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家庭や職場で知っておきたい、男女のしくみと「性」の科学

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「男」と「女」は、人間としては平等だ。しかし、生物学における「オス」と「メス」は同質ではなく、両者の間には埋めがたい溝がある。 その本質を踏まえずして、どちらか一方の価値観や言い… もっと読む
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記事一覧

ヤレない人がやるべき3つのこと/私たち夫婦の具体的なヤリ方

ヤレない人がやるべき3つのこと/私たち夫婦の具体的なヤリ方

今回の記事では、「パートナーのことを愛してはいるけど、ヤリたくない…性欲が湧かない…エロいことがキモく感じる…性行為がしんどい…、だけど(相手のため、あるいは自分の気持ち的に)レスにはなりたくない」という状態にある人が、それでもヤリ続けるためにはどんな対策を打つべきかというお話をしていきます。大丈夫です、有効な策は見つかっています!

また、これは同時に、ヤレないパートナーを持ちながらもヤリ続けた

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「恥ずかしさ」について、ブータン土産から考えてみた

「恥ずかしさ」について、ブータン土産から考えてみた

数か月前、コロナの影響で、ブータンで仕事をしていた友人が帰ってきた。

我が友、よくぞご無事で!!!

かなり忙しく帰国したはずの我が友。そんな最中、ブータンからお土産を持ってきてくれました。

帰国しただけでも嬉ちいのに、お土産を買ってきてくれた友人の優しさに心が震えます。

わたしの趣味を熟知しているであろう我が友は、いったいなにをブータンから持って帰ってきたのでしょうか。

ブータンのお土産

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【Kindle出版】Feeling good ever! ~お相手はポルノ依存症~を出版しました

【Kindle出版】Feeling good ever! ~お相手はポルノ依存症~を出版しました

私、詢川華子はKindleにて「Feeling good ever! ~お相手はポルノ依存症~」を出版したことをお知らせします。

性を通じて自分を知るということを表現した、新しい自分探しコメディ。

私自身、執筆期間4年を費やした集大成です。

Amazon電子書籍版▼

書籍版▼

自分を信じたらスンゴイことになった!アイドルになりたい! アーティストになる! 野球選手になる!

「〇〇になり

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不妊治療保険適用とライフデザインのこと

不妊治療保険適用とライフデザインのこと

2022年4月1日より、不妊治療が保険適用となりました。治療費が高額であることで、治療に踏み切れなかったという方々には朗報ではないでしょうか。
また、治療中の方にとっては仕事との両立が課題の一つでもありますが、企業によっては、介護や育児と同じように治療中の方の休暇や時短勤務の制度導入も進んでおり、今後も環境整備が進むことが期待されます。
参考:厚生労働省HP「不妊治療が保険適用されます」

このよ

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10歳からのカラダ・性・ココロのいろいろブック

10歳からのカラダ・性・ココロのいろいろブック

☆新刊のお知らせ☆

『10歳からのカラダ・性・ココロのいろいろブック』(ほるぷ出版)

昨年末に出ました『変わるカラダのいろいろ編』に続き、『性とココロのいろいろ編』が2月に出ました!

様々な子どもたちにむけて

カラダってこんなふうに変わっていくよ
性ってこんなことだよ
悩んでもいいんだよ
困ったらこんなことをしてみるのはどうだろう?

と、すべてのページに心からのメッセ―ジと願いをこめまし

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Gスポット刺激するためのコツ

Gスポット刺激するためのコツ

Gスポットの心理学VOL.10 最終回

前回、前々回とGスポットを刺激する方法を解説しましたが、今回はちょっとしたコツについて話していきます。

パートナーが手で刺激する場合パートナーが手を使って女性のGスポットを刺激する場合には、カムヒザーと呼ばれる手の形をつくります。

カムヒザーは、中指と薬指の第二関節を曲げる一般的なGスポットの刺激方法です。

ほとんどのやり方は手淫・マスターベーション

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生理のことについて考える

生理のことについて考える

ぼくは男なので女性の生理について、その辛さなどを身体で感じることはできません。
しかし、話を聞き、その辛さや面倒な部分、痛みを想像し、苦労を推し量ることはできると考えています。

▼そんなこと?って何だ?ついこの間・・・ある日の午後、
打合せ後に入った喫茶店で煙草を吸っておりました。
喫茶店の喫煙室は今は電子タバコが主流なのでしょうか…紙巻きタバコが吸えないところが多くなりました。

