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マネーの哲学:「お金」と清く正しく美しく向き合う知性

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全ての物質は時間と共にやがて朽ちる。しかし、増減こそすれど価値まで失わない「お金」は、「複利」と並ぶ人類史上最大の発明品といわれる。 20世紀初頭に「自由貨幣」を提唱したドイツの… もっと読む
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2018年12月の記事一覧

1000万円稼ぐデザイナーになるには

1000万円稼ぐデザイナーになるには

デザイナーのお金の話は少ないので書いてみます。お蔵入りしていたnoteの下書きですが思い切って公開します。

転職会議によると、Webデザイナーの平均年収は353万円。20代では300万円代前半と特別な技能を必要とする職種にしては低く感じます。

主観ではありますが、東京で働くWebデザイナーの給与レンジはこんなところでしょう。(サラリーマンを想定)

751万以上  ・・・業界トップレベル+

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安い原稿料から抜け出す方法

安い原稿料から抜け出す方法

ライターという職業に就くために資格は必要ありません。学歴も職歴も問われません。それこそパソコン1台(いや、スマホ1台でも可)あれば、今日からライターになれます。しかし、ライターとして食べていけるかどうかは別問題です。

クラウドソーシングではどんなに頑張っても月収10万円を稼ぐのはなかなか難しいでしょう。1文字0.1円〜1円が相場なので、1本(3,000字)を書いて3,000円。休みなく毎日3本ず

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キャッシュレスからマネーレスへ。 〜お金は、未来でも重要なのだろうか?〜

キャッシュレスからマネーレスへ。 〜お金は、未来でも重要なのだろうか?〜

今年は「お金」について考えることの多い1年だった。世の中的にはブロックチェーンやいわゆる「仮想通貨」が話題になった年であり、一方、私個人としても、勤め人を辞め自分の会社を起こして2年目に入り少し落ち着いて会社や仕事について考えることができるようになったことで、仕事を頂いてお金を受け取る意味、その金額の持つ意味、通貨のこれから、などについて考えることが多かった。

その中で、一番忘れられないのは、冒

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地方に住んで18年のフリーランスがデザインのやり直しを無くす秘密を公開します

地方に住んで18年のフリーランスがデザインのやり直しを無くす秘密を公開します

地方在住で打ち合わせをしないデザイナー歴18年のデザイナーです。
・デザインのやり直しを無くす方法
について書いていこうと思います。正確には気弱な私が、デザインのやり直しを減らすために、行った経験談です。
実は私は、引っ込み思案で強く人に言えない性格かつ、値段交渉が大の苦手なのです。なので、これから書いていくような工夫が必要でした。

デザインのやり直しを無くす方法私がフリーランスデザイナーを始め

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「稼ぐ」がスポーツビジネスを変える.

「稼ぐ」がスポーツビジネスを変える.

これは僕がずっと思っていることで、「スポーツビジネス」が変わるきっかけは「稼ぐ」こと、これに尽きると思っています。

以下理由を述べます。

「稼げない」から「いい人が集まらない」現状

僕はSHCというJリーグのビジネススクールに通っていたのですが、現状のスポーツビジネスは

「稼げない」→「人に投資できない」→「いい人材が集まらない」→「事業が成長しない」

というのがスポーツビジネスの現状で

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マネタイズの呪い

マネタイズの呪い

簡単にお金を稼ぐ手段がある。それも悪い事じゃない、楽しいいい事だという印象がだんだん浸透してきて以降、大きな苦しみを生み出している状況ができている。と最近思う。

副業とか、ちょっとだけ稼ぐっていう事が当たり前に受け止められるようになってきたからこそ、誰もかれもが「自分の活動でお金が稼げていないというのは、二流なのではないか?」というような思いに囚われてしまっているような気がする。
そういう事を質

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無駄だとしても書きたいんだ

昨日、「何かを創るためには時間をケチっちゃいけないと思った」という記事を書いた。

お金に余裕がないと「お金にならないことに時間を使いたくない」という思考に陥ってしまうんだけど、そうなるとクリエイティブなことなんてできなくなるよね、という話。

これについてクリエイターの方々から多数の反響をいただき、共感することが多かった。



私の場合、「文章」と「お金」の関係は以下の3種類に分類される。

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何かを創るためには時間をケチっちゃいけないと思った

何かを創るためには時間をケチっちゃいけないと思った

だいぶ前に読んだ記事に、こんな言葉が出てきた。

明日食えるかどうかの心配をしながらクリエイティブになれるワケがない。

ちなみにこの記事。

最近、「ほんとそうだよなぁ」と実感することがあった。



たびたび書いているとおり、私は駆け出しのライターで貧乏だ。

収入は、11月分がようやく10万円に達したところ。

ちなみに夫は私以上に稼げていないので、養ってくれる人間はいない。ほとんど「明日

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READYFORがnoteをはじめる理由

READYFORがnoteをはじめる理由

READYFORとは?「誰もがやりたいことを実現できる世の中をつくる」

2011年3月、READYFORは、そんなビジョンを掲げ、日本初のクラウドファンディングサービス「Readyfor」をスタートさせました。

クラウドファンディングは、インターネット上で自身の活動や夢を発信し、共感と応援をベースに不特定多数の人たちからお金を集める仕組み。サービスローンチ当初、日本ではその存在すら知られていま

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マンガが、クラウドファンディングをするためのいくつかのノウハウと失敗について<前編>

マンガが、クラウドファンディングをするためのいくつかのノウハウと失敗について<前編>

アップルの創業を中心に、70年代のシリコンバレーを描いた『スティーブズ』。こちらを英語に翻訳するため、アメリカのクラウドファンディングサービスKickStarterで、"Japanese Manga STEVES Global Publishing Project"というプロジェクトを行なっています。現在の達成率(2018年12月14日現在)は、こんな感じで、およそ30%といったところです。

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お金についての最近の見解

お金についての最近の見解

※Facebookに投稿した内容の改変です。

こんにちは。はやぶさです。クリスマスも終わり、最近の投稿一覧に「イベレポとエッセイしか書いてなくね。」という危機感を抱いたので、そうじゃないやつを書きます。

・・・

誰かに「お金渡す」ということにどう思うだろう?

謝礼・報酬からご祝儀とか、お小遣いとか、あとはもしかすると後輩にご飯を奢ることもそのうちに入るかもしれない。

おそらくこれを読む層

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