見出し画像

20歳の頃の私と今の成人の方へ

世間は三連休、明日は成人の日。約15年前私は成人し、成人式に出席した。今でも覚えている。だいぶ突っ走っていた時期で若気の至り全開の私は肩より長い長髪にロングスカートを履いて出席。全身黒ずくめでコジキだと馬鹿にされ消したい過去である。成人を迎える皆様おめでとうございます。

今日はそんな成人世代に向けて何か書いていこうと思っているがノープラン。そして読者もいないので自己完結型の記事になりそうだ。笑

思い返してみれば20歳の頃というのは気持ちが先行していて感情で動いていたなぁと自分を振り返る。私はその頃一度行っていた服飾の専門を辞め、その頃は都内まで通っていたが都内で一人暮らしを始め、また別の服飾の専門学校に入り直した時期だっただろうか。

最初に行った学校ではファッションビジネスを学んでいたが学んでいるうちにもっと知りたくなり、面白くてのめり込んでせっかくなら洋服を作れるようになりたいと考えが変わり、学校を変えることを選んだ。自分は特にお裁縫が好きとか器用だとかそんな事はなくやりたいから頑張るという道を選択した。言ってしまえば苦手な事を頑張ってやってみようという感じだ。ただやる気だけで飛び込んだ。

よく通っていたお店のデザイナーさんに仕事先も紹介して頂き同時に生地の卸の会社でも働き始める。そんな頃が20歳頃。

なんだかスーツを着て満員電車に乗って働く事は絶対に嫌で好きな事を仕事にしたいという気持ちだけで自分の選択を繰り返していた。多分その頃はやりたい事が決まっている人と何をしようか考え中の人と二つに分かれる時期ではあるが大学に行っていればまだ大学生な訳だ。

自分はやりたい事があってそれに突き進むのみであったけれど横をみれば羨ましい世界はたくさんあって、その時にしか出来ない事というのを私は出来ずに通り過ぎてきた。もし大学に行っていればバイトをして貯めたお金で海外旅行に行ったり国内旅行に行ったり出来たかもしれない。仕事を始めると中々そんな機会に恵まれないし年に何度かしかチャンスがない。

しかしやりたい事があると周りからはやりたい事があっていいね。ともてはやされる。それを言われた事で何にも嬉しくはなかったけれどどっちもどっちでいい事悪い事はあるだろう。結論その時にしか出来ない事は存分に味わった方がいいし、自分の足で稼いだ知識や情報はその後に絶対生かされるのでいろんな所に行って、いろんな物に触れる事で定まってくる事もあるかもしれない。

好きな事だけで食っていくにはそれなりのやる気と知識も必要だし面倒臭いと思うような自分が興味ない事も積極的に勉強しないといけない事もある。

若い頃はなんだか早く独立したら格好良い風潮みたいなのもあるけれど急いだり焦る事はない。もちろんすぐ世に出したいサービスが思いついたのなら直ぐにでも立ち上げるべきだけれどしっかり準備をして計画を練って始めるのも悪い事じゃない。世の中に出ると学ぶ事も多いし結局今まで学校で学んだ事って仕事で活かされるのはほんの一部だろうし皆やりながら学んでいく事が多いと思う。

自分が何がやりたいかなんて決まっていなくて良いと思うし、もしかしたら50歳になった時にそれに出会うかもしれない。そんなやりたい事が見つかった時にそれをやれるような大人になりたいなって私は考える。誰かがこうだからこうだ。とか、あの人にこう言われたからとか関係なく自分に素直に生きる事が一番ストレスなく自分の人生が楽しめるんじゃないかなぁと思っていてそんな生き方をしていれば何かあっても自分の責任だし自分でどうにかするしかない。結婚するとそんな好き勝手はやりにくいけどその時その時に自分が楽しいと思う道と辛いけどその先が明るい道を選択出来ればきっと人生は明るい。

失敗を恐れる事は多いけど失敗はしている人の方が成長しているし失敗してこそ身になる事ばかりである。失敗したことにめげずに教訓を生かし次に生かせばいいだけ。たくさん失敗しながら人として出来上がっていく物だ。

せっかくなら自分の人生、楽しい事が多い方が良い。その為にはどうすればいいのか、自分の価値観で考えてその通りに楽しむのが一番である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?