人間の数多ある能力の中でも「感性(sense)」ほど曖昧模糊としたものも他にはなかろう。
ワクワク系エバンジェリストの小阪裕司は、感性を「知識や体験の集積に基づく価値判断の尺度」…
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#コラム
私が考える日本的感性とは
私は自分が日本人であるということ、また、日本人の感性をもって制作することを大切にしています。
私が考える「日本的な感性」とは、一言で言うと
「常に緊張感のある調和」
です。
それは非常に洗練された文化だと思います。
融和でも迎合でもなく、もちろん戦いでもありません。その本来の日本人の絶妙なバランス感覚は大変高度なものだと私は思っています。
日本文化の特質はいわゆる「花鳥風月」の「形式」
「賢い」人ほど騙されるのはなぜなのかーーこれからの時代に必要な「知的謙虚さ」
知的な人ほど騙されやすいらしい。
水商売を渡り歩いている友人が、「高学歴な人たちは、お勉強はできるのに、どうして世の中の簡単なことがわかんないんだろ」と言うのです。
彼女は高卒ですが、ホステスにコロッと騙されてしまう人たちを見てきてるんだそう。
実は高学歴、「知的」で「賢い」人ほど陥りがちな罠があるらしい。
BBC Futureの元シニア・ジャーナリストのデビッド・ロブソンは、「優れた知性は
センスを育むために必要なもの
『 "読む"ができる人は必ず "書く"もできる』
これは私の中で確信していることのひとつです。
そしてこの考え方の根底にあるのは、センスはインプットとアウトプットの総量によって育まれるということ。
たくさん読んできた人は、自分の中に独特のリズムと美意識を形成しているので、いきなり書かせてもリズム感のある文章を作ることができます。
そして漢字とひらがなのバランスや語尾のバリエーションなど、何