用し、気持ちが整う。本を読む必要もない、背表紙を浴びるだけでいいのだ。

例えば梅ヶ丘図書館は建物こそ古いが、蔵書のチョイスがビシビシ伝わってくる。アキシマエンシスはモダンでありながらも入門してみたくなる知的好奇心をくすぐられる棚が揃っている。読んでみたい本に出会うのは希望だ。

自分は「図書館の学校」という社団法人の発行している冊子で図書館サービスの動向や行ってみたい図書館をチェックしている。いずれは全国制覇。

図書館サービスの今

現在の図書館は、主に耐震に関する改修処理に予算が充てられている一方で、より地域とのハブになるべく、明るくカジュアルに社会参加できる新時代の図書館の建設が進んでいる。

興味がある方は、是非ここ10年くらいに改築や新築があった近くの図書館に足を運んでみてほしい。自分が読みたいと思う本の数冊くらいすぐ見つかると思う。自分のために知的好奇心を満足させる、自己中心的な娯楽、試してみてはどうだろうか。

なんといっても税金から賄われているので、無料で本が読めるのだ。読まなくてもいい「返却コーナー」にいって「こんなニッチな本を読みたいと思った人がいるのか」という事実に感動すら覚える。

図書館をハブとして少し積極的に地域に関わり、サードプレイスを通じて人生の充足感を得るには、万人に開かれた最高の施設だと思います。

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