ぼくの隣の席

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父親が娘に嫌われる生理学的理由。

父親が娘に嫌われる生理学的理由。

ドリルです。

僕には 5歳のひまりというマンモスかわいい娘がいます。
娘は 大変 僕になついてくれています。

何故かと言うと娘が欲しいという物は 即断アンド即決で買ってあげるからです。

そんな良好な親子関係の中 先日 ひまりがトコトコとこっちに寄ってきて 何か伝えたそうにしてたので 僕は 幼いプリンセスに仕える執事の様に片膝をつき娘の言葉に耳を傾けました。

娘は 耳元でこう囁きました。

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愛と敬意を込めて〜話し合わないセックス〜

愛と敬意を込めて〜話し合わないセックス〜

今朝粗暴な言動をしていたところ
親愛なる多摩湖さんに、「言葉に愛と敬意を」と諭されたので、冷静にここ数日考えていたことをまとめました。読んでくださると嬉しいです。

大元のツイートはこちら。

https://twitter.com/mashu_o0/status/1301061637852418048?s=21

まず、カップル間のセックスのお話だという前提を明記しておきます。

ではスタート。

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はて、妊婦体験、どうしたら進化させられるのか?

重りのジャケットをつけた議員さんの妊婦体験が直近話題になっていました。

これまでも<どこかの知事が妊婦ジャケット体験~>などと見かけるたびに「取り組み自体は素晴らしいのに、、、なんとかならんものか~」と感じていました。

妊婦の大変さや困難を実感するのが目的だとすると、手段があっていないのではないかと感じ、もやもやしてしまうのだ。
なんなら間違ったメッセージを強めることにもつながるのではないか?

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小児科で男性医師に「お母さんは女性だからわからない」と言われた話

小児科で男性医師に「お母さんは女性だからわからない」と言われた話

息子が生まれたばかりの頃、「男の子の育児」という本は、「女の子の育児」という本よりよく売れるという話を聞いた。

なぜなら、母親はみんな女性だから。

自分は「女」だから「男」の考えることがわからない、育て方がわからないと思う母親たちに「男の子の育児」と題した本が売れる、というのがそのからくりなのだとか。

そのときは、そんなものかな?と思った。
男の子だからわからないとか、女の子だからわかるとか

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息子の「赤ちゃんはどこからくるの?」に答えた

息子の「赤ちゃんはどこからくるの?」に答えた

小学生のとき、たまたまテレビでやっていた不倫ドラマを見て、母に聞いた。

「このお姉さんは、どうして結婚していないのに赤ちゃんができたの?」

母は言った。

「男の人と女の人は結婚せんでもな、愛し合うと赤ちゃんできるときあるんや」

大人になって考えてみると、ずいぶんうまい言い回しをしたなと、自分の母親ながら感心する。「お茶濁し名人」と呼んで差し支えない。

だけど、大人になったからこそわかる。

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アスリートが抱える生理とジェンダーの悩み。サッカー選手の下山田志帆さんと産婦人科医の高尾美穂さんが語ったこと

アスリートが抱える生理とジェンダーの悩み。サッカー選手の下山田志帆さんと産婦人科医の高尾美穂さんが語ったこと

「大学まではナプキン一筋で選択肢がなかった」と語るサッカー選手の下山田さん。後にタンポンやピルを知って試したことで、アスリートとしての競技生活は「すごく楽になった」と話します。

下山田さんが、産婦人科医でスポーツドクターの高尾美穂先生と対談。アスリートが抱える様々な生理の悩みや、ピルの理解を深めながら、身体やジェンダーについてオープンに話せるようになるにはどうすればいいか、語り合いました。

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我が家のささやかな性教育

月に一度、私はポンコツになる。そう生理だ。

貧血に加えて刺すような頭痛、たまに内臓を絞るような腹痛、起き上がれなくなるほどの全身倦怠感。そして生理開始前日、私のメンタルは荒れに荒れる。せまりくる限界。

リビングに子を置いて、私は寝室へ駆け込む。駆け込んで枕に顔を埋めて、ウワーッと泣く。(いまのところ怒鳴って子を泣かせたことはない。すごくがんばってるから誰かほめて……。)

心配した子どもたちが

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