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★「諦めたらそこで『物語』終了だよ」と、【伏線】張りまくる事に精を出す 〜ふなログVol.161〜

バスケ嫌いな私が
こんなタイトルを掲げて書いてみた次第。


先日は危うく
自身の「物語」をリセットしかけました。


複業のうち
業務委託契約の
インストラクター業務の方だけ
テレワークなのですが、

不意打ちのように、
とある件でトラブルを
起こしてしまいました。

その後
あらゆるスタッフの対応(口調とか)が
「塩対応」に感じてしまい、
さらにSlack上の返信が途絶え

しでかして
孤立してしまったと思い込んで
「ついに解雇か!?」
「収入源半減か!?」
「これで本業の会社が倒産すれば、野垂れ死にじゃん」
とまで
思い詰めてしまっていました。


しかし、
冷静に考えてみれば、
こんな事くらいで
【会社総出で私を潰しにかかる】

なーんて大事には
そう簡単になるわけがない。

被害妄想もいいところだ。
冷静になれば有り得ない。
実にアホらしい(笑)

テレワークで、
無用な被害妄想や孤独感に
陥らないよう、注意注意…

仮にそうなったとしても
200人を数える
契約インストラクターの中で
良くも悪くも
「爪痕」
を残した事になるんだから、

「むしろ良いんじゃね?」
「独立するチャンスじゃね?」

と開き直っていたら、
やはり
「取越し苦労」だったことが
今日判明しました(汗)


改めて他人は
(良くも悪くも)
自分のことを大して見ていないし、
ぶっちゃけ興味もないんです。

これは別に
ネットでの情報発信だけの話ではなく、

リアルの人間関係でも
そうではないだろうか?

ただし。
信用問題や信頼
に関することについては、
慎重にならなければなりませんが…


上記のトラブルで
最悪信用を失ったかも…!
と感じたこともあったので、

今年末の売上目標と
そこに至るまでの
「物語」
が打ち切り終了!
になるのでは!?

とまで思い詰めました。
(よく漫画雑誌で、
人気のない漫画が
突然最終回を迎えるアレです)


さて
「物語」
というのは、
とてつもない威力があります。


打ち切りになる未来を
妄想で描いた瞬間、

「物語」は縮小し、
「物語」はそこで不本意な打ち切りを
迎えてしまいます。


反対に
善き未来に向かうことが前提の
「物語」
を編んでいけば、

途中の苦労やトラブルは、
ストーリーの起伏、面白さ
にしかならない。

むしろ、読者は大歓迎です。
むしろ、トラブルが大きければ大きい程、

逆転した時の高揚感
はハンパない。


ちなみに、最近
過去に連載されていた

『嘘喰い』

というコミックを
読み直していました。

命をやり取りする
(刺激的な)
ギャンブル漫画なのですが、

主人公が追い詰められているシーンから、
最後、
華麗なる逆転劇
に切り替わる瞬間が、
とてつもない
爽快感とカタルシスを覚えます。


主人公の死スレスレのピンチは、
対戦相手をカモらせるための
「撒き餌」に過ぎず、

これも
勝負始めから
計算し尽くされたものであり、
敵どころか味方、
読者までも欺く
鮮やかな擬態を演じ、

勝った後に
「アンタ、嘘つきだね」
という決め台詞を
バーンと放つ。

「もしかしたら死ぬかもしれない」
というピンチ
「いや、本当にヤバいだろ」
とまで思わせるピンチ

ところがそれが、
逆転劇への撒き餌
であったりする。

「勝つべくして勝つ」
よろしく、
対戦前から
【伏線】が張られまくっていて
勝った時に
作戦の全貌が
明らかになるんですよね。


だから
「今年末の売上目標〇〇超え!!」
という目標(勝利条件)は

埃かぶった
社是とか社訓のような
ススけたものではなく、

ピンチになっても、
そのピンチから勝利条件に向かって
鋼のワイヤーのような【伏線】で
連結されたものである…と。


ピンチになっても、
その目標を必死に想起しながら、
「俺はまだまだいける」と
息と気合を吹き返して

目標まで張られた【伏線】、
つまり
目標に至るまでの
強固なアクションリストを想起して

また
立ち上がることができる。


「起死回生」
という状況は
とてもスリリングで、

ストーリー上
最も盛り上がる瞬間ですが、

【伏線】なき
マグレの
「起死回生」ではなく、

絶妙な【伏線】が張り巡らされた
「起死回生」こそが、

読者、いや自分を
奮い立たせるのでは
ないでしょうか。


【伏線】となるアクションは、
目標から逆算した
「戦略→作戦→戦術」
に基づいて

ガンガンにリストアップし
行動しまくるのみですが、

そもそも気合が入らずに
精神的に負けてしまっては
元も子もないのです。

負けそうになったら、
谷底を見て「もう地獄に戻りたくない」と
即座に

「這い上がりたい崖の上に登り切る」

と決めて凝視(ガン見)して
這い上がるしかない。


そうすれば、
個々の小さな負けが
勝つための布石、
【伏線】に過ぎないことに気付き

そこに身震いして
おもわず
「カリカリ梅」
をかじって

不敵な笑みを浮かべる(※)
心境に到達するのだ。

※勝利を確信した時に、
『嘘喰い』
の主人公が「カリカリ梅」をかじる描写

※以下、『嘘喰い12巻』迫稔雄83ページから引用

以上、引用


とどのつまり、
「勝つべくして勝つ」
ためには、

気合というエンジンで
兎にも角にも
【伏線】という名のアクションを
起こしまくるしかない。

…というわけで、今日は
朝から気合入りまくっていました!

したがって、物語は
まだ「終了」しておりません…!!

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