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「感性(センス)」がビジネスの『未来』をつくる

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人間の数多ある能力の中でも「感性(sense)」ほど曖昧模糊としたものも他にはなかろう。 ワクワク系エバンジェリストの小阪裕司は、感性を「知識や体験の集積に基づく価値判断の尺度」… もっと読む
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2018年10月の記事一覧

藤田陽一監督に聞いた「楽しさ」と「おもしろさ」の違い。

藤田陽一監督に聞いた「楽しさ」と「おもしろさ」の違い。

先日、アニメ「おそ松さん」でおなじみの藤田陽一監督が不動前トリオで毎月第1、第3水曜日にやっているパーティー「水曜からブットンデル」に来てくれて超久々にお話ししたんですが、おそ松さん一期と二期の跳ね方の違いから、ある事を学んだ、という話をされて、深く感銘というか衝撃を受けた。

「楽しい」と「面白い」の違いの話だ。

要は面白さだけをひたすら追求しても大衆は付いて来ない、楽しさを前面に出せば大衆は

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美意識の底上げがクリエーターの生命線

美意識の底上げがクリエーターの生命線

ここ最近ずっと気になっているのが「美意識」と「価値観」です。

今日のnoteは苦言というか老いの繰り言に近い感じで、常々思っているけどあえて口には出してこなかった事です。でもあえて書きます。

冷や水を浴びせるような内容なので出すべきか悩んだのですが、載せておきます。

フリーランスはもちろんなのだけれどデザイナーに憧れて毎日何かをアップしたりというのを見ていて、そもそも論でベースがないのにがむ

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華僑心理学No.8 真似ることに対する中国流の価値観とは?

華僑心理学No.8 真似ることに対する中国流の価値観とは?

こんにちは、こうみくです!

先日は、名創優品(通称メイソウ)がテンセント社から10億元(170億円)出資を受けたことで話題になりました。

メイソウは、「無印良品、ダイソー、ユニクロを足して3で割った中国ブランドの雑貨屋さん」と言われており、偽ダイソーと揶揄されたりもしました。

東南アジアや中国をメインに展開する、自称日本ブランドのメイソウを見て、「メイソウと言えば、中国人がつくった安かれ悪か

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これから “売る人”に必要な能力

これから “売る人”に必要な能力

以前、VERY読書会で参加者の和子さんが感想としてこんなnoteを書いてくれました。

和子さんは現在、販売員の人材育成をされているということでその視点からの感想になるほどと考えさせられました。

読書会の中でVERYは取材力も凄いよねって話になったけど、現場で私たちは毎日、何人も何人も取材(接客)している。
だから、その接客を一回の振り返りだけに使わず、データとしても大切に収集して感性、感覚を磨

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未来を見てすすむ人、過去を見てすすむ人

未来を見てすすむ人、過去を見てすすむ人

最近、人には未来を見ながらすすむ人と、過去を見ながらすすむ人がいるのではないかと思っている。

未来を見ながらすすむ人は、自分の将来やこれから起こることを楽しみにしたり、目標をきめたり、ああなりたいと憧れをもったりして、それを原動力に前に進むことができる。

過去を見ながらすすむ人は、自分の今までしてきたことを積み上げて、そこから材料をあつめてこれからすることを決めて前に進むことができる。

「夢

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なぜ 「会いに行けるサッカー選手」 はダメなのか? エンタメの副作用と錯覚

なぜ 「会いに行けるサッカー選手」 はダメなのか? エンタメの副作用と錯覚

「会いに行けるアイドル」として、秋元康プロデュースによる「AKB48」がエンターテイメントの一時代を築き、多くの社会現象を巻き起こした。

では「会いに行けるサッカー選手」というコンセプトはどうだろうか?

かつて「雲の上の存在」であったアイドルをファンに近づけることで成功を収めたAKB48のように、サッカー選手、及びスポーツ選手を「遠い存在」ではなく、「ファンと近い存在(身近な存在)」にしていく

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凡人は"天才"の夢を見る

凡人は"天才"の夢を見る

ここ最近NewsPicksの記事をテーマにnoteを書くことが多くて「回し者かな?」という感じがあるけれども、よく考えたら中の人なのである意味堂々とした回し者である。

まあいいや、それはさておき。

私がNewsPicksに所属しているとか川谷絵音大好きだという立場を差し引いても、この絵音さんへのインタビューはとてもよかった。彼のことをあまりよく思っていない人ほど読んでほしいと思う。

なぜなら

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