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#デザイン
「センス」という呪いの言葉と、その育て方の話。
この言葉が苦手。嫌い。
そもそも、誰でもこんな事は言われたくないだろう。
でも、同時にこの言葉も好きではなかったりする。
純粋にお褒めいただく言葉としては嬉しいのだけど、少々モヤっとすること多々あり。
今日はこの「センスがない」という話を起点に、僕なりの「センス」の考え方について書いていこうと思う。
まず「センスがない」は存在しないまず「センスがない」というは本来存在しない。
正しくは「セ
エモーショナルUIデザイン
はじめに2013年にスタートアップに参加したことをきっかけに、今までいくつかのデジタルプロダクトのUIデザインに携わってきました。2020年にTakramに参加してからは、さらに多様な事業のプロダクトに関わらせていただいています。この約10年間のあいだに世の中のUIデザインのノウハウは確立されてきており、既存のコンポーネントなどを組み合わせれば、きれいなUIが誰でも簡単に作れる時代になりました。そ
もっとみるイメージスケールを活用した感性マッピング
イメージスケールは日本カラーデザイン研究所が開発した感性マッピングツールです。
色に対して感じる印象や連想するイメージは人によって異なりますが、統計的な共通項目も多く認められます。そのらイメージの共通感覚を心理学的な研究蓄積で明らかにしたものが、イメージスケールです。
基本のイメージスケールは、イメージの判断基準であるWARM-COOL、SOFT-HARDの座標軸上に単色、形容詞、形容動詞を表
ユーザが消費者から生産者になるとき持続的なWell-beingが生まれる
今月のDIGITAL Xでのコラムは、『偏愛』が感性価値の高いプロダクト/サービスを生むということで、書かせて頂きました。
今週のNoteはこのコラムの補足的な記事を書いてみたいと思います。コラムの中では、偏愛からプロダクト/サービスの開発のプロセスとして、
(1)偏愛マップの作成
(2)偏愛マップの共有・対話
(3)偏愛情報の拡張
というのを紹介しました。この中で、一番難しいのは、(3)の
今宵、センシティブの扉を開いてみよう。
こんにちは、デザイナーの遠藤です。今日は少し趣向を変えて、私の好きなテーマについて書いてみようと思います。それは「センシティブ(=繊細さ)を紐解く」ということです。※若干ポエム要素あります。
世の中にセンシティブなことはいっぱいある「日本人はセンシティブだ」「あの問題はセンシティブだ」などとよく聞くことがあるかもしれません。いずれも、その時の意味合いはネガティブな印象をうけるような内容で語られて