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キャンプと旅とサバイバル:どこにも行ける。どこでも生きる。

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野営(キャンプ)も、旅行も、現代では「楽しむため」に行われている側面が大きい。 一方でそれらは、思わぬ状況下で突然かつ容易に有事へと転じる。ホビーとしての野営や旅行が何らかの理由… もっと読む
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記事一覧

震災の経験から備えを考える

震災の経験から備えを考える

こんにちは!
福島県のキャリアコンサルタント、板橋理です。

今回のテーマは「もしもの備え」。
今年は、年明け早々に能登半島地震がありました。そして、東日本大震災からは13年が経ちました。震災はいつ起こるか分からない。だからこそ、備えることが大切なんですね。

どんな備えをしていますか?あなたは、どんな備えをしていますか?
・非常用持ち出し袋に防災グッツを用意している
・家族と避難場所を確認してい

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【岩手雪中キャンプ】本州最寒と呼ばれる地、薮川でサウナテントする冬キャンプ!前編

【岩手雪中キャンプ】本州最寒と呼ばれる地、薮川でサウナテントする冬キャンプ!前編

こんにちは!岩手でくらすです!
突然ですが、本州で一番寒い場所と言われたら、どこを思い浮かべますか?
岩手県盛岡市薮川。本州一寒いと言われる地です。

今回はそんな薮川のまほら岩手キャンプ場で2泊3日の雪中キャンプをしてきました!
冬キャンプ最終章にふさわしいこの場所で、冬を満喫してきます!

まほら岩手キャンプ場

岩手県の県庁所在地は盛岡市。そこから東に向かったところにそのキャンプ場はあります

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我が家の防災グッズは、こんな感じです

我が家の防災グッズは、こんな感じです

年始からの大災害により、あらためて我が国が、世界的にみても“災害大国”であるという自覚と、「いつかは自分も」という恐怖感をいだかざるをえなくなった。

僕は、数年前から、それこそ京都でひとりぐらしを始めた頃から“防災グッズ”を集めている。

このリュックひとつにまるごと一式が入っているものを買っただけだけれども、この年始に持ってみたら、あまりの重さに文字どおり“腰をぬかした”。買ったときはそれこそ

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下水に流せないときのトイレ問題…阪神淡路大震災の経験から

トイレ問題について。
どうやら能登半島の地震では下水管も破壊されているらしく、トイレで流さないでくれという地域もある様子。
阪神大震災の時、私が通っていた避難所では、校庭に穴を掘り、見えないように板で四角く囲い、穴に致していた。いっぱいになりそうなら埋めて、新しい穴に。糞便は土に還るので合理的。

四半世紀経っても伝説だけは残り、「あのへんだったよね」とは言うものの、見た目には全然わからない。土に

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キャンプから停電までマルチに活躍!モバイルソーラーチャージャーおすすめ3選

キャンプから停電までマルチに活躍!モバイルソーラーチャージャーおすすめ3選

#ギア
2020年9月28日

アウトドアのシーンだけでなく停電のときにも役立つことから、モバイルバッテリーや発電機などへの関心が高くなっています。

中でも電池など必要とせず、太陽光だけでスマホやタブレットなどの充電ができるソーラーチャージャーはぜひとも備えておきたいアイテムの一つ。

この記事では、持ち運び便利なモバイル型のソーラーチャージャーについてご紹介します。

モバイルソーラーチャージ

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車中泊をしながらパソコン仕事をするうえで必要な装備リスト【準備編】

車中泊をしながらパソコン仕事をするうえで必要な装備リスト【準備編】

実質家なし状態のすえぽん(@ysgenfu)です。

今年は車中泊をしながら各地で記事を書いたり、写真を編集したりして生きていく予定。そのためには最低限の機材・設備も必要となるわけで、備忘録的に必要なものをまとめていきます。

なお、現在の愛車N-VANの状態はこんな感じ。

散らかっている状況だと集中力が減りますし、ストレスも溜まってきます。デッドスペースも多いので、DIYを駆使してどうにかスッ

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火のある暮らし

火のある暮らし

我が家の暖は薪ストーブがメインです。
補助的に灯油ストーブと火鉢。
ちいさな家はそれだけで暖かい。

アメリカには「薪ストーブは3度人を温めてくれる」、
という言葉があるそうです。
1度めは薪を集めて割るとき。
(なるほど、温まるというか汗だくです。)

