元・メンヘラ製造機（笑）

おととい、NHKで「メンヘラ」についての番組をやっていたのですが
【ねほぱほ】『メンヘラ製造機』って何！？【ねほりんぱほりん×NHK1.5ch】

実はメンヘラという言葉はそのとき初めて聞き、予備知識なしで見ていました。番組では、ある女性が付き合う男の人すべてを依存体質にしてしまうという体験談を話していました。
これを見て、気づいてしまいました。

私もだー（笑）

そして番組は、彼女がいわゆる「メンヘラ製造機」になってしまった経緯についても掘り下げていきます。
そしてまた気づきました。

私もだー（笑）

その経緯とは、幼少期に父が女の人をつくり、母が苦労していた。母は父のことをすごく嫌っていた。彼女はとてもさみしい思いをしていた。その心の穴を埋めるために、男性を自分に依存させるように仕向けていた。それがとても心地よかった。という内容です。

そこですごいのが、彼女はそれに気づき、母に打ち明けたのです。
「私は幼いころ、とてもさみしい思いをしていた」と。
当然、母が慰めてくれるのを期待して。

しかし、答えは全く逆で
「私もお父さんには、嫌な思いをさせられたんだよ！」
と、彼女の期待を裏切るものでした。

でもこれで彼女は、母もひとりの人間なんだと踏ん切りがつき、「メンヘラ製造機」はやめたそうです。

あー、これも一緒だー（笑）

私もかつて、母に言われました。
「あんたたちを育てるのに、どれだけ大変だったか」ってね。
でもこれで、本当の意味で自分を癒せるのは自分だけなんだと思うようになりました。

そして、親が子育てでイヤな思いをしたり苦労していたことを理解することと、自分のトラウマを癒すことは切り離して考えるようにしています。
ここに関連性をもたすと、いつまでたっても憎しみが消えないからです。

親は親で苦労してたんだなあ。
私は私で、自分の好きなことをしていこう。
というふうに。

こんなふうに、人間って心の穴を埋めるために、何かに依存するのです。それがお酒やギャンブルや薬たったり、異性や子どもだったり。もし、必要以上に子どもに一生懸命になっていたり、心配や不安になってるなら、なぜそうなのか、自分の心の内を見つめてみてもイイかもしれませんね(^^)

【プロフィール】
速読講師 船戸かず美
🔸1973年生まれ さいたま市在住 石川県出身
🔸不登校の子を持つ二児の母
🔸教員経験あり（金沢大学教育学部卒）
🔸オリジナルの速読方法で子どもを教育し、子どもの学力向上や家庭教育を教えています
🔸不登校をきっかけに家庭教育というものに向き合い、そこで生まれたノウハウを皆さんにお伝えしています！
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