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074 お風呂で充電

最近、なんだか体がおもたくて暗い気持ちになってしまいます。
基本的に健康体で歩くの大好きな私でも、駅まで歩くのがおっくうになったり、電車でも普段は立っている方が好きなのに、足がへろへろで座ってしまいます。

うーん、やはり睡眠不足はよくないのかなぁ、なんて思っていたのですが、ふと上司と話していた時に
「やっぱり、湯船に浸かった夜の翌日と、そうでない夜の翌日だと、疲れの取れ具合がちがうんだよね」
ということをおっしゃっていました。
私はお風呂が大好きなのですが、それは娯楽として入るお風呂がすきなのであって、入浴が義務だと感じた瞬間に入るのが面倒になってしまいます。
たとえば、休日の夕方にお気に入りの入浴剤を入れて気になっていた文庫本をお供に入るお風呂は大好きで二時間ほども入ってしまいます。

しかし、平日仕事で残業をたっぷりしてしまったあとは、入った方が良いのだろうけれど、どうしても睡眠を優先したくなってしまいます。結局十分くらいのシャワーで済ましてしまいます。

最近は残業つづきだったこともあって、シャワーばかりの日々でした。
そこで、休日の前日お風呂をごほうびタイムにすることにしました。

仕事のあとにごほうびがあると思うと、なんだかやる気がぐんと出て、ばりばりと業務をこなせます。早く帰ることができれば、ごほうびタイムも伸びることになるので、タイムマネジメントが今までで一番良くできた気がします。

ノー残業で家に帰りました。
お風呂のお湯をためている間に、入浴剤やパジャマ、お供の本を選びます。
なんだか楽しい準備です。
残業をしていないとはいえ、仕事はしていますので、へとへとのはずなのに心踊ります。

お湯がわいて、入りました。
久しぶりに入った湯船はあたたかくて、じんわりとしみこむような感覚でした。
ゼラニウムの良い香りに包まれて、こり固まっていた筋肉がじょじょにゆるんでいく感じ。やっぱりお湯につかるって大切なんだなぁと思いました。

忙しさにかまけてたまっていた本(仕事上読まなければいけない本)も最初の一文を読み始めたら止まらなくてすいすいと読みました。

汗をじわりとかいたので、いつもよりも念入りに体を洗います。
お風呂上がり、いつもとおなじせっけん、シャンプーを使ったのに、とてもすっきりしていました。

翌朝も足が軽くて、嬉しい気持ちに。
お風呂で読んだ本のことを思いながら駅まで歩きました。

今回も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。


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きょうのイラスト

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