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意味の図画と言葉の工作、このふたつで僕は文章をつくる

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図画とはクリエイティブであり、工作とはエンジニアリングである。実用に資する公的に正しい文章は、伝達と行動を企図した徹底的な他者志向から生まれる。 文化人や知識人は世の言葉の乱れ… もっと読む
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2020年2月の記事一覧

noteをはじめた小説家がやるといいこと。

noteをはじめた小説家がやるといいこと。

ちょっとした工夫がほとんどだが、一年Noteを使った俺が得た知見をおいておく。これらを活用してもいいし、無視しても良い。

・ちゃんと寝よう文章を書いて公開するのは上手くいくと、どんどん楽しくなるものだ。
だが、同時に一定の時間もかかるもの。楽しくなりすぎて体調に支障をきたすのは本末転倒だ。

小説を書く能力を維持し、向上するためにも睡眠は重要なので、睡眠時間を削ってまで作品を作らないよう注意しよ

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自己認識と言語化で脳をアップデート!

自己認識と言語化で脳をアップデート!

今日1日お疲れ様でした。

zackeyです。

今日は題名の通り自己認識と言語化の重要性についてお話ししていきます。

(私もまだまだ習得に手こずっている身ですが、鍛えたいと思った方はぜひ最後までお読みください)

私は最近「7つの習慣」「insight」「言語化力」「読書という荒野」「メモの魔力」の本を読みましたが、体系的に私なりにまとめた結果、これまでもそしてこれからも思考力を上げていく方法

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『段落論』を読んで、自分のnoteの文章が(たぶん)読みやすくなったことを実感した

『段落論』を読んで、自分のnoteの文章が(たぶん)読みやすくなったことを実感した

こんばんは、note担当の田頭です。

光文社新書の2月刊が店頭に並んでいます。今回はその中でも石黒圭先生の新刊をご紹介したいと思います。

石黒先生といえば、光文社新書ではおなじみの先生。『文章は接続詞で決まる』『「読む」技術』…これまで日本語についてたくさんの新書を書いていただきました。

今回の新刊のテーマはずばり「段落」。書名もスパッと『段落論』です。

段落とは何ぞやという定義から始まり

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上手な文章を書きたいアナタへ

上手な文章を書きたいアナタへ

情報発信した方がいいと思いつつも、「文章が上手くないから...」と中々筆を取れないアナタに向けてこのコラムを書く。

そもそも上手い文章とは何か。分解すると以下になる。

「読みやすく」、「日本語として正しく」、「表現力(語彙力)がある」...。

まだまだたくさんありそうたが、一旦これくらいにしておこう。

では、直近で文章上手い!と唸ったものを5つ思い浮かべて欲しい。多くない?と思わないで欲し

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文章は短く書くのがよい

文章は短く書くのがよい

 昨年の12月1日にnoteに記事を書き始めた。それから毎日何かしら書いている。

 毎日書くことを自分に課すと重荷になってくるので、途中で続かなかったら、それはそれでよいと思っている。でも無理がなければ毎日書いてみようとも思っている。その代わり、調子がよくても、時間があっても1日1記事だ。調子のいいときは勢いに乗って普段よりいっぱい記事が書けそうだけど、アップダウンの大きい書き方をしていると続か

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「自分ダメだな」と思った経験こそ、誰かの役に立つ

「自分ダメだな」と思った経験こそ、誰かの役に立つ

今日Twitter経由で、会社員として働きながらライター(書く仕事を専業にしたい)を目指して、日々活動されている女性にお会いしてきました。

私の今までの経験などを「少しでもお役に立てたら…!」と思い、お話してきました。(とっても素敵な雰囲気で終始癒されてきたよ…!)



普段、SNS経由ではあまり人に会わない私。

これまで、「お力になれないかも…勧誘系かも…」というようなメッセージ

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波動が高い記事を書くと自分も波動が上がる

記事を書いてて感じることがあるのですが、自分が書いた記事なのに、その記事に励まされるということがあります。
自分を励ますために書いたわけじゃないのにです。
この充実感て何か特別なものがあって、記事を書く前と後では精神状態が明らかに変わります。
おそらくこういう経験がある人は多いと思うのですがどうでしょう?

逆に否定したりディスったりというのは、相手を貶すことで自分が優位に立ちたいという場合が多い

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世界の99%の人が気づいていない、非常に面白い世界を公開します! vol.1

世界の99%の人が気づいていない、非常に面白い世界を公開します! vol.1

執筆:ラボラトリオ研究員 村上 卓

言霊とプログラミングの共通点から考察する言葉の力
〜日本古来の叡智「言霊」と 現代文明の叡智「プログラミング」の接点〜
以下の弊誌の記事でラボラトリオやパローレの意味が解説されています。

「2019年末、概念創造会社として誕生した、ラボラトリオ株式会社。」

その一部を抜粋します。

言語から成り立つありとあらゆる情報が、インターネットという巨大な情報空間

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もっと、素直に書く人が増えてほしい。

もっと、素直に書く人が増えてほしい。

※3/3追記:1番下に、あとがきのリンクを載せました。

ネット記事を書く仕事をしている人を、Webライターと呼ぶ。私もその1人だ。

記事はクライアントから依頼されて書く。「想定3,000文字」とか「長くても5,000文字以下」とか、文字数には決まりがあるケースがほとんどだ。

仕事とは別に、私はこうしてnoteやブログでも文章を書く。文字数は気にしない。書きたいだけ、書く。

たまに、長い

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他人の言葉はあなたのものではない

他人の言葉はあなたのものではない

他人の言葉はあなたのものではない。

これ、本来は当たり前のことだと思うんだけど、現実には、結構多くの人が他人が書いたものを読んで、そう思ってた的な発言を自然にしてしまう。

「共感する」と言えば聞こえはいい。
でも、本当に最初にそう思ってたのだとしたら、何故自分が先に同じことを書かないのかという話でもある。
それに本当に最初からそう思ってたら「私もそう思ってた」なんてことをうれしそうには言わない

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文章を書くときにHTML5の文書構造が役立っている話

文章を書くときにHTML5の文書構造が役立っている話

こんにちは。シュフティ事業部デザイナーのナカジマです。
noteを書く時に、同じ事業部のDirカネさんに見てもらっているのですが、
「段落の分け方とか、改行のタイミングが綺麗ですね」とお褒めをいただきまして。(やったぜ!)
なんか意識してることあったかなぁ、、、あ、そういえばHTML5の書き方意識してるわ!となったので、その内容を実践を交えてご紹介したいと思います。

なんか偉そうなタイトルですが

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片手間で教える文章講座4 読み飛ばされない「ユニバーサル日本語」表現術

片手間で教える文章講座4 読み飛ばされない「ユニバーサル日本語」表現術

私は安田峰俊。プロのルポライターをやっている者だ。これまでに引き続き、2020年現在の日本語ネイティヴにとって最も読みやすく、文意が容易に伝わる書き言葉「ユニバーサル日本語」の文章術を書いていく。

前回記事までは、わかりやすい1文の書き方や段落の作り方、表記の方法といった、ごく基礎的なルールを確認した。今回はもうすこし踏み込んで、段落レベルの文章を書くときの構成のコツについて考えてみたい。

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UXライターの仕事は「言葉でプロダクトに命を吹き込むこと」

UXライターの仕事は「言葉でプロダクトに命を吹き込むこと」

昨日2/4、SlackのUXライターであるアンドリュー・シュミットさんが登壇するセッションに参加しました。

(写真の画質が絶望的ですみません)

参加したきっかけは、こちらの記事です。

先月末に行われたDesign Matters Tokyoでのアンドリューさんのセッションのレポートなのですが、わたしが知る限りインターネット上にあるUXライティングに関する日本語のドキュメントの中で最も価値のあ

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めったに見られないデザイナー達の言葉

めったに見られないデザイナー達の言葉

言葉にできないものをビジュアルで表現しているのですが、言葉で作品(=考え方)を説明するということも非常に大切です。
ー佐藤可士和(アートディレクター)

これは、『佐藤可士和の超整理術』で佐藤可士和さんがデザインを言語化することの重要性について語った一節だ。広告会社でコピーライターをしていたわたしは、デザイナーたちがどのように言葉と向き合っているかに強い関心を持っていた。佐藤可士和さんは、わたしが

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