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一国一城の梁山泊 ―世界にコミットする『起業』という生き方―

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すべての人は人生に問われている。自分の人生の責任を引き受けることによってしか、その問いかけに答えることはできない。  ――ヴィクトール・フランクル『夜と霧』 人にはいくつもの「… もっと読む
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#デザイン

フリーランスのデザイナーになるなら、やるべきことは? デザイナーのSNS発信、えらぶコツは? 独立の屋号とロゴ、きめるコツは? など / グラフィックデザイナーへの質問、回答。(2022年3月23日)

* やくだつデザイン項目を、動画内にて、すべて“もくじ・チャプター化”しました!

ご視聴、感謝です! これからも、クリエイター&ノンデザイナーにむけて、「グラフィックデザインの考えかた・コツ」を「日本一、わかりやすく、おもしろく」伝えます。ぜひ、チャンネル登録をお願いします! ■ 登録はコチラ→ https://www.youtube.com/c/atooshi_design?sub_confi
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デザイナーが経営リテラシーを学べるおすすめ本まとめ

デザイナーが経営リテラシーを学べるおすすめ本まとめ

先日東京国際フォーラムにて開催された日本最大級のデザインカンファレンスDesignshipにて登壇されたエイトブランディングデザイン代表の西澤さんがオススメ本を紹介されていたので、自分も読みたいなあと思い、調べてまとめてみました。

Takram田川さんも早速購入するほどのお墨付き

フォーカス! 利益を出しつづける会社にする究極の方法経営リテラシーを学べる西澤さんおすすめ本まとめどちらもアルライ

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企業ブランディングの会社が、自分たちの「行動指針」をつくってみた

企業ブランディングの会社が、自分たちの「行動指針」をつくってみた

セイタロウデザインでクリエイティブディレクターをしている原田です。今回は、弊社で「行動指針」をつくったお話をさせていだだきます。

企業ブランディングを多く手がけるセイタロウデザインでは、これまで数々の企業理念やMission、Value、そして行動指針の開発をお手伝いしてきました。

どれだけブランドをきちんと整理しても、社員が同じ価値観を共有し、一定の基準を持って行動できるようになっていなけれ

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なぜデザイン会社は自社事業をやるのか?——LOGICを立ち上げたPARKに聞く

なぜデザイン会社は自社事業をやるのか?——LOGICを立ち上げたPARKに聞く

デザインファームにおいて、クライアントワークだけでない“自社事業”を手がける経営者が増えている。

クライアントワークで得たナレッジを活かして事業を作る企業もいれば、R&D的に実験する企業、クライアントワークをキャッシュエンジンに、本命の事業を作る企業もいる。いずれにしても、デザインファームにとっては新たな挑戦だ。

その流れの中で、ブランディングに強みを持つ『PARK』が興味深い動きを見せた。2

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デザインリーダーシップ

デザインリーダーシップ

BNNさんより「デザインリーダーシップ - デザインリーダーはいかにして組織を構築し、成功に導くのか?」をご恵贈頂いたので、感想を書きます。
ちょっとメモしたポイントが多く、読むのに10分くらいかかる長いエントリになってしまいましたので、流し読み推奨。

本書はO’Reilly Mediaより2016年に刊行された書籍の日本語版。
デザインファームFresh Tilled SoilのRichard

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ミッション/ビジョン/バリュー

ミッション/ビジョン/バリュー

経営学者のピーター F. ドラッカーの著書「Managing in the Next Society(ネクスト・ソサエティ)」の中でミッション・ビジョン・バリューの必要性を唱え、企業の存在意義や社会的なポジション、そして方向づけの経営学的には基礎的思想で、もういわゆる、企業ステートメントのトレンドフォーマットだと思いますが、このフレームワークを 僕自身の言語化及び artless Inc. のステ

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会社を作って15年目に突入する私が思うこと。

会社を作って15年目に突入する私が思うこと。

明日、2020年3月9日に私の会社、マザーハウス は15年目に突入するのだ。

気がついたらNOTEのフォロワーさんが1万人を超えていて、もしかしたら密かに私たちのバッグやお洋服を使ってくださっている方がいるかもしれない、と思うと久々にNOTEを更新したくなりました。万が一そんな方がいらっしゃったら、本当に心から「ありがとうございます!」

そう、15年目に突入。なんか「突入」するっていう言葉が結

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スタートアップひとりめのデザイナーと、組織の話。 【鎗ヶ崎クリエイティブ談話室#2】

スタートアップひとりめのデザイナーと、組織の話。 【鎗ヶ崎クリエイティブ談話室#2】



こんにちはRettyの二見です。6/26にツクルバさんで開催された鎗ヶ崎クリエイティブ談話室#2に参加したので、イベントレポを考察も兼ねて書きたいと思います。

鎗ヶ崎クリエイティブ談話室は、「つくる」に関わる人が集まり、情報交換や知見共有を行う参加型トークショーのイベントです。
#2のテーマは 「スタートアップひとりめのデザイナーと、組織の話。」でした。一人目のデザイナーだからこそ苦労した話

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スタートアップの1人目のデザイナーへ

スタートアップの1人目のデザイナーへ

どんな組織・状況・職種であれ、1人目でjoinするというイバラの道をあえて選択できる人は、失敗しても困らない状況や能力のある人か、目標や志を高く持っている人か、もしくはネジの外れたクレイジーな人のどれかです。

僕は能力があったとは言えないけど、どこでもやっていける自信はあったし、ネジがたくさん外れていたおかげで、最悪失敗したとしても死なないから大丈夫だろうとくらいに考えていました。

志だけは高

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これから、シード・アーリー期のスタートアップはデザインに投資しないと生き残れない

これから、シード・アーリー期のスタートアップはデザインに投資しないと生き残れない

どうも、こんにちは。
前回のブログでは『二郎系ラーメンから学ぶUX』という、少し、エモいテーマで、ブログを書きましたが、今回はかなり真面目なテーマで書いていきます。(以下、全て個人の見解です。)

シード・アーリー期のスタートアップにおいて、デザイナーを雇う価値とは? と、よく聞かれるので、ここでデザインに投資する価値について共有したいと思います。

はじめに様々なリソースが限られているシード・ア

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“相手の希望で依頼いただく仕事”であれば、ある程度、価格帯はきまってくる(他予算も視野にいれると)。

“自身の理想の仕事”ってのは未知数(理想ゆえに)。

…だけども、それを形にするまでは、“お金・時間・体力”の投資が必要で、その間は1円も生じない! …という、アドベンチャー!

新卒フリーランス、なめてました。

新卒フリーランス、なめてました。

さっきから5分おきに何度もアプリで銀行の残高を確認している。が、全く増える気配はない。当たり前だ、今日報酬を振り込んでくれるはずだった相手は一週間前からぱたりと連絡が途絶えている。何度メッセージを送っても、電話をかけても、つながらない。なんとなく気が付いてはいたけれど、いざこの状況になってみると凹まないわけにはいかない。この仕事のために一ヶ月大学の授業もそこそこに、寝る間も惜しんでデザインの勉強を

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