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遊び場と匣の向こう側:ビデオゲームと少年少女たち

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「ゲームとは、芸術の一形態であり、プレーヤーと呼ばれる参加者が目標達成を目指して、ゲームトークンを介して資源管理のため意志決定するものである」(グレッグ・コスティキャン)  「… もっと読む
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2018年12月の記事一覧

ガチャ偏重のマネタイズモデルは終焉するのか

ガチャ偏重のマネタイズモデルは終焉するのか

前回『ロマンシングサガ リ・ユニバース』が良いアプリと投稿したばかりですが、リリース後早々のクリスマス衣装登場に辟易でございます…。
個人的にロマサガIPをそういう横方向な魅力で捉えてなかったんですよね。

それはさておき、タイトルの通り、今回はマネタイズモデルについて触れていくわけですが、まずは興味深い記事がありましたので紹介します(古い記事で今更感ありますが)。

『フォートナイト』をプレイし

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プロローグ:ゲーミフィケーションって何?

プロローグ:ゲーミフィケーションって何?

集客できない理由たくさんの商品やサービスがあふれる時代。

たとえ「強み」があったとしても、それだけではお客さまはあなたを選んではくれません。

たくさんの情報があふれる時代。

ありきたりの「売り方」をしていても、お客さまは興味を持ってくれません。

では、どうしたらお客さまが「集まる」ようになるのでしょうか?

もちろん、その答えは「恐怖や不安をあおる」ことではありません。

多くの売上アップ

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おすすめ“ゲーム系”ノートをご紹介

おすすめ“ゲーム系”ノートをご紹介

noteでは様々なテーマの投稿が毎日集まっています。今回は「ゲーム」noteを紹介します!

ゲーム音楽について熱く分析し語られた記事や、プレステ4、ニンテンドースイッチなどのソフト、eSportsについてなど、ゲームにまつわるnoteが集まっています。

■ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドのサントラを買う人が知らないゼルダBGMの裏側 / じーくどらむすさん

状況によって動的に変化する“イン

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【保存版】「スマホゲーム業界マーケティングカオスマップ」を公開しました

【保存版】「スマホゲーム業界マーケティングカオスマップ」を公開しました

2020/07/08 最新版更新
「スマホゲーム業界マーケティングカオスマップⅡ」をリリースしました。
https://www.motto.id/jp-mobilegame-marketingmap

モバイルマーケティングスタジオ「ONNE」は、スマホゲーム業界のマーケティングにおける240個サービス、ソリューションを、ゲームのライフサイクルに合わせる形で63種のカテゴリに分類、整理し「スマホゲ

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note、今までのゲーム関連まとめ2018

note、今までのゲーム関連まとめ2018

ノンジャンル人生です。
公式さんより以前執筆したnoteが紹介されていました。大変ありがとうございます。ちょうどよいタイミングなので、これまで書いてきたものの中から厳選して、ゲーム関連の記事をまとめておこうと思います。

1.オクトパストラベラーの「HD-2D」の何が革新的なのかを語らせてくれ。自身が今まで書いたものの中で最も読まれたnote。タイトル通り、Nintendo SwitchのRPG「

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引用ルールの周知徹底について

引用ルールの周知徹底について

ちょっと気になるnoteが目に入りまして、僕なりに思うところがあるので載せておきます。

僕は今ちょっと時間ないので事実関係をきちんと読み込めておらず、検証はできていません。が、note運営側の対応含めて文章のクリエーターに対してはナイーブな問題なので、これを機会に著作権や引用ルールやマナーなんかは一度勉強会を開くなどを運営側もしてもいいのでは?と思ったんです。

磯木さんの出版物の盗用問題の時も

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“公平さ”をデザインすると、人は仲良くなれる #note酒場

“公平さ”をデザインすると、人は仲良くなれる #note酒場

12/8はnote酒場でした。ぼくは昼の部で、ボードゲームコーナーを提供していました。

そこではだいたい『トポロメモリー』を遊んでもらいました。すごくもりあがってました。

自分で言うのもなんですが、結構良いチョイスでした。それはたぶんトポロメモリーが、公平なゲームだからです。

トポロメモリーは、「トポロジー的に同じ図形のペアのカードを見つけて早く取る」ゲームです。

これを分解すると、下記の

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あなたを応援したくなる5つの要因とは? 進化心理学で考察

あなたを応援したくなる5つの要因とは? 進化心理学で考察

近頃「応援」とそれに類する言葉が非常に注目されている。評価、信頼、サポートなどキリがない。

esportsやスポーツ、アーティスト、クリエイター、アイドルといった個が立つ業界だけでなく、会社員であっても応援される時代となってきた。

応援されたい理由、応援されることのメリットはいくらでも思いつく。応援の経済圏で生きていけるなら、それはとても素敵なことだろう。だが、応援するにはきっかけや動機が必要

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曲が分身する? スマブラSPのメニュー曲が飽きないその理由とは

曲が分身する? スマブラSPのメニュー曲が飽きないその理由とは

こんにちは、クレスウェアの奥野賢太郎です。先日『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』が発売されましたね。今回はそのゲームタイトルから、BGMとして特に印象に残った1曲を紹介します。夏に書いた前回の記事からずいぶん間が空いてしまいましたが、これは紹介せねばならないという機運に恵まれました。

『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』というのは任天堂が発売するアクションゲームタイトルで、

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なぜ無給のプロゲーマーがこんなにも多いのか?

なぜ無給のプロゲーマーがこんなにも多いのか?

eスポーツコーチングプラットフォームGamerCoach代表のsanma3です。こちらのサイトでは現役プロからOverwatchをはじめとしたゲームタイトルのコーチングを受けられます!

先日プロチームに疑問を呈するエントリを読みました。

このエントリは要約すると

•プロとアマの線引きって何?無給なのにプロ名乗らせていいの?

•募集要項に給与の記載がないチームがプロ名乗っていいの?

という

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現代のゲームはプレイヤーに「上手さ」より「想像力」を求める

現代のゲームはプレイヤーに「上手さ」より「想像力」を求める

ゲームが遊ばれるようになり40年以上、ゲームはゲーマーに「上手さ」を要求し続けた。

正確なコマンド入力、鋭い反射神経、マップやパズルを覚える記憶力。

特にアーケード時代は「上手さ」こそがゲーマーという人種の絶対的なステータスだった。ゲームが上手いヤツがゲームをより長く、深く楽しめる。それが当然という時代だった。

だが今はどうだろう。据置機がメインとなって、老若男女問わずゲームを遊ぶようになり

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