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意味の図画と言葉の工作、このふたつで僕は文章をつくる

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図画とはクリエイティブであり、工作とはエンジニアリングである。実用に資する公的に正しい文章は、伝達と行動を企図した徹底的な他者志向から生まれる。 文化人や知識人は世の言葉の乱れ… もっと読む
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2019年4月の記事一覧

たった一文字が大きな違いを生む

ぴよ🐥です!
今日も見に来て頂き、ありがとうございます(^_^)

今日はたった一文字だけどニュアンスがほぼ反対になる言葉を発見したので、そのことについて。その発見を踏まえて、自分が今後どう生きていくか決めました!勝手に宣言(笑)

たった一文字だけど、ニュアンスが全く違う言葉がある。何でしょう?案外、普段意識してない言葉だと思う。

答えは「これ で いい」と「これ が いい」だ。「で」と「が

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あまねくの意味が分からない

キュアフェリーチェの口上「あまねく生命に祝福を」は、わかる。

でも、キュアミルキーの「天にあまねくミルキーウェイ」はわからない。

私が知らないだけであまねくって動詞があるのかな?って思ったんだけど調べてもなんですよね。ミルキーはいったいどういう意味のつもりで「天にあまねく」って言ってるの?

「ディグる」めちゃかっこいい言葉じゃないですか?ビジネス書ディグラーしゅんしゅしゅんです。

「ディグる」めちゃかっこいい言葉じゃないですか?ビジネス書ディグラーしゅんしゅしゅんです。

しゅんしゅしゅんです。

ふとしたことから「ディグる」って言葉に出会いました。

ディグる(DIGる)とは、ラッパー・DJ・ヘッズなどが、レコードを堀り探すことを意味するスラング用語である。出典:「ディグる」の意味 :ZEEBRA vs Kj - livedoor Blog(ブログ)

え、え、なんかかっこよくない!?初めて聞いたんですけど~

あるテーマを突き詰めるために、コンテンツを掘りに掘っ

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「小説家ってのは"なる"もんじゃない。"である"ものなんだよ」

「小説家ってのは"なる"もんじゃない。"である"ものなんだよ」

 普通に大学を卒業して、大学院に行って、そのあと普通にサラリーマンになった。少し違ったのは、社会人になってすぐ小説を出版してもらえたことだ。

 『気になるあいつは怪獣少年』。友人の触媒ファントムガール氏が原作、僕が作文という役割で、これを書き上げたのは社会人1年目のことだった。

 サラリーマンになってすぐに配属された部署は、ネットワーク回線が切れたときにお客さんから電話が掛かってくるような保守

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いい文章とは、伝わる文章である。 #マイチゼミ #箕輪編集室

いい文章とは、伝わる文章である。 #マイチゼミ #箕輪編集室

オンラインサロン・箕輪編集室にて、ライティングゼミ(全4回)の第1回目を開催しました。

箕輪編集室とは
『多動力』(堀江貴文)『メモの魔力』(前田裕二)などを手がけた幻冬舎の編集者・箕輪厚介が主宰するオンラインサロン。 動画やデザイン、ライティングなどのコンテンツ制作や、イベントプロデュース、コミュニティデザイン、SNSを連動させたプロモーションなど幅広く活動している。通称「みの編」。

私が

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ノンコンセプチュアルワーディングによるディスコミュニケーション- 日本語でしゃべれ

ノンコンセプチュアルワーディングによるディスコミュニケーション- 日本語でしゃべれ

企画担当の柴田です。

僕は前職で広告代理店に勤め、現在はアプリ開発会社で働いています。今回は両方の業界に共通したある問題について話したいと思います。そう、意味不明なカタカナ言葉が多すぎる問題です。

それっぽさのためにカタカナを使っていないか?僕はカタカナ語が好きではありません。理由は単純で、そもそもカタカナにしない方が伝わりやすい言葉が多いからです。なのに使われるのは、カタカナ語の方が「それっ

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「という」と「こと」を減らすだけで、文章はぐっと読みやすくなる

「という」と「こと」を減らすだけで、文章はぐっと読みやすくなる

と思っている話です。もはやタイトルでぜんぶ言ってしまった。
せっかくなのでもう少し続けます。

2020/05/03追記:第二弾?書きました

なぜこの記事を書こうと思ったか。
先日、執筆した「はじめてのUIデザイン」の一般販売がスタートしまして。

この本がまだ初稿になる前、共著者のみなさんと執筆真っ最中の頃に何度か打ち合わせがあったのですが、そこで「書籍的な文章を書き慣れてない人って、"という

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ブログ執筆の王道フレームワーク

ブログ執筆の王道フレームワーク

こんにちは、田辺です!

今日はフレームワーク紹介の第二弾!

で、やっぱり王道は外せないな、ということで今回は、ブログライティングをする上で外せないフレームワークを紹介します。

実はこれ、ぼくもいろんなところで紹介してますし、なんならインターネットで調べればイヤというほど情報をゲットすることができるモノです。

じゃあ、なんでそんなものをここで話すのか?というと、理由があるんですよ。

それは

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読まれる文章は「冒頭」で勝負がつく

読まれる文章は「冒頭」で勝負がつく

読まれない文章は「存在しない」のと同じです。

……というのは言い過ぎかもしれませんが、この文章の主旨が「文章は冒頭が大切である」というものなので、あえて言い切ってみました。

読んでもらえる文章を書くためのシンプルな方法。それは「冒頭、一行目でつかむ」ことです。冒頭をしくじるとせっかくの文も読んでもらえません。逆に同じ内容を伝えるにしても、冒頭にインパクトが与えられれば読まれる確率は上がります。

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「インプットもアウトプットも多いのにつまらない人」と「インプットが増えるほど面白くなっていく人」の違い

「インプットもアウトプットも多いのにつまらない人」と「インプットが増えるほど面白くなっていく人」の違い

やたらとインプットとアウトプットをたくさんやっているのに、なんだか、言っていることが表面的で、ちっとも面白くない人がいる。

そういう人はたいてい、「アウトプット」はやってるけど「活用」を疎かにしている。

たとえば、「良い文章の書き方」の本を読んだら、そういう人は、単に「良い記事の書き方」のまとめ記事を書く。そして、それを「アウトプット」と言っている。

しかし、これでは、知識は血肉にならない。

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世界トップ講師が明かす人を動かす文章術

世界トップ講師が明かす人を動かす文章術

「文章が書けない」と声を漏らす方には、ある共通点があります。

それは、文章を書こうとしてソフトを立ち上げると、真っ白な画面をみて頭も真っ白になるというモノです。

頭が真っ白になってしまうとタイピングもできなくなるし、ペンで書いていたとしても全く進まなくなりますよね。

じゃあ、それを打破するためにはどうすればいいのか?というと、ぼくがオススメするのは『フレームワークに沿って書く』です。

で、

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表に出さずにだまっている。それを利口というのなら

表に出さずにだまっている。それを利口というのなら

これは書くべきではないんじゃないか?
と思うような出来事がある。

書いてみたところで、
これは発信すべきじゃないんじゃないか?
と思うような文章がある。

書くこと自体にはそれほど意味がなく、書いたものを読んでもらえることに意味があると、僕は思っている。

どんなに自画自賛のできる文章を書けたとしたって、ひとに見てもらえなければ虚しい。

自分のためだけの文章を書きたいのなら、ベッドの中で手帳サ

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0416「非物書きの文章構築」

0416「非物書きの文章構築」

アメリカに帰ってきたが、ニューヨークの自宅に戻ることはまだできず、ロサンゼルスに寄って打ち合わせをしてやっと帰ることができる。入国の列が過去最大に長くて、ガチで2時間半かかった。半端なく長い。打ち合わせにも遅れるわ、散々だったが、とにもかくにも、アメリカに入国成功した。パスポートを守りきった。やった。あとは国内線だからパスポートを提示するというリスクなしに、運転免許証で行ける。

東京→ロサンゼ

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アリアナ・グランデと平塚らいてう/女性は月から宇宙になった

アリアナ・グランデと平塚らいてう/女性は月から宇宙になった

私は文学部で日本文学を専攻していました。卒業論文は文学家/きものデザイナー・宇野千代の文学とモードの比較研究。

もともと宇野さんはとっても考え方がギャル的で、着物や髪型もデコレイションしがちでした。ところがフランス帰りの東郷青児と恋仲になると、いきなりシックな洋装になり、化粧も油をぬるだけのすっぴん風になるのです。それとともに、まるで東郷の絵のように文章までミニマル、抽象化。例えば人物の名前を「

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