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レノファ山口FCの経営体制強化について

さる12月15日、株式会社レノファ山口は、経営体制強化を目的とした、渡部博文さんの代表取締役社長就任を発表しました。おおまかな内容は記者会見で発表し、その模様はYouTubeのレノファ山口チャンネルで配信しておりますので、ぜひご覧ください。

この体制強化により何を実現するかということが重要ですが、やはり異例の就任ということになるようで、メディアでも取り上げられ、ある記事はYahoo!トピックスにも取り上げられたようです。(会議やミーティングが続き確認が遅れたため、もしスクリーンショットをお持ちの方は記念にお譲りください。)

中国新聞は、主に広島県や山口県東部でよく読まれている地域新聞です。写真では左の新社長の明るい笑顔に比較して、右のおじさんが辛く苦しい顔をしていて、まるで不祥事の責任をとって辞任するかのようですね。決してそんな事実はありません。少なくとも私はそう聞いていません。これからも頑張ります。

クラブのニュースリリースにあるように、「プロサッカー選手経験者の視点や人脈を取り入れること、多岐にわたる代表業務を適切に分担することで、あらゆる施策の実施効果を最大化すること」は事実です。レノファ山口FCはJリーグに加入してからすでに8年が経過しましたが、なぜかこれまでプロ時代のOB選手がただの一人も、チームやフロント、アカデミーにさえ残っていません。

私は、サッカークラブは元サッカー選手だけで運営するのは心許ないかもしれないが、構成人員の多くは元サッカー選手がいいのではないかと考えています。考えるようになりました。選手本人が望めばではありますが、元サッカー選手のセカンドキャリアにサッカークラブが含まれないなんて、仕組みとしてあんまりだし、山口という地域のサッカー環境も全く進化しません。

なお、私が継続して実行委員を担当するのは、渡部さんがせっかく社長に就任したのだから、まずはしっかり山口のファン、サポーター、スポンサーをはじめとする地域の方々と触れ合う、会話する時間をできるだけ確保していきたいからです。ゲーム運営やJリーグ対応などの移動や作業にかかる時間がとにかく多く、その負担を軽減するためです。(この項目をわざわざ書いているのは、関係者の心配や質問に回答する手間を省くためでもあります。)

報道の中に「異例」という表現がありますが、実はこれ、渡部さん本人がニュースリリースの中で発信したコメントから取られています。たしかによくある話ではありませんから、多少恐縮して発言したのかもしれません。ニュースリリース文を最終確認する際にとくに指摘しなかったのは、本人のその気持ちを尊重し、大きな責任と緊張をもって就任しているのに、まさか驕っていたり勘違いしているかのように誤解されないためでした。

渡部さんが人物としてまったく問題がないことは、ファン、サポーター、スポンサーのみなさんが一番よく知っているので、関係のない方がいろいろ思いつきで口にすることはあっても、レノファ山口FCに関わる方が特段何か障壁になることはないと安心しています。一方、これでレノファ山口FCが本当に強くなっていくのか、2023シーズンの結果は向上するのか、等々につながってこそはじめて強化したと言えるので、まだまだ気を抜かずに改革改善に取り組んでいきたいと考えています。

みなさん、新体制を暖かく応援してください。

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