2度めはストーブに火をつけたとき。
3度めはストーブで調理した料理を食べるとき。身体の芯から温まります。

薪ストーブ生活の良いことはそれだけで

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Outdoor Weekend ー河原で火を育てる孤独の時間ー

Outdoor Weekend ー河原で火を育てる孤独の時間ー

自分がいま熱中しているもの、それはキャンプだ。職場の先輩に誘われて何気なく参加したことをきっかけに、自然のなかで過ごす気持ち良さにハマってしまった。

そこから暇を見つけては職場の同僚や先輩たちを誘ってはフィールドに繰り出しているが、飽き性な自分をわかっているからこそ、どんどん新しいアウトドアの魅力を知っていきたいとも思っている。

毎回先輩に声をかけるのも気を遣うし、一人でゆっくりと静かに楽しめ

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雪の時期に雪国に行き、火焔型土器で鍋を食べる。

雪の時期に雪国に行き、火焔型土器で鍋を食べる。

週末に新潟十日町市の雪国ツアーに参加してきました。 何度も十日町市には訪れていますが、雪の時期は初めて。 もちろん十日町市といえば国宝の笹山遺跡の火焔型土器が頭に浮かぶけど、全然それだけじゃないのです。 雪国の食に自然、大地の芸術祭、着物、もちろん雪。

と言っても縄文から。笹山遺跡で土器を見る。 この笹山縄文館に置かれている土器は、国宝に指定されている土器と同じ笹山遺跡から出土したもの。その差と

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無人島サバイバル

無人島サバイバル

安全保障・危機管理といった領域に携わっていると、「国とか国際社会といった大層な話の前に、そもそも自分自身の安全を確保する能力ってあるんだっけ?」と自問自答することがあります。

そのための教育訓練として、これまで、国連・国際NGO・軍などのトレーニングに参加してきました。

今回は、究極の状況に自身を置いてみるということで、4泊5日の無人島サバイバルに参加しました。

「Cast Away」と

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アルストキャンプ飯 『塩麹の鳥鍋』

アルストキャンプ飯 『塩麹の鳥鍋』

12月に入ってぐっと寒くなりましたが、この週末はよく晴れて風もなく、昼間の日差しが暖かくて過ごしやすくなりました。

今回は、届いたギアを試しがてら野営地でデイキャンプ、戦闘飯盒二型で鍋と炊飯の同時料理です。

バーナーとクッカーバーナーはいつものトランギアのアルスト、コンロは今週届いたGaobabuマルチパネル風防4P+マルチクロス五徳、クッカーは戦闘飯盒二型です。

まとめて一回の料理でご飯と

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おすすめキャンプグッズ10選

おすすめキャンプグッズ10選

キャンプを始めて3年弱。いつの間にかアウトドアブランド「we know enough<」を運営するまでに至り、どっぷりとキャンプに浸かっている男がどんなキャンプグッズを使っているか、気にならないだろうか?
それに加え、なんとくこだわりの強そうな建築家キャンパー。どんなキャンプグッズを使っているか、気にならないわけがない。
というわけで、特に周りからはリクエストがあったわけではないが、勝手に僕のおす

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自然は如何に導くか

自然は如何に導くか

3年前にFacebookに書いていたものを、過去の今日書いていた記事として発見した。ハロルド・ギャティ「自然は導く」を読んだ感想。3年前のものに追記して紹介。

GPSはもちろん、六分儀や地図やコンパスに頼らずに、かつての人たちはどのようなナビゲーションを行なって旅をしてきたか。

単純な話だが、五感をフル活用して、周囲の状況を観察し、理論があれば、それを持たない人からすればまるで第六感の超能力で

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北海道のみなさんに災害料理をご紹介できました

北海道のみなさんに災害料理をご紹介できました

昨日、北海道の「ガールスカウトの合同オンライン集会」に講師として参加させて頂きました。オンラインとはなんて便利なのでしょう!

5歳の子供がいたら、泊りがけの出張はお引き受けできませんし、オンラインなら、感染症の心配もありません。資料をお見せするのに、プロジェクターなどの道具や部屋の準備も必要ないので、セミナー開催のハードルがとても下がったことは、コロナ禍の数少ないメリットのうちの1つです。

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