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『未来』は子どもたちのためにある

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ボクとしては、熱いまなざしを持ってみてくれる子どもたちを信じたい。 未来は子どもたちのためにあると思います。  ――石ノ森章太郎
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2021年2月の記事一覧

「自習」を大切にする理由

「自習」を大切にする理由

BOX OUT では、「自習」をとても大切にしています。

「自習」とは、自習室での勉強でも、家庭学習でも、子供が自分で勉強に対する目的意識を持ち、自ら何を学習するべきか考えて実行する、というプロセスの全てを指します。
勿論、本来どうあるべきであるのかを示したり、相談に乗ったり、モチベーションを強めたり、目的への道筋を一緒に考えたりはしますが、基本的には子供の主体性を尊重しています。
BOX OU

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「キラキラした気持ち」で学びたい生徒

「キラキラした気持ち」で学びたい生徒

掃除の一場面「なんで授業はキラキラした気持ちで受けられないんだろ」

掃除の時間、生徒から漏れた一言。

我々の学校では、縦割りの掃除班での清掃活動があるが、

その後半にいつも輪読を行っている。

日替わりで、担当の生徒が1コラム読んでまとめてきたものを共有する、といった流れだ。

ちなみに現在読んでいるのは『WOMEN EMPOWERMENT 100――世界の女性をエンパワーする100の方法

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「日本型教育」は失敗なのか?令和の日本型教育に向けた成果と課題の整理(中教審答申を読む)

「日本型教育」は失敗なのか?令和の日本型教育に向けた成果と課題の整理(中教審答申を読む)

はじめに<本稿の結論>
中教審答申が示す「令和の日本型教育」を3つのポイントで整理した。
① 日本型教育の強みと課題の整理。
② 「個別最適な学び」と「協働的な学び」の両立。
③ ICTの活用は必要不可欠。

以前の記事では、中教審答申を特別支援に注目して勉強してみた。

そこで本稿では第1部の「総論」に注目し、「令和の日本型教育」とは何かについて,勉強した内容をまとめてみた。

改めて本文と概要

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#5「うっせぇわ」から考える子ども達の時代背景

#5「うっせぇわ」から考える子ども達の時代背景

今回は、Adoのうっせぇわって
子どもにとってどうなの!?と
思っている方に向けて
書きたいと思います。

また、今回の内容は
【#3子どもの権利条約について】にも
通じるものがあります。
その入門編として
気軽に読んで頂ければと思います😀

うっせぇわを知らない方はこちらから👇

なかなかのインパクトですよね?(笑)
ウワッて😨なるのは普通の感情だと
思います。

ただ、これが子ども達に人

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「指示ではなく、まずは、話を聴く👂〜指示待ち型の子どもにしないための秘訣〜」お父さんコーチの気づき💡

「指示ではなく、まずは、話を聴く👂〜指示待ち型の子どもにしないための秘訣〜」お父さんコーチの気づき💡

おはようございます。

国際コーチング連盟アソシエイト認定コーチ、笑顔の言語化コーチ🤗🗣Be a Smileの山田真伸です。

〜〜〜

子どもの話を聞いてるとき、

「それって、こうじゃない?」

「確認したの?」

「楽しかったってこと?」

「お父さんは、こう思うな。」

って、最後まで聴かずに、もしくは、途中で話を切ってしまうことってあるよね。

〜〜〜

さらに、

「これしてみたら

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息子が言ってほしかったのは、「こわくないよ」じゃなくて「こわいよね」だった

息子が言ってほしかったのは、「こわくないよ」じゃなくて「こわいよね」だった

ある朝、息子の仕上げ磨きをしていたら、下の前歯がグラグラするのに気付いた。

あ、ああ!こ、これは!息子の「生まれてはじめて生えた歯」さん!
1歳になる前にようやく顔を出して、しばらくの間たった1本だけ息子の口の中でのびのびと過ごしていたこのちいさな白い歯さんが!いよいよ!その役目を終えて!抜ける!抜ける!いざ抜けんとほっす!!

パイオニアの旅立ちを前に、感慨が深い。

これまで、保育園の先輩た

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ヘルプマークと娘。

ヘルプマークと娘。

うちの3歳の末娘は、普段の酸素飽和度が大体75から80%程度しかない。

このパンデミックの渦中でちょっと有名になった『酸素飽和度』という言葉。これは人の体の中の血液中に酸素がどの程度含まれているのかを占めす数値で、きちんと体内で循環が成立し、肺が機能している健康な人間であれば大体96~100%のこの数値が、うちの末娘は著しく低い。普通の健康な人間がこの数値を叩き出している場合、ドクターから言わせ

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諸外国と日本のプログラミング教育を比較する

【諸外国のプログラミング教育について】
2020年4月より日本でも遂にプログラミング教育が必修化されました。しかしながら、文科省のガイドラインがまだ明確に定められていない、地域ごとのICT環境の整備状況に格差があること、また、コロナ禍で学業の遅れが生じてしまっていることはすでに公開したnoteにてお話した通りです。

そこで、すでにプログラミング教育を実行している諸外国のプログラミング教育事情を調

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母になって、苦手なもの。

母になって、苦手なもの。

母という肩書きがふえて6年。

苦手なもののひとつが、「〇〇しないと子どもがかわいそう、はずかしい。(だから〇〇させたほうがいい)」というアドバイスみたいなやつだ。

この手のweb記事はいわゆるWELQ事件である程度は検索でひっかかりにくくなってきたけれど、それでもいまだにある。

はじめての子育て、とくに0〜3歳の時期はわからないことづくしで子の発達にあわせて新しい課題がうまれ、検索して情報を

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保護者や子どもは学校のお客様ではない。

保護者や子どもは学校のお客様ではない。

為末大さんのnote。教育において、とてもとても大切なことが書かれていると思いました。

学校や部活、塾や習い事。
なんにせよ自分や子どもが属そうとする集団をどう言った基準で選ぶのか。
それが、明瞭に書かれていました。

記事の中では、いくつかのトピックスが書かれています。

▷ 保護者や子どもはお客様ではない。集団から何かをもらおうと思っている人は
質の良い集団から選ばれにくい

※伸びる集団と

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やんちゃ男子がピアノを習ってて良かったこと

やんちゃ男子がピアノを習ってて良かったこと

 小1の冬からピアノを習い初めて、約2年が経つムスコくん。
 朝10分のみの練習時間をチマチマと積み重ね、マイペースに続けています。

 どれくらいマイペースかというと・・・。
 小学校の同じクラスに、同じお教室に通っている女の子が2人いるのですが、彼女たちとはおそらく教本2冊分くらいの差がついている、というくらい。

 それでも、「ピアノを習っていて良かったな」と思った出来事があったので、書いて

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