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一国一城の梁山泊 ―世界にコミットする『起業』という生き方―

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すべての人は人生に問われている。自分の人生の責任を引き受けることによってしか、その問いかけに答えることはできない。  ――ヴィクトール・フランクル『夜と霧』 人にはいくつもの「… もっと読む
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#マーケティング

「一人起業」という選択肢

「一人起業」という選択肢

column vol.858

昨日はゆるやかに挑戦する「パートタイム起業」についてお話しさせていただきました。

本日は、その続きです。

最近、「一人起業」をテーマにした記事を多く見かけます。

例えば、自身のビジネスセミナーの参加者が延べ1万2000人超えしているというネクストサービス株式会社の松尾昭仁さんも幻冬舎ゴールドオンラインで一人起業を推奨されています。

〈幻冬舎 GOLD ONL

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渋谷はますます「起業の街」へ

渋谷はますます「起業の街」へ

column vol.789

昨日、渋谷に12月にオープンするサウナ施設「渋谷SAUNAS」について触れましたが

この街には、さまざまな新しいトピックスが溢れています。

当社代表の谷口正和は、この渋谷の時流の渦に身を置くため、創業以来40年間、オフィスを他の街に移転せずに歩んできました。

特に最近では「起業」におけるトピックスを多く目にします。

本日は「渋谷のスタートアップ」をテーマに、

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「パートタイム起業」のススメ

「パートタイム起業」のススメ

column vol.857

最近、「パートタイム起業」という言葉をよく耳にします。

起業と言えば、退路を断って挑戦するイメージですが、パートタイム起業は会社勤めしながら、ゆるやかに働くイメージ。

まずはパートタイム起業の定義から触れさせていただきます。

会社勤めしながらゆるやかに起業起業家とパートタイム起業家の違いは、事業に充てる時間の長さです。

日本政策金融公庫の基準では、週あたり事

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社員が“成長し続ける会社”を築きたい

社員が“成長し続ける会社”を築きたい

column vol.822

当社では昨日、今日と上期の評価会が行われました。

良かった悪かっただけではなく、社員一人一人の次の成長をどう考えるのか?

そこが一番の命題になっています。

マーケター、クリエイターは自分のアイデアや戦略、センスが売り物。だからこそ、さまざまな個性(特長)が集まった方が良い。

そんなわけで、当社は多様な顔ぶれが揃っている会社なのですが、さまざまなタイプの人が揃

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経営者目線を持て、という言葉について考えてみた

経営者目線を持て、という言葉について考えてみた

ふと見かけた「経営者目線を持て」という言葉なんとなくネットで見かけた「経営者目線を持て」という言葉。

以前よりは聞かなくなったように思うのですが、その昔よく聞いたり見たりしたことがありました。上司や社長から言われる種類の言葉だったと思います。

この言葉が何を意味していたか?文脈によっていくつかの意味合いが込められていたと思います。今思い起こすと、次のような意味合いで認識してました。

・自分の

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経営資源が少ない中小企業は「何をやるか」よりも「何をやらないか」の方がはるかに重要かもよ、というお話

経営資源が少ない中小企業は「何をやるか」よりも「何をやらないか」の方がはるかに重要かもよ、というお話

HONE Inc.の桜井(@LOCAMA_AT)さんが、こんなツイートをしてくれまして(本の紹介、ありがとうございます♡)。

「ほんこれ」なので、少し膨らませて書いてみます。

戦略はなぜ必要か「戦略が重要!」なんて言いますが、極稀に戦略なんていらないときがあります。それは、経営資源が無尽蔵にあるとき。

資源が無尽蔵にあれば、すべての施策に全張りすればいい。どれかは当たるでしょう。

でも、9

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「起業大国」のつくり方

「起業大国」のつくり方

column vol.712

本日は朝いちで選挙に行って参りました。

今回は、特に経済政策(賃上げ・減税)、改憲(防衛)について、大きな争点となりました。

日本の新しい政治体制に期待しつつ、一方で政治だけでは国(社会)は変わらない。

民間の努力も同時に必要だと考えております。

賃上げ1つとっても、政治家の努力と同様に企業経営陣の努力も求められる。

経営を司る者としては、政治に期待するな

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「ドローン起業」がアツくなる??

「ドローン起業」がアツくなる??

column vol.666

ドローンがアツいのは皆さんもご存知かと思います。

実際、国土交通省のデータによると、ドローンの飛行申請件数は2016年度は1万3535件だったのですが、年々増え、2021年度は7万5049件と急激に拡大。

最近では、専業主婦がドローンの仕事を始めて稼いでいるなんてことがニュースにもなっています。

しかし、今年はさらにアツくなりそうのです。

その理由は、12月

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ベンチャーが大手に負けないための「人材」を集めるカルチャー経営とは?

ベンチャーが大手に負けないための「人材」を集めるカルチャー経営とは?

こんにちは、宗像です。今回は、個人的に注目しているカルチャー経営について話したいと思う。

■社長にはビジョンが無い!と言われて気絶しそうになる2011年5月にイノーバを設立。起業当初、社員は私一人という状態だったが、社員も少しずつ集まり、苦労はありながらも成長を続けることができた。その頃は、”自分たちが何をやりたいのか”という理念の共有も難しいとは感じず、それこそ週に何回かの飲み会でできていた。

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「イーロン・マスク」に成る方法

「イーロン・マスク」に成る方法

column vol.614

写真:CNN

本日は休日ですが、某商業施設でトークショーイベントを行いまして、無事イベント自体は終了したのですが、施設が閉店するまで撤収作業ができず、その間でnoteを書いています。

こうして毎日小さな努力を積み重ねているので、人生が少しずつでも好転して欲しいのですが(笑)、イーロン・マスクさんの「成功習慣」の記事を読んでいると、若干慎重な見方が必要な気持ちにな

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なぜ私はP&Gを辞めて、「がん検診のマーケティング会社」をつくったのか?

なぜ私はP&Gを辞めて、「がん検診のマーケティング会社」をつくったのか?

「この仕事って、意味があるんだろうか?」

「もっと世の中に貢献できる仕事があるんじゃないか?」

そう思ったことはないでしょうか?

私にはあります。

それはちょうど、P&Gに入社して3年目。どんどん仕事を任せてもらえるようになったころでした。

私は毎日、徹夜も厭わず、がむしゃらに働いていました。「どうすれば競合他社に勝てるのか?」「どうすればこの洗剤がより売れるのか?」……そればかり考えて

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「消費者」に対する大切な着眼点

「消費者」に対する大切な着眼点

column vol.577

モノではなくコト、「体験」が重要な時代と言われて久しいですが、これは小売業のみならず、全ての企業に当てはまると思います。

例えば、「よなよなエール」で有名な酒造メーカー「ヤッホーブルーイング」がコミュニティマーケティングを実践して、コトを通じて、商品価値の体験を提供しますね。

そんな中、体験時代における重要な着眼点として、『小売の未来 新しい時代を生き残る10の

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【実践!パーパス経営】ミッション・ビジョン・バリューのつくり方

【実践!パーパス経営】ミッション・ビジョン・バリューのつくり方

社長はチャレンジが大事だと言っている。
でも、評価シートにそのような項目はない。
社是に安全第一とある。
でも、現場では効率が優先されている。
最近、新しいメンバーが増えてきて、
なんとなくそれぞれが
大事にしていることが違う気がする・・

あなたの会社で、
このようなことは起きていないでしょうか?

理念で飯が食えるのかという話がありますが、
社員全員が同じベクトルを向き、
みんながそのベクトル